DQOzはそういうことだから

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毒男と姑獲鳥のようです

 

('A`) < げっだん!

 

毒男でおまんがな

久々の鬼太郎。今回からは何やら新シリーズ、というか名無し絡みのストーリーがいよいよ佳境を迎えるようです。

 

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今回のゲストは姑獲鳥(ウブメ)。鬼太郎だと赤ちゃんを攫う不気味な怪鳥ですが、怖い話では下半身血だらけで赤ん坊を抱いた亡霊の如き姿が一般的です。

此方は産女と書いたりもします。その辺のイメージがゴチャついてる妖怪の有名例ですね。京極夏彦から知った方も多いのではないでしょうか。狂骨、魍魎辺りと並んで京極チルドレンと呼ばれています。私に。

 

 

シリーズ序盤で封印解いちゃう要員として活躍していた迷惑youtuberチャラトミが登場。

流行りのメッセージアプリを使った動画配信で妖怪を取り上げ人気を博します。失敗経験を娯楽に昇華するエンターテイナーの鑑。説明でサラッと出て来る「誰でも妖怪が見えるようになるアプリ」が気になって仕方ないんですが

 

そして或る意味主役、まなのストーカーこと名無しおじさんも登場。相変わらず初心者のトラップくらい聴き取りが難しいDOPEな台詞を綴ります。「オメガメガ〜」はもうスタッフの悪ふざけやろ

 

姑獲鳥自体は睫毛みたいなのが生えてて、声も仕草も超可愛いし「姑獲鳥ちゃん…」って感じでした。同時進行の諸々が兇悪だったのもあって癒し要素として機能しまくってましたね。子攫い稼業に興じてた所を叩かれ一度は改心したのに、赤ちゃんを車内放置して重症負わせたボケナス不倫女に濡れ衣着せられるわ、その所為で妖怪を敵視する人間達にやたらあっさり捕まえられてボコられかけるわ、すげぇ損な役回り。不憫かわいいよ姑獲鳥ちゃん

 

一時はネット発信のブームを巻き起こした妖怪も(前もこんな事有ったよね小豆トリオで)心無い人間の浅はかな行動で産まれた「結局交われないんだ」的な空気に呑まれ急激に下火に。美人秘書を従えて、これ以上無い程に黒幕臭をプンプンさせる(顔出しせずにパソコンから指令を送ったり)件のメッセージアプリの経営者「ジョン・童」による操作が有ったにせよ6期はやっぱりロクな世界じゃないですね。掌ドリルしてる連中は全員3年A組を履修しろ

 

そんな状況に忸怩たる思いを抱いていたのが猫娘。人との向き合い方を改めて考え始めた鬼太郎を慮り続け、同時に原作時代から人間と非常に近い距離で生活して来た自身の境遇に付き纏う責任感が伸し掛かって来ます。何時もは支え合っているまなからの助言も撥ね付け、あら〜^キャンセルした上で真相を探る為に動き始める姉さん。嫌な予感しかしねぇ

 

チャラトミに馬乗りになって(そこ代われ)聞き出した情報を頼りにジョン・童の元へ向かい、如何にも悪の本社っぽい其処で待っていたのは突然出現した謎の敵からの奇襲。キレキレの戦闘の後切り裂いた相手はなんと

 

 

 

「新しい勤め先で秘書として働いていた」まなのお母さん。

 

 

 

 

予測可能回避不可能な最悪のパターンですね。

 

何故か駆け付けてしまった(ビル群を飛び越えて移動していた猫娘に大して遅れを取っていない驚異の俊足)まなは現場を目撃、血の海に倒れる母親を前にパニック状態に陥ります。狼狽する猫娘が弁解をと接近して来た所に先々週のエピソードで麻桶毛を粉砕した名無し印のチャクラが発動。マスパに貫かれた猫姉さんが斃れた所で衝撃の幕引き。

何がヤバいって、前回の記事でも考察しましたが、まなの能力は本来退治された後も此岸に残る筈の妖怪の根源を成す妖気?魂?みたいなのを消滅させているので、西洋妖怪編で狼男の手にかかった耳長達と同様に、猫娘も今話で退場となる可能性が有ります。普通は死なないお化けが「死ぬ」描写が為されたと考えられる訳ですね。

準レギュラーって言うか、ぶっちゃけ6期で一番話題性と人気を持ってるキャラクターだけにかなり思い切ったなぁと。そして流れが早い早い。お母さんかーいからの流れるように猫娘貫通ボム。アレかな。ちびっこ視聴者はもういいのかな。

 

普段通りの1話完結エピソードと見せかけて急転直下でかなりショッキングな展開がブチ込まれて多くの視聴者は度肝を抜かれた事でしょうが、こう考えてみると「普段通りの1話完結エピソード」が如何にとっ散らかしてるかって事ですよ。妖怪が社会に露出する機会も、(妖怪を生き物と考えた場合の)根本的な違いが人間との溝を産む事件も幾らでも転がってた訳で、それが全部ウヤムヤになってるとはとてと思えないんですけどね。

さら小僧回のオチなんかアレ、テレビ番組で殺人シーンが流れたんだとしたら、今回平然と岸涯小僧と遊んでた子供ヤバ過ぎでしょ。世論に流されるにしても限度が有らぁ。姑獲鳥ちゃんに罪なすりつけたゴミクズ不倫女は万死に値しますが飽くまで赤ちゃんは「重症」ですから。いやこれまでどんだけ死人出てんだよって。

 

とまぁ、色んな意味で不穏要素盛り盛りですが消費者としては今後の展開を見守るだけなんでね。来週を待ちたいなと

 

 

あとジョン・童の事声質だけでぬらりひょんだと断定して観てたんですけど普通に思いっきり名無しでしたね。裏ボスポジションとは言わないまでもどっかで出演して欲しいです。折角2年目決まったんだし

