('A`) < るんぱっぱ
毒男でっしゃろ。
プリキュアすっげー良いですよね。ポップでキュートでぶっ飛んでる。心の中の女児が大喜びです。やっぱり皆んな心の何処かに幼女を住まわせてるんですよね。
反対にどんどん悲壮感を増して行く鬼太郎の話をします。朝9時からガンガン流血沙汰。言うて毎回朝からチンポに運動会させてるんでアレ
イラストは昭和頃の妖怪図鑑が産んだスターの文字通り一角、畑怨霊(はたおんりょう)です。
人妖の対立が深まる中で、やられる前にやっちまえ派の筆頭、顔役として登場しました。出自が出自なだけに割と目立つザコ敵の扱いが多かった印象なんですが、今回は既知の間柄らしい鬼太郎と対等に論陣を張り妖怪狩りが行われている現状を突き付け、目玉親父の説得にも静かに耳を貸し、殺気立つ仲間を抑えて忠告を残しつつも一時的に撤退、という強キャラ感ムンムンの美味しい立ち位置。良かった。良かったね畑怨霊
さて、明確な敵としては勿論ド腐れ名無しなんですが、実は拝み屋の血筋であった母親(例のマスパはこの辺の伏線か)を喪った、若しくは喪いかけているまなと猫娘を殺された鬼太郎、同時進行で名無しが操る巨大メディアから「妖怪は危険」と植え付けられ暴徒と化した6期お馴染みの自我ゼロ屑人間共と妖怪達との確執が主に描かれました。
豆腐小僧へパイナップル片手に迫るフルーツヤンキー。
シリアス回に有るまじき濃ゆさのモブですね。スタッフの内部分裂が疑われます。
取り敢えず状況は悪化するばかり、冷静で居られないまなと鬼太郎はすれ違ったまま互いの非を責めるだけで話し合いにならず、遂には憎しみを吸い上げパワーアップを遂げた名無しがまなを媒体にした術式を完成させクソデカ赤ちゃんフォルムへメガ進化。
シンプルにキショい。然も強い。目玉親父が恐らく界隈を震撼させたイケメンフォルム以来の指鉄砲を放ち劣勢の息子を逃がすも圧倒的体格差の掌に押し潰され、何も出来ず絶叫する鬼太郎…という場面で幕。頭から食われたりペタンコにされたり餅にされたりしても余裕だった親父さんがあの程度で死ぬとは正直思えませんけど、なかなかに衝撃的なラストでした。
危篤の母を前に慟哭するまな等、兎に角泣きまくり叫びまくりの回。バッドエンド臭がエグいですね。
そして何より、憎悪に呑まれた結果判断能力が下がり、普段の重役出勤→美味しい所だけ掻っ攫って行く主人公補正ゴリ押しスタイルが仇になったか、肝心な勝負で戦力にならない鬼太郎の「未熟」な面が剥き出しになりましたね。ショタみに止まらず、精神面が徹底して「幼い」鬼太郎。
家族を亡くす恐ろしさを知っている彼なら、もう少しまなを慮った態度を見せてくれても良かったのかな、とは感じつつ、今期の鬼太郎はやたら冷めてて達観してる面と、急にスイッチ入って激昂する面が或る意味不安定な分、沸点の推移をどう描くかって割と大事だと思うんですよね。「鬼太郎の成長ストーリー」として見た場合は特に。
更に個人的な願望を書いとくと、やはり鬼太郎が「救えなかった」キャラクター達に此処ぞのキーパーソンとして再登場して欲しい。と言うか美琴ちゃん(おどろおどろの娘)に背中から刺されて欲しい。1話完結に託けて貯めに貯めた蟠りが爆発して、大っぴらに妖怪vs人間の構図が幅を利かせるディストピアを産んだような気もするんですよね。土壌というか、世界観が。引っくり返すとしたら鬼太郎なんでしょうが、あのザマですし。
とまぁ、素人が足りない頭をシコるだけでも色々勘ぐれちゃう訳でね。何れにせよどう展開して落とし前を付けてくれるのか見ものです。
ただ、ぶっちゃけ6期の傾向的にこのモヤモヤを超えるカタルシスは期待し難いかな…
因みに名無しは「調布から百鬼夜行が湧いて社会に災いを齎す」とかいうリアルだったらムーも苦笑いなトンデモ言説で人々を踊らせましたが、過去「ひゃっきやぎょう」と「ひゃっきやこう」、何方で読むかが極一部の好き者達の中で論争になった事も有りちょっとした話題に登りました。名無しは「ぎょう」読みだったのでとことん俺とは相容れぬ存在です。マジで許さんからな貴様
では
('A`) < ぶらぁ