DQOzはそういうことだから

DQOz非公式サイト

毒男とRAP48のようです

 

('A`) < かぼちゃ〜

 

毒男です。今回は或るとんでもない大型マイクリレーに参加させて頂いたのでその事を。実質「毒男M.C.Zの曲を解説するようです13」ですね

 

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http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33832153?ss_id=4fa88255-8ab3-4cfd-b79e-54b244cbe3e3&ss_pos=1&cp_in=wt_tg

 

かつてニコラップが今より圧倒的にプレイヤー人口もリスナー人口も多く、新規古参ガチ勢エンジョイ勢ゴリゴリのヒップホッパーから歌い手紛いまで入り乱れて凄い勢いでワチャワチャやっていた頃、そんなニコラップの、ある意味象徴のようなマイクリレーが出現しました。

その名も「RAP48」。読んで字の如くニコニコ動画を中心に様々な媒体で活動するラッパー総勢48人がマイクを繋ぐ超大型企画です。雪猫さんというニコラッパーの思いつきツイートが元になって産まれてしまった第一弾。

 

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm13561780?ss_id=a8597105-9d02-4c95-a422-af8df3878ff4&ss_pos=7&cp_in=wt_tg 

 

其処からなんとシリーズ化し第二弾

 

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm19021577?ss_id=a8597105-9d02-4c95-a422-af8df3878ff4&ss_pos=2&cp_in=wt_tg

 

第三弾

 

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm16416217?ss_id=a8597105-9d02-4c95-a422-af8df3878ff4&ss_pos=3&cp_in=wt_tg

 

第四弾が道半ばで企画倒れになってから数年を置いて今回の第「五」弾。毒男率いるDQOz所属のニコラッパーmic checkerz(M.C.Z)は、その第五弾に参加させて頂いた訳なんですが

 

2011年の第一弾を聴いた時俺は勿論ただの純朴て無垢なイチリスナーで、学業の合間に親のPCでニコ動を漁る退廃的な生活を送っていました。単純に曲として凄い、ヤバいっていうのに加えて、ノリでこんな事出来ちゃうんだっていうのが面白すぎて、ずっと笑ってた記憶が有ります。48人て。

あと流れてくるコメントが一々面白かった。あの時はホント勢い有って、色んな意味で面白い人がいっぱい居たんですよね。ニコラップタグに

 

代わる代わるラップで自己主張してく規模感とか、しれっと紛れてる超大物とか、48人居るからこそ映えるネタ全振りのverseとか、圧倒されるだけじゃなくて俺もこういう楽しいニコラップやってみたいなと思わせてくれたし、確実に今のM.C.Zの芸風に繋がってる重大な要素です。

マイクリレーならではのワクワク感とニコラップ臭いネタっぽさが出てれば良いなっていう気持ちが一人マイクリレーの根っこには有ります。それがウケるかどうかはまぁ、それはそれって感じですが

 

今回も、今回だからこそ其処は全面に押し出して行きました。即ち「mic checkerz」での参戦です。「M.C.Zの誰」じゃなくて「M.C.Z」。

8小節内にM.C.Zの色んなメンバーが詰め込まれてるっていうトリッキーを履き違えたみたいなやり口ですね。この手法何回かやってるんですけど必然的に人様との企画で放り込む事が多いので、MIXに関しての意思疎通が上手く行かなかったり、そもそも企画自体流れてしまったり、まぁなかなか自分の理想の通りとはいきませんで(当たり前っちゃ当たり前なんですけど)

今度のヤツは割とその辺の趣向を汲んで貰えた気がして本当に有り難かったです。特に動画は1小節ずつ代わる代わるラップしてる感じが凄く良く出ててグッと来ました。

 

ある程度俺の設定が理解して貰えて、初めてこういうのも可能になってくると思うので、ホント続けてみるもんだなぁと

 

 