 

 

では

 

 

 

('A`) < ああん

 

 

毒男と麻桶毛のようです

 

('A`) < ばーっにんだーぅん

 

毒男ですねん。

今週も鬼太郎の話をね。ホラーにアクション、ゲスいねずみ男に可愛い猫娘と、鬼太郎的にはとても美味しい回だったと思います。

 

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敵は麻桶毛(まゆげ)。人から生気を奪って人形にしてしまう「毛」の妖怪です。イラストはざっくり呪いの人形。髪が伸びまくり。

一応原作エピソードも有りつつ、テイストとしてはほぼアニオリ回と言っても良い出来でした。そもそも麻桶毛自体「麻桶の毛」っていう神様?妖怪?の伝承から水木御大が創作したと思われる存在なんですよね。

 

さて、日本の伝統文化を何タラとかいうペラい理由で雛人形を買いに来たまなの学校の先生に、人形のチュー月(爆笑)のセールスマンとしてねずみ男接触する所から話は始まります。

うっかり解放してしまった麻桶毛に捕食されかけ、命乞いをした結果「私を七段の雛人形として売れ」とやたら具体的な指示を受けていたねずみ男。被害者と見せかけてそもそも封印も金目の物欲しさで神社荒らしして解いてるし、麻桶毛を売った金でのうのうと牛肉弁当食ってるし、相変わらずクズです。

 

「雛祭りが近いから」という理由だけで廊下へ張り出すように設置された雛段を受け入れるイかれた生徒達、久々の登場になったショタ眼鏡ユウタくん、事件の解決に乗り出した鬼太郎(おい)、真相が発覚しブチギレた猫姉さんに囮として校舎へ蹴り込まれたねずみ男(只管に羨ましい)が次々と三人官女や五人囃子にされて行きます。突如視界に現れたり、首が回ったり抜けたり空飛んだり、当然髪も伸ばし放題と、人形ホラーらしい演出が随所に見られて素晴らしかったです。三月三日にコレをやる辺り制作陣の性格の悪さが滲み出てますね。

注目しておきたいのは「五人囃子になれるのは元服前の男子のみ」という説明がされていた事。その為、姉さんの憂さ晴らしでエサにされたねずみ男は子供の変装をさせられていました。逆に言えばその前に捕まっていた空気主人公はもう完全にショタなんですよね。元服って要は成人なんで。合法じゃなかった可能性が出て来ました。まぁ幽霊族の成長度合いは異常みたいな話もどっかで見たんで、その辺はアバウトなんでしょう。因みに一瞬で変装、もとい仮装がバレたねずみ男も「まぁ良い」つってあっさり人形にされてたんで敵側もかなりいい加減。

 

それにしてもキレた猫姉さんはマジで至高ですね。正直美少女然としてる時より良いかも知れない。ニャニャっと猫に命令を飛ばす猫姉さん。引きずって来たねずみ男を尋問する猫姉さん。襲いかかる麻桶毛に躊躇無くねずみ男人形を蹴り飛ばしぶつける猫姉さん。いやぁ、堪らん。ねずみ男になりたい。

 

そして今回最大にしてほぼ唯一の残念ポイント。

 

まなが覚醒しました。

セクハラクソ名無し野郎が身体に残して来た刻印が、まなのピンチに何かしらの術式を発動。お内裏様とお雛様で対になっていた麻桶毛の内、女雛を(多分)魂ごと消し去る世にも恐ろしい技を繰り出します。

 

えっ

て感じですね

 

通常妖怪が退治されて姿を維持出来なくなった場合は紫色の火の玉みたいな魂がその場に取り残されてたんですが、まなちゃんのマスパは最初に引きずり出された魂が光の中で四散し、その後身体が粉々になっているように見えます。「妖怪学校の先生はじめました!」の安倍先生がキレると出すヤツとか、「夏目友人帳」の夏目パンチとか、ノリとしてはそういう系統なんでしょうけどやってる事は魔王の即死魔法くらいエグい。然も復活不可。

男雛は申し訳程度に活躍しに来た鬼太郎に、髪の毛を躱す軽快なアクションの末仕留められたので魂は残留してる筈で、実質男やもめになってしまった訳です。鬼太郎を超える実績。まな許すまじ

其処んとこ本人もよく分かっていないようで、勿論納得出来る解説も無し。次回予告にはセクハラクソ野郎が顔出してたのでそろそろ動きは有りそうですが、妖怪を殺すの本当に辞めて頂きたいですね。人間はまぁ諦めつくんですが、妖怪だけはどうしてもね。勿体ない

 

作画的には何話かに一度来る横顔とかギャグ顔の描き方が丸っこくて可愛い回でした。麻桶毛も声も結構キャピキャピだったし、顔が豹変するとかもあんまり無かったし、そういう点ではジャリンコ視聴者への配慮をギリギリ一線で守ってたのかも知れません(麻痺)

あと最後、猫姉さん謹製の雛人形の中に花子さんをモデルにした思しき姿が見られましたね。そう、ヨースケくんにストーキングされていた花子さんです。そう言えば学校が舞台なのに出て来なかったな〜再登場して欲しい

 

 

お休みを挟んで、次は姑獲鳥。

では

 

 

 

('A`) < 掘氏 掘氏

 

毒男がM.C.Zの曲を解説するようです 23

 

 

('A`) < 後ろからはなんにも来ない!後ろからはなんにも来ない!後ろからはなんにも来ない!

