('A`) < まっしぶ
毒男でごぜーますよ。
遂にブルーキャットがキュアコスモになりましたね。有難う御座います。
鬼太郎の方は豆腐小僧が登場。6期特有のグロくて生々しい芸能界で、自分のアイデンティティや心からやりたい事を模索するアイドルと絡みます。梅雨らしくジメジメした舞台設定に爽やかな青春の風が吹く素敵エピソードでした。
豆腐小僧は江戸の読み物、黄表紙等で見られた「豆腐を持っているだけ」の妖怪です。名は体を表し過ぎ。突飛なキャラクター=妖怪という回路が今よりずっとスムーズに成り立っていた時代だからこそ産まれた存在意義クソ喰らえみたいな子です。イイね。
兎に角「豆腐」に拘り持ってまして、アニメでも「僕の役割は豆腐を持っているだけなのら」とかナマこいて妖怪アパートの掃除をサボるニート小僧。先述の通り電池組というセウトな三人組アイドルユニットの眼鏡担当で、ファンの少なさに悩むニッケルカナちゃんと偶然出会う所から話が始まります。オタクが未だにござる口調なのウケるでござるな
何や彼やで(何で?)カナのマネージャーを務めるジャーマネ小僧。事あるごとにに豆腐に関するボケを挟んでコミュニケーション、ビラ配りや会場の前説に精を出し地道にファンとの交流を深めます。豆腐Pとか呼ばれてそう。更にグッズを考える企画では「豆腐をあーんして貰える権利」がまさかの大ハマりで荒稼ぎ。
ところがコレにいっちょ噛みしていたねずみ男が利益に横着し食うとカビだらけになるカビ豆腐(どうして調理場に持ち込んだのか甚だ理解し難い)を提供してしまいます。
巻き起こるパンデミック。腐海化する街。ちゃんちゃんこでも抑えきれない勢い?のカビに覆われ倒れるアイドルとオタクと鬼太郎と猫娘。
耐性でも付いていたのか汚染を免れ狼狽するカナと罪悪感に苛まれる罪悪小僧でしたが、青黒く成り果てて尚愛を語るカナ推し達の優しい言葉によって「人付き合いが苦手でスクールカースト底辺だった自分でも誰かを楽しませられるようにアイドルを選んだんだ」という初期衝動を思い出し奮起、その姿勢に共感小僧も存在そのものとも言えるお盆を脇に置きカビの塊を掻き分け始めます。
此処から急に原作色が濃くなりまして、唐突にカビが大好物の天井嘗めが登場。建物や道路に蔓延る菌に齧りつきつつ、処理しきれない箇所には薄めた胃液をかけ消化して行きます。胃液をオロロッカするシーンが割と衝撃映像でした。完全に笑かしに来てる。
結局カナの覚悟は活きたのかどうか微妙な方法で決着。天井を舐めるシーンが1秒も見られなかった天井ニキが実は一番アイデンティティを喪失していたのでは…?
因みに漫画だと塗り壁の見せ場も有るんですが、今回はカナの想像世界で豆腐のコスプレしてるだけでした。と〜う〜ふ〜
あと劇中、猫娘がオタクに「キモい…」って呟くシーンが出て来て俺は全身を射精しました。全身を射精しました? 猫娘に「キモい…」って呟かれたら後の人生もう何も望む事無いですよね。あのシーン永遠にループさせたい。それを聴きながら死にたいですね。
では
('A`) < マズルガ