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毒男とさら小僧のようです

 

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毒男です

鬼太郎の前にプリキュアの話するの最早お馴染みになって来たなと思うんですが(俺は毎週やってるからね)、何と大詰めで街の人全員がプリキュアになるという、初の男の子プリキュアから更に一歩踏み込んだド派手な展開が待っていましたね。ウィングマンとか貧乏神が!のクライマックスでも有りましたけど、こういうの盛り上がるし好きです。

ただ「プリキュア」のキモって主人公達が自分の気持ちと向き合ってプリキュアになれるかなれないかみたいな瀬戸際の攻防が一つの見所だと思ってたので(逆にいっぺんプリキュアになると半永久的にオールスターで活躍出来る訳ですが)見方によっては安売りかなと、まぁ僕たちは常々プリキュアになりたいと思って視聴してたので或る意味報われましたよね

 

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はい、鬼太郎の話です。今回登場したのは河童に激似のさら小僧。何故か絵ではにょたってしまうんですけど、何ででしょうね

因みにモデルとしては岸涯小僧という妖怪が挙げられます

 

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鬼太郎ファン的にはすっかり安定の「さら小僧」回。ペタラコペタラコという独特過ぎるフレーズの歌を偶然耳にした売れないミュージシャン(偶にアニメのOPを歌うグループが本人役で登場する事が有るんですが今回は芸人でした。氷川きよしだったら結末も変わってたかもね)が節を丸パクリした曲をヒットさせてしまい、著作権侵害にブチギレさら小僧が復讐に向かうストーリー。初めてこのエピソード読んだ時はたかが歌でとも思いましたが、本人のプライドの問題ですからね。譲れないものが有るんでしょう

大筋としては原作に忠実。鬼太郎は「妖怪の歌を盗んだ人間が悪い」というスタンスで、いよいよヤバい状況になったらさら小僧と一戦交えるんですが基本的には人間側に釘を刺しまくります。特に今期は沢城みゆきボイスなんで、もう堪んないですよね。何でも言う事聞いちゃうよ

 

ただ其処が芸人の背負う哀しさというか、ウケれば良かろうっていうのを貫くしかなくて、そして時に残酷なまでにそれを消費し続けて行く世間からの賞賛が欲しくて、最後の最後、お笑いコンテストの大舞台で家族との繋がりも妖怪との約束も反故にしてしまう。途中ねずみ男が指摘していた浅い名声欲もそうでしょうが、もっと根本の、芸人の泥臭い欲求に呑まれちまったのかイサムってな所で、袖で控えていたさら小僧がツケを回収しに……というエンド。

絶対ハッピーエンドにしないマンこと6期らしい重い幕引きでした。もうぶっちゃけ言うとこのノリ嫌ですね。嫌いとは言い切れませんけど、嫌です。

 

猫娘のおみ足を良い角度で拝めたのがせめてもの救いでした。来週は化け草履という事で、単に道具は大事に使いましょうって話なのか、もう一捻り有るのか、楽しみに待ちましょう

 

 

では

 

 

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