 

 

毒男です。

M.C.Zが一枚噛ましてもろた曲を上げたので、それに纏わる諸々を書いておこうかなと

 

 

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https://sp.nicovideo.jp/watch/sm34687234?ss_id=523f5895-c8f8-4128-950c-b8a40ad21753&ss_pos=4&cp_in=wt_tg

 

 

「emojirap infinity」

 

サムネは勿論手描き。今回かなり凝った作りの動画になってます。俺が力を入れたって事は即ち「見辛い」という事ですね

 

ネットライム、ネットラップの黎明期から活動されているガチレジェンドにして、押韻において界隈、と言うか全宇宙でトップクラスに秀でている生命体であり、韻の神と言うかもう概念としての「韻」そのものではないかと噂されているSIXさん発信の企画。

当ブログで幾度となく述べてますが冗談でも何でもなく、韻が硬いとか長いとか多いとか、そういうラッパー次元の問題に苦心しているのが馬鹿らしくなるような、一種の「畏怖」を抱かせるレベルの韻を呼吸するように吐く方です。加えてテキスト、口頭での韻文の表現に関する探究心がどうかしてまして

 

絵文字のみでラップのリリックを表現する「emojirap」

 

https://twitter.com/1mc0dj/status/990213402722058241?s=20

 

その派生形、四角の隅に配置された絵文字を順番に沿ってラップし続ける恐怖のクアドラスロン「emojirap square」

 

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm33833682?ss_id=343e70a5-ee10-4066-b2b1-7796b716cb53&ss_pos=2&cp_in=wt_tg

 

そこへ更に魔改造を加え、∞形にループさせた絵文字五つを元にリリックを書く「emojirap infinity」と、バケモノを次々世に解き放っておられます。例え経緯を知っていたとしても、何なら実際に参加している自分でさえ意味がよく分かっていない究極の変態アンセム。正に此の世の無間地獄とでも言うべき様相を呈している訳であります(SASUKEの古舘伊知郎フロー)

然も、前二作のマンツーマン体制から今回は2ch crewより、これまた押韻巧者且つスキルにも定評が有るぺーたさんをお迎えした盤石の布陣。このサプライズにはsquare以降、絵文字に飢えていた全国0万人のemojirap難民もニッコリ

 

変態が変態を引き連れ変態ルールの変態アンセムに取り組む端から端まで変態まみれの変態制作でしたが、タスクやら課題やらでキュウキュウな上に最近めっきり筆が遅くなってしまった俺が何故かこれはすんなりと書けてしまい、リリックが揃うのは異様に早かったと記憶してます。

トラックはSIXさんが用意してくれて、録音が早かったのはぺーたさん。構成でややマゴつき動画にも手間取りましたが、通して見ればかなりスムーズに進んだ方かなと。最近マジでラップ考えるのが全然楽しくなくなって来てたので

 

因みに「どの絵文字を使ってラップするか」ていうのは自分で決めてません。

俺とぺーたさんは、SIXさんから適当に指定された絵文字と順番に忠実に従って作詞してます。企画の根幹となるルールであり、唯一にして最もキツい縛りですが、絵文字から文字のリリックに起こす過程を各々が担う事でハード面ではライムやフロー、小節数(此処がバラバラだったから構成と言うかトラックの尺との折り合いが難航しました)、ソフト面だと言ってる内容に加えて、如何に絵文字の要素を織り込むか、どれだけ使用頻度を上げ∞の回転数を稼げるかは個性とセンスが問われる所ですので、其処で或る程度の自由は担保されています。てか其処に自由を感じるくらい麻痺してた方がemojirapし易いです。後続は参考にして下さい(´∀`)

 

まぁキツいキツい言いつつそもそもが良くも悪くも緩くてスーパーフリーな環境での曲作りなので、規定の絵文字や順番から逸れる「例外」は割と存在します(主に俺がやらかします)。

今回だとSIXさんから発注されてた絵文字リリックは元々

 

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コレだったんです。分かりますかね、真ん中の。

雪なんですよ。🌨。媒体によって表示されるされない有るでしょうが、「雲から雪が降ってる絵文字」なんですね。それを私、勘違い致しまして。「雨の絵文字」だと思い込んだまま44小節書き上げちゃったと

 

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てな経緯で当初の雪(🌨)から雨(🌧)マークに事後編集が成されております。厚労省も真っ青やで

序でに、SIXさんの絵文字リリックは俺が何となくで選んだやつです。

 

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或る意味共作ですね

 

楽曲的な話をすると、他のお二人が俺と比べてダンチに安定してるのでM.C.Zパートは散らかしても大丈夫だろう、という傍迷惑な確信は常に持ってました。

具体的に言うとガヤとか発音の崩し方とか、何処からネタを持って来るか、とかね。あと一人マイクリレーにも繋がる所ですが奇妙な声色。こういう要素ってウケる人にはウケつつ往々にして場の空気を微妙にしがちなんですが、今回は多少変な事しても良いかな〜みたいな、気楽な感じでrecに臨めました。因みにア「ミニ」ズムはガチミスです。死

ただ、くろたまこは元々ちょっとオフビート気味に詰め込むスタイルなのに対して(M.C.Zの中でも出番が少ないんでまだ確立してる訳ではないですが)トラックが超ノリノリで、コレ現時点の俺のスキルで外し過ぎると単に乗れてない人になるなと思ったので、多少補正してます。如何にも意識してコントロール出来る風に語ってますが、出来ません。

 

結果は予想通り、もとい予想以上のドラマティックな展開に。

一番手のつもりで仮音源を録った際テンションが変なゾーンに行っちゃって、元ネタ繋がりから某傑作ニコラップ

 

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm24815513

 

へのリスペクトで自分のverseが終わった後の数小節分ケツに「ゴーストバスターズ!」ってシャウトを入れてたんですが、この遊びがhookだかbridgeだかとして採用されてしまうんですね。ぺーたさんは同じ要領でシャウトする合間に「ゴーストバスターズ」で踏める気の利いたライムを追加。SIXさんに至ってはトラックの構成を引き延ばしてinfinity部分とは関係無く「ゴーストバスターズ」の韻のみでバキバキにかました魂のラップを32小節放り込んでくれました。同時に録音前の段階で既に「長くね?」と懸念されていた本作が6分超えの巨編になる事が決定。一番最初に長さに言及していたのは誰であろうSIXさん。何をやっているんだ