中身の話をすると、リリック書いた当時自分の中でキてた曲や古からのニコラップのあれこれ、そして俺が活動していく上でのスタンスも出来るだけ詰め込みました。詰め込みすぎて何が何だか分からなくなってます。自分でも此処の元ネタ何だっけ?ってなる。まぁこの曲に限った話じゃないですが


更に数少ない読者様だけにこっそりネタバレしちゃうと、

「crewのラッパーが一人一小節ずつ踏んでいって最後にcrew名で落とす」っていう方式は伝説のHIPHOPイベント、B-BOY PARK開催に寄せて作られた「we are the wild」ってマイクリレーで俺の大好きな大所帯クルーFUNKY GRAMMAR UNITが16小節という限られた時間の中で全員がラップする為に捻り出した苦肉の策のオマージュです。nucorapさんじゃないですがB-BOY PARK並みのクラシックだろって事で。

 

テーマ的に真面目な人が多いだろうなと思ったのでふざけ倒しました。ネタ枠として機能してたらそれ程幸せな事はないですし、その中から何か伝わるものが有れば身に余る光栄です。本当、この界隈の人間にすら殆ど共感されないでしょうけど、夢だったので。夢の一つが叶っちゃいました。

 

あ、そういや俺ね、お呼びかかったのがかなり後の方だったんですよ。既に殆どメンバーが決まった状態で乗るトラックも(先に参加してた人は三つから選べる所を俺は)決まってて、勝手に勘繰った所では頭数を合わせる為の第二第三候補だったんじゃねぇかなと。勿論その候補で名前が上がるってのが何よりも嬉しく、また有り難い事なんですよ。俺が収まりたいのはその席ですから。収まりたくて収まれるポジションじゃないですし

どの曲もそうですけど、タイミングの問題ですよね。その時その時の。この企画の発足が2016年だったら俺は間に合わなかったし、2018年だったら俺以外の、俺よりカッコいい人に話を持ちかけてたんじゃないかなと。そういう気分で居なきゃマイクリレーのお誘いなんておいそれと受けられないのです。小心者なので

 

ぶっちゃけ今のニコラップでこの動画がどこまで好意的に取られて、どんだけ伸びるかは分からないです。人が居ない。リスナーが居ない。

それでもRAP48が帰って来て、しかも俺が混じってるっていうのが兎に角熱いんですよ。個人的に。あの時出逢って、衝撃を受けて、諦めた音楽に今俺は居るんだなっていう実感がありありと湧いて来て、感慨深かった。第四弾ポシャったのが顕著ですけど、こういうアホみたいな規模の企画を完成まで持ってくのマジとんでもない労力とストレスが溜まるんだろうなーって。乗っかる僕達は好き勝手言うし、いざ世に出たら出たでそれよりもっと好き勝手言う人達が待ち構えてる。

そんな状況でまさかこの夢が叶うとは思ってなかったです。間違いなく走馬灯に食い込んで来るでしょう。RAP48に参加出来るなんて、良い人生でした。死ぬの?

 

いつかやりたいですよね。M.C.Z48

ウチ今30人ちょいしか居ないんですけど、どうしても足りなかったら10ウン人くらい客演お願いしても良いし(それだけで普通にマイクリレーとして成り立ってる)。諸々の許可取れたら今回のトラックも手元に残ってるのでremixみたいなのやっても面白いな、とか。

かかるコストを計算するともうそれだけで疲れて来るんですけど、そもそも20分弱俺のラップしか流れないって新手の拷問でしかないし俺さえ聴きたいとは思わないし、誰得もいいとこなんですよね。まぁどの道M.C.Z全員参加のマイクリレーはやりたいと思ってるので、いずれ何かの形に出来たらとは考えてます。果たして俺はその時までラップやってるかな

 

言いたい内容ダラダラ書いただけで三千文字くらい来ちゃったんですが、まぁ、なんでしょう、惰性でやってる活動なんでね。暫くはこの余韻で元気にやれると思います。でもマイクリレーに出てるだけで満足してたら自称新人としてはアレなんでね

これからもぬるぬる頑張っていきたいです。うん

 

 

 

うん

 

 

 

('A`) < うん