 

折角なので俺も、感想を言い合う流れでぺーたさんが掘り出した「泳ぐ音楽家」という、自家リリック内の意図せず踏めていた(これ書いた時トラック決まってなかったので、頭にはゴーストバスターズのゴの字も有りませんでした)単語で帳尻を合わせて後追い。特に押韻スキルが飛び抜けてる方々と交流してると、この手のラッキーは珍しくないです。

からしたらワガママ聞いて貰えたって感じで、斜め上の提案に対して遥かにぶっちぎった答えを、ほぼノーインターバルで投げ付けて来る辺り流石としか言い様が無かったですね。

 

引くくらい長文ですね。大丈夫ですか、顔色悪いですよ。

動画で使用したサムネはシャウトと同じく元ネタに強烈なインスパイアを受けながら、企画主であるSIXさんの「人外」「怪物」「ヒト社会に紛れ込む宇宙規模の狂気」「認識を超えた恐怖」「触手いっぱい生えてそう」というイメージ(酷い)と、ラップミュージックと言うよりはパニックホラーにジャンル分け出来そうな傑作からの引用。

 

https://t.co/Vcks1fm7Ha?amp=1

 

本編も歌詞の見え方が三者三様に映るよう工夫しました。前作(square)と比べて絵文字をどう使ってるかを示す技術が上がってる気がしています。恐ろしく潰しの効かない技術ですね。

無印の「絵文字で伝わるリリックを書く」コンセプトから「所定の絵文字をどう捻ってリリックに変換するか」の競技へ変遷してるという認識に立って、歌詞は申し訳程度ながらマトモに表示(但しSIXさんのゴーストバスターズ部分は本来のemojirap的な色が強いのでグッと不親切にしてます)。特にくろたまこ君が聴き取り難さの権化みたいなラップしてるしね

 

俺の場合、先ず基本動作(スマホのお絵描きアプリで歌詞入れした静止画を大量生産→PCに送って完成した曲と併せWindowsムービーメーカーに読み込み→一枚ずつ切り替わるタイミングを調整、というクソ能率脳筋人力デジタル紙芝居録画方式)がどう考えても最適解ではない以上、幾ら磨いた所で知れてるっちゃ知れてるんですが、この手法的には一つの到達点、代表作と言っても良い出来でした。正直今の感じで十分満足してます。向上心ゼロです。使い方が分からんのよ、おじいちゃんだから

 

その分埋め合わせじゃないですけど特に今回は、挿入する画像への拘りに無駄な持ち味が発揮されています(当社比)。

アウトロでバーッと流した数字はSIXさんが1日1曲という破滅ペースで曲を発表するイカれた企画「日刊SIX」の、1曲毎に「これが何作目か」を示すカウンターとして添付されていたジャケット画像から、M.C.Zとぺーたさんが関わってるナンバーを拾えるだけ拾って来たものです。コラボ曲だったりTwitterにしか上がってない曲だったりして見つけられなかった欠番ジャケットは、既存ジャケットをコラージュして手作りしてます。

 

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実はそんな日刊SIX、昨日を以て一年間完走を成し遂げると共に堂々最終回を迎えました。

ニコ動への投稿はチンタラしてたら日付を跨いでしまいましたが、「emojirap infinity」は日刊SIX的に一昨日発表された364号になります。SIXさんはこれが最後の日刊レコーディング、という事で先述の気合満々な追いライムに繋がったらしいです。にしてもおかしいですよ

 

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「364」のジャケットも動画を練る時にはまだ入手出来ない状態だった為(普通に頼みゃ貰えたんじゃねぇか)コラってます。infinityが日刊に収録されるのは予め知らされてたんで、それを踏まえて364から客演陣の関連曲でカウントダウン、ラスト1日は最後の審判に備えよって意味を込めて「00001」を刻みました

 

 

 

 

 

ってドヤる予定が、途中で何故か数字を数えられなくなったみたいで「225」→「136」→「197」という矛盾演出にさっき気が付きました。詰め甘っ

 

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ネットに曲を上げ続ける事、実に365日。活動場所はサウンドクラウドの無料アカウントを二つ使い潰した後、hearthisとかいうSIXさん以外に日本語圏のユーザーが居るのかも怪しいドのつくアングラサイトへ移行。途中、体調不良等で幾度か中断の危機を迎えたもののSIXさん作詞のリリックを他のラッパーが曲に仕上げる代読や代理投稿で記録を繋ぎ、粛々と更新されて行く量と質の暴力に、我々はただ呆然と蹂躙されるのみでした。

 

邪神の押韻、異形のアイディア、それを現実にしてしまう地力。何よりも、才能と鍛錬だけでは説明が付かない「狂気」に裏打ちされた荒業の足跡。誰の追随も許さず、全てを置き去りにする前人未踏の単独行。

 

サブカルチャーは何や彼やでサブのまま居た方が美味しいんやで派の私ですが、正直ここ一年で誰よりもネットでラップしてたのはSIXさんだし、本人が望んでたかは兎も角「ネットラップ」してたのもSIXさんだし、日刊SIXはもっともっと多くのリスナーに広がって、顕彰されて然るべき稀代の金字塔だと思います。此処までやる人は、もう後にも先にも出ないでしょう。

記念品となる365作目は、そんな名残惜しさすら嘲笑うかのような鮮やかな幕引きと、日刊SIXを聴いて来たファンだけが受け取れるメッセージが奇跡の共存を果たしていました。

 

 

https://t.co/s3sXdlglXp?amp=1

 

 

ドンピシャで好みな長編映画のエンドロールを見送る時のような、応援していた漫画の単行本最終巻末で作者コメントに目を通す時のような、当たりだった推理小説の読了感が洒落た後書きで増幅された時のような、静かな興奮。ああ、ヤバかった…いや俺、無茶苦茶好きだわコレ…どうして今まで知らなかったんだろう、こんなに面白いのにって一人で悦に浸るあの感じ。どの感じだ

「初心者」がコレを聴いただけでは何のこっちゃ解らないでしょう。謎の感動を積み重ねた末の、納得の感動でした。RAP14000は勘弁して下さい。

 

破天荒を地で行く圧倒的傍若無人企画でしたが、M.C.Zは幸運にも「emojirap」シリーズを始め、1ツイートの文字数に収まるよう歌詞を書く「#RAP140」シリーズ、初産にしてあわや流産しかけたクラシック「Rapgloss remix」、三題噺の系譜と言えなくもない真の謎曲こと「内緒噺」、そして初めての代読になった「韻韻」と、様々な形で参加の機会に恵まれました。

ぶっちゃけると僕はニコラッパーとしてコラボ曲を動画化する事で、多少なりとも、微かでも「日刊SIXは知らないけどニコラップは知ってる」層とSIXさんの異常性を共有出来たんじゃないかと期待込みで自負してます。でも残念ながら恐らくリスナーの多くは「この人韻ヤバw」で済ませてしまっている。

それはイチローに「野球ウマw」つってるようなもんで、いや確かにそうなんだけど、是非とも其処から踏み込んで、日刊SIXが孕む狂気に想いを馳せる猛者が現れて欲しいと言うか、そういう素敵な世界にならないかなぁ、って思ってしまいます。

 

もう此処まで読んでる人居ないだろうから書いとくと、本当に凄い曲を履修してないのはリスナーの落ち度ですよ。たとえ告知が弱くても嗅ぎつける連中は嗅ぎつけるんです。そうやって発展して来たんですから(かく言う私も溢れる情報にあっぷあっぷしながら何とか性癖にフィットする音楽を探している状況です)。

M.C.Z単品の曲なら先ずこんなに強く出れません。誰かのプレイリストに残ってくれたら御の字だなとは思ってますが、それは過疎タグで細々シコってる貧弱動画投稿者の過ぎた願いというものでしょう。でもSIXさんが積んで来た山には決して無視出来ない価値が有ります。個人のイチ道楽として、ネットラップの汚泥に埋もれていくのは余りに勿体ない。マジで。とんでもないので。今勢いだけで打ってますけども

 

 

さぁ、名作を知るのに遅過ぎるという事は有りません。端からそのつもりで検索かけなきゃ100%出逢えないであろう「SIX」に触れるなら、今。

という訳でアーカイブは本人様のTwitterからどうぞ(いっぱい誘導リンクを貼るブロガーの鑑)

 

↓↓↓↓↓

https://twitter.com/1mc0dj

 

本人様が効果的な韻の踏み方について延々と考察しているのをパンダが腐す心温まるブログはこちら

 

↓↓↓↓↓

https://t.co/3aCtWzV22Z?amp=1

 

なんと1作目から100作目までは纏めてフリーダウンロード可能なので通勤通学のお供に。スピードラーニングばりに脳がSIXedされて耳に入って来た文章の全踏みライムでしか会話が出来なくなる事請け合いです。

自分より格上のライマーを知りたい方、毛穴から触手を出し入れする能力が欲しい方、主食が絶望の方、一時間に一回鳥肌を立てないと死ぬ方、実話系の怖話を書きたい方、「苗床」というワードに魅力を感じる方、コズミックホラーの深淵に興味が有る方にオススメ

 

↓↓↓↓↓

https://t.co/q8iAvqnX9u?amp=1

 

 

調子こいてアレコレ宣ってみましたが、作りかけの曲が溜まりまくってる(然も全部自分が止めてる)中でポッと出のタスクな上に優先度底辺だったemojirapがやたらハイペースで完成まで漕ぎ着けて、日刊SIXの大トリ前に加えて貰えたっていうのも、不思議な縁というか、引力だなぁと。色んな意味で感慨深い作品になりました。しがないニコラッパーの私に与えられた数少ない社会的栄誉であり誇りです。

 

とまぁ良い話ぽく片付けつつもう一つ個人的な見解を足しておくと

もしかしたら僕、無茶振りされるお題との折衝の中で、絵文字が無いとリリックが書けない身体になってしまったのかも知れません。

 

 

 

 

 

 

若干サイコな〆になってしまいましたね(?)

まぁ要するに、個人的にSIXさんとご一緒する機会はまだまだ有りますんで、好事家諸兄はお楽しみに。どっちかつーと俺の方が頑張らないとなって感じです

 

 

 

 

改めて、お疲れ様でした。

これからも宜しくお付き合い下さいませ

 

 

 

 

では

 

 

 

 

 

('A`) < ツインターボウマ娘化しろ

 

毒男と万年竹のようです

 

('A`) < ういーす

 

毒男やねん。

プリキュア、敵幹部に鬼とか単眼ちゃんが居たのでどうやら日本妖怪をモチーフに持って来てるみたいですね。どろろもやってるしベム新作でしょ、これビッグウェーブ来てるんちゃうん

 

てな訳で順調?に二年目突入したアニメ鬼太郎の話なんですが

良い意味で渋くて面白い回でしたね。登場した妖怪は万年竹。四期以来かな

 

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水木御大の創作とされてますが、相変わらずツボを押さえたネーミングですね。妖怪の名前付けは本当にセンス問われるんですよ。

「竹藪」の不気味さというか風でザワザワザワッてなってる感じ、めちゃくちゃ怖くないですか? 呑み込まれそうと言うか、倒れ込んで来るんじゃないか、的な。そういう恐怖を具現化した妖怪なのかは分かりませんが、何れにせよ植物であろうと古くなった物は人智を超えた怪異を引き起こすようになるのでしょう

 

サスペンス要素豊富な分致命的なネタバレになっちゃうんですが、原作からアニメ化するに当たってのアレンジが非常に巧みでした。

万年竹が住む竹藪を開発するしないのゴタゴタの最中、実は辺り一帯の大地主であり万年竹とも親交の有った男性(行方不明扱い)の死体が埋められている事が発覚し…という血生臭い展開。然もその犯人は消えた父を思い遣って再三綺麗事を抜かしつつ、万年竹と結託して開発に抵抗していた地主の息子だった、という。

ぶっちゃけフリがキツ過ぎたとは言え、元ネタのエピソードとは黒幕ポジションが違ったので予備知識が有る人でも裏切りを楽しめる仕様でしたし、初見の人達は勿論あからさまに銭ゲバ風な笹型の目を持つ奥さんを悪役と観ていた所「これまさか…いや怖い怖い怖い」となれる展開だったんじゃないでしょうか。竹藪を掘り返されたくない(=死体を暴かれたくない)立場を頑なに守っていた本当の目的に気づかされた瞬間は震え上っちゃいましたね。

 

人間と妖怪の友情が描かれる反面、妖怪をも使いこなして利権を獲得しようと目論む醜い心がずーっと付き纏っていたという、如何にも6期ィィィなお話でした。万年竹、素晴らしいキャラでしたね。本体は只管でかい竹って感じでしたが、立居振舞と台詞で十分妖怪の妙を感じさせてくれました。

鬼太郎も珍しく妖気アンテナをフル活用しての捜査、お得意の妖力を逆に吸い取るパターンで一発逆転を見せる戦闘、真実の解明から事件のケリをつけるまで、全編通してマトモに活躍。結末も何故か竹藪(万年竹の勢力範囲)から抜けきってない所で火サスの崖シーンばりにベラベラ自白してしまった犯人が怒りのまま引きずり込まれるという「らしい」終わり方。何で其処でゲロっちゃうかな

 

あと今期ガチクズっぷりが光りまくってるねずみ男サンが居た、と言うか実質ねずみ男からの依頼だったので(手紙の文字が輪入道回でまなのフリして出したヘルプと同じ汚いひらがなだった)また犯人を唆かすとか一枚噛んでるんじゃないかとハラハラしましたが、実際どうだったのかは置いといて特にそういう描写は無かったですね。万年竹に魂を吸われ物理的に竹を生やされてしまった竹人間達(笑い声はタケケケケ)に襲われて可愛い事になってました。可愛い要員でした。

 

次週は麻桶毛。まゆげと読みましょう。

これまた激渋チョイスですね。初アニメ化ではないでしょうか。ホラー演出と新版エピソードに定評のある6期ニキに髪が伸びると雛人形とかいう最恐アイテムが加わるとどうなってしまうのか、今から不安もとい楽しみです。

 

余談ですが、シリーズ序盤にちょこちょこ出てた迷惑ウーチューバー(要はYouTuber)にTwitterで言及してたヒカキンがゆるゲゲのCMに出演してるの、考え様に寄っては全然ゆるくないですよね。そのツイート公式も反応してたし

 

 

 

 

 

マジで余談

 

 

('A`) < ぶーらー

 

毒男とのっぺらぼうと白粉婆のようです

 

('A`) < ストップ ザ シーズン

 

毒男でっせ。

プリキュア、てっきり「河童型」なんだと思ってたら女王様気質の天狗っぽいのが出てきましたね。河童宇宙人説とか、流れ星の事を天狗(アマツキツネ)と呼んでたとか、その辺のディープなオカルトやら伝承の流れを汲んでるのか、単純に日本妖怪からモチーフを持って来てるのかは謎ですが結構私向けにぶっ飛んでて良い感じです。みんな可愛いし

 

鬼太郎は数話に一回の平和エピソードでした。ちゃんと見たら余裕でエグい事になってましたけどね

メインを張るのはのっぺらぼう。初っ端からゲゲゲ作品での彼最大の得意技、食べた者の顔を奪い取る「魂の天ぷら」を引っ提げ登場しますが今回はええ役です。

 

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のっぺらぼうは「ずんべら」の時に描いちゃってたので追加イラストは仲間と目される事が多いぬっぺっぽう

人間側の主役は特撮オタクながらチャラ男キャラで売り出し中のアイドル北島敦。のっぺらぼうは幼少期、彼に遊んで貰った思い出を大切にしてて、現在でも匿名のメッセージアプリで遣り取りする仲と。羨ましい限り

ただ北島の方は遊んだ事をあやふやにしか覚えてなくて(妖怪と遊んだ記憶ってそんなもんらしい)、飽くまでネットで繋がった相手だと思ってる。のっべらぼんも承知の上で素性を隠して交流してる訳ですね。妖怪が見えるかどうかの境界線って鬼太郎世界ではかなり曖昧なんですが、今話では「子供の頃は見えていた」「大人になったら妖怪を信じなくなり、見えなくなった」「今は心が弱っているから見える」等々かなりヒントが多かったです。ただそういうのとは関係無く鬼太郎(鬼太郎ファミリー)は誰にでも認識可能みたいだし、妖怪側の力が或る程度強かったり条件が整ってたりすれば見える時は見えると。あとLEIN(実質LINE)使えば話は出来ちゃうと。やっぱり曖昧じゃねぇか

 

絶対にバイキングではないお昼の番組ハイキング(実質いいとも)に登場した北島ですが、大好きなヒーロー、ゴーゴーマンが宣伝に現れた事に舞い上がり限界オタク丸出しの姿を茶の間に流してしまいます。

SNSの批判に晒され、どう見ても道を極めてる系の事務所に詰められ、悩む北島は唯一本当の自分で居られる相手、のっぺらぼう(PN:ゴーゴー万次郎)と直接話したいと出会い厨をかまします。相手に自分は見えないかも知れないし、縦しんば見えてもドン引きされる事請け合いだと慌てたゴーゴー万次郎は選りに選って対人スキル皆無、コミュニケーション能力に著しく不安の残る鬼太郎を代行に立てます。

テンション低いわ話は合わないわ、結局身代わりだったとバレた上に姿もガッツリ見られてしまい、危惧していた事態を飛び越して何故か「騙したな!」と逆行する人間にカバンで張り倒されるのっぺらぼう。不憫

 

並行して同じユニットの相方の正体が白粉婆というまた別の妖怪だった!という衝撃の急展開

 

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大分前のやつですがイラスト有りました。まぁ白粉婆描くのは基本ですよね。誰もが通る道と言うか

おしろいで人間に化粧(変化)して酒を買いに来る妖怪、とされてますが今回は何故か野郎のイケメンに化けて文字通りファンの娘を「食って」ました(ほんと6期はすぐ人殺す)。婆→王子様ってもう詐欺のレベルじゃないですね。妖怪のメイク技術恐るべし

アイドルを辞めたがる北島をも葬ろうとする悪行婆ですが、其処に健気にもSOSを受けたゴーゴー万次郎が馳せ参じます。妖怪を受け入れてくれた小さい頃の北島のように、有りの侭の自分で居る事の大切さを説くのっぺらぼう。よく見たら舞台もちょっと採石場風で、何処と無く特撮ヒーローものっぽい熱が漂います(こじつけ)

 

のっぺらぼうが白粉婆に立ち向かう構図って実は4期辺りのリスペクトだったりするんですが、そんなのっぺらぼうの献身に心打たれたのか北島も共に戦おうと岩で殴りかかります。若干長めの語りをキチンと待ってから「小癪な!」と一声入れ空中から武器を取り出し謎の毒を吐きかける悪役の鑑婆。

兎にも角にも友情パワーで必死の抵抗を試みる二人の元に無駄に脚がエロい鬼太郎も出勤し、ラストは駆け付け指鉄砲で全てを終わらせました。主人公なんですけどね、美味しい所持ってく奴っていう印象しか無いですね。最早

 

表現したい事と求められるキャラクターの間で揺れる芸能界(と言うか社会)において「本当の自分」を何処に見出すか、という話でした。彼はヒーローオタクという素の自分を選び成功を収め、尚且つネットや鬼太郎を媒介にした「成り済まし」の関係だったのっぺらぼうとも打ち解けて真の友人関係を取り戻す訳ですよね。仮初のアイドルの姿を追い求め人間を辞めた房野きらら(ずんべら回)、妖怪から拝借したネタで得た名声を捨て切れなかったイサム(さら小僧回)とは或る意味対局の幕引き。着地も非常に優しかったです

 

にしても6期の芸能界マジ終わっとんなって感じですね。闇深すぎ。特殊な環境だから人間のグロい所なんか見せ易いのかも知れないですが、にしても隙有らば芸能界出しとけ!ドーン!みたいな風潮感じません?

あと上述で触れた房野きららの再登場は有りませんでした。やっぱり基本1話完結なんでしょうかね。全く完結してないんですけどね。俺の中では

 

来週は万年竹。個人的に好きな妖怪なので楽しみです

 

 

はい

 

 

 

('A`) < インザ サマー

 

毒男とおどろおどろのようです

 

('A`) < グァバ

 

毒男です。

鬼太郎の話をしに来たんだよ俺はよ。という事で今回の敵、もとい登場妖怪は「おどろおどろ」でした。

 

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イラストはおどろおどろとよく同一視される「おとろし」、序でにおとろしと何かとセットにされる「わいら」です。なんでセットにされるかは俺もよく分かってないです。よく分かんないけどなぁなぁになってる常識って沢山有りますよね。

さて、「鬼太郎」のおどろおどろは例によって作品独自の設定が付与されてまして、それが「元は人間だったけど自分に薬品を投与した結果血を吸わないと生きていけない妖怪に…」というクソ重いもの。今回はその原作に割と準拠した内容でした。不死の細胞を開発したにも関わらず小保方扱いされ、失意の果てに自らの身体を使った人体実験によって吸血妖怪と化した挙句鬼太郎に殺して欲しいと懇願する父親。「私は妖怪おどろおどろになってしまったのです!」と具体的に名前を上げる所が妖怪識字率の高さを伺わせます。

そして何より、その惨状を知りながらも大切な家族を守ろうと必死に行動する、真面目で一本気な娘の美琴ちゃんの葛藤が生々しく繰り広げられます。まなの同級生は闇深過い奴しか居ないのか

 

要は事件発生時点で既にどう足掻いても絶望。正解率0%、鬱エンドまっしぐら、今にも悲しみの向こう側が聴こえて来そうな本当に、本当にありがとうございました案件です。

殺すか殺さないかジリ貧の攻防が続く中、個人的には「まだ吸血事件の犯人と決まった訳ではない」とか妙に匂わせな発言が気になってて、実は『おどろおどろ対吸血鬼』っていうまた別の渋いエピソードも有ったりするので「真犯人は吸血鬼!おどろおどろは実はギリ自我を保ってたので今回はお咎め無し!」みたいな激甘展開をね。親父さんが牛鬼回の話をした時は結構傾いてんじゃないのと、おどろおどろ(寧ろ制作側)にも良心残ってんじゃないのと期待が高まったんですが、6期はほんっと、全然ダメ。実悪です。

 

架橋の裏を這って登場したおどろおどろ(6期は怪獣風ムーブの意外性とクオリティが至高)との最期の戦闘でも躊躇いみたいなものが見えてたと思います。髪の毛で捕縛されても体内電気出さなかったし。然し「どうせ血を吸うなら私から吸って!」とめちゃくちゃ錯乱してる娘に魔手を伸ばす姿に、とうとう指鉄砲を発射。

おどろおどろが鬼太郎にトドメを刺して貰う為に態と娘の血を吸ったんだとしたらまた壮絶な遣り取りですよね。

 

んで何よりラスト。原作も鬼太郎に親を殺された子供が遣る瀬無い怒りをぶつけるシーンで幕を閉じますが

 

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このストーリーで深い哀愁を漂わせながらも何処か牧歌的に纏めるのはやはり御大の構成力と画力の為せる技なのでしょうか

片やアニメの終わり方(父の墓参りに来た鬼太郎に擦れ違いざま目も合わせず「絶対許さない」と告げる、リアルな戦争を描くロボアニメとかでよく見るヤツ)

 

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もう美琴ちゃん鬼太郎に復讐するか、父の後を追うかしないと決着付かんでしょこんなもん。サスペンスよ。彼女はこれから一人で生きてく訳で、特に同級生のまなに対しても絶対良い感情は抱いてない筈です。先ず鬼太郎とどういう関係なのか問い詰めるでしょ。不穏因子も良い所です。一番身近な危険。

で、その辺のケアをするでもなく多分みこっちゃんはコレで退場なんですよね。後味悪いオチっていうかオチきってなくね?的な。その辺で引き揚げちゃうのが上手い所なんでしょうけど

 

原作でも説明少ないくらいなのに、原作よりシリアス増しのアニメ版がそれかよ、と。バッドエンドが嫌いな人間なんでね、思ってしまいました。次週、のっぺらぼう!笑じゃないんだよ、おい

 

ただ次回は次回でちょっと来て欲しい、来たら熱いな!っていうのが一個有って

鬼太郎で「のっぺらぼう」つったら「人魂の天ぷら」なんですけど、コレって今期、あの伝説の「ずんべら霊形手術」回で既に登場してるんですよね。然も割と無意味に。んでのっぺらぼうも芸能界の話と

 

 

 

これ房野きらら再登場フラグじゃね?

 

いや今期の鬼太郎は濃ゆいキャラを惜しげも無く使い捨てまくってるんで、と言うか根拠が薄過ぎるんであんま期待値高くは無いですが、此処に来てのきららちゃん。ワンチャン見れるんじゃないかと少しソワソワしてます。

だからって美琴ちゃんを蔑ろにして良い訳ねぇからな おい 分かってんのか

 

 

 

 

とまぁ今回はこんな感じで

 

 

 

('A`) < アテモヤ

 

毒男がM.C.Zの曲を解説するようです 22

 

('A`) < さかなさかなさかな〜

 

毒男です。

2月入って漸くラップ初め出来たのでご報告をば。

 

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https://sp.nicovideo.jp/watch/sm34582967?ss_id=502860b5-0ce7-4d2a-8c12-bdb4790f38b3&ss_pos=1&cp_in=wt_tg

 

サムネはサン電子(サンソフト)が産んだ名作ファミコンゲーム「ギミック!」からぼたもちです。個人的な体感(周りのオタクの認知度)からすると割とマニアックな方だと思われるので分かった人は自慢して良いですよ。僕に。

 

いつもの感じで騒がしく、ガチャガチャッてやってる内に終わっちゃったみたいなのが出来ました。「crewが作ってる」設定でやらして貰ってる以上、こういうノリばっかりになるのは当たり前っちゃ当たり前ですけどね。言ってる事もやってる事も特に変わらず。変える必要も無いかなと今の所は思ってます。

 

敢えて解説するならmic checkerz(M.C.Z)はどんなもんかって事ですよね。パッと見ボースティンばっかりしてるようで、俺は基本自分をあまり良い風に見てないんで実はかなり自虐っぽくなってます。無駄に尖ってて、友達が居なくて、斜に構えてて、古臭くて、諸々のスキルが足りてなくて、懐古厨で、オワコンに固執してる。

一回でもM.C.Zのアンセムを聴いて貰えれば容易く察せると思うんですが俺は誰かと比較してとかじゃなく、環境も家庭の事情も関係無しに、ナチュラルに音楽に対してスカスカでクソ不真面目です。結局M.C.Zもgdgdなまま来ちゃったんですよね。何故か多重人格スタンスがウケたり単純に韻やらラップの能力を評価して頂いたり有り難い状況に恵まれた経験も有りつつ、矢張りどう考えたって「足りてねぇ」訳です。向上心が無い奴の努力なんてたかが知れてますから。

寧ろそういう色物が中途半端なまま、独り善がりで活動出来るのがニコラップの良い所(と同時に音楽ジャンルとしての致命的な欠点)だと思うんですよね。其処の旨味を今最も味わえてる人間だと自負してます。だから何だ

 

お借りしたのがWWW2018に際して催されたライブ権争奪音源バトル「NET RAP ROYAL(ネトロワ )」で使用されてたトラックだったので、以前WWW2018に向けて作った曲

 

「わわわ.jp」

 

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33203315?ss_id=a65b40b9-a859-4bfd-b3bf-d92b16a307f7&ss_pos=5&cp_in=wt_tg

 

1人目の斎くん以外は此処からメンバーを引っ張って来ました。この4人は結構いろんな方向に特化してて全体としてはバランス良いつもりです。

他書きたい事は大体動画の説明欄とTwitterで書いちゃったのでこんなもんで。好事家の皆様におかれましては今年も宜しくお付き合いの程をお願い申し上げます。

 

 

はい

 

 

('A`) < さかな〜を〜たべ〜ると〜