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毒男と九尾の狐のようです

 

('A`) < ばっくとぅだべーしっく

 

毒男でございす。

無事大学始まりました。秋学期も頑張ろう。という訳で鬼太郎の感想をば。

 

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イラストは漠然と酒呑童子

地獄の四将編ラスト、どう纏まるんだろうと思って観てましたが割とバッチリな着地してくれてホッとしました。熱い展開有り、異能バトル有り、助っ人有りとブチ上がる要素てんこ盛りで楽しかったですね。

 

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タイトル「九尾の狐」だったんですが九尾たそは主に戦闘をこなす感じでした。まぁ前回がエロ過ぎもとい活躍し過ぎてたもんね

鬼太郎&石動を圧倒していたヒキから一転、今週の冒頭では更に完璧な形であの世を壊滅させる為に分身達と合流しようとわざわざ地獄へ退却します。回収される各国の秘書。

 

残された二人は相変わらず。会話もそこそこに一反木綿を殺す石動少年。妖怪殲滅とパワーアップに余念がありません。マジでロクな死に方しねぇからな。ただ操れる魂のキャパがオーバー気味なのか力が暴走し血管が浮き出たヴィランの如き風貌に。あっマジでロクな死に方しないやつだ

そして鬼太郎の方も石動との出会いを通じ『「人間と妖怪が仲良く共存出来る世界」という理想論、ある種の夢を信じていたい自分』の存在を確かめる事で精神的な成長を遂げており、取り込まれた鬼太郎ファミリーの助力も有って(敵に吸収された味方が自我保って絶妙なタイミングで内部から抵抗するやつしゅき)タイマンで普通に勝ってしまいます。お前、なら最初から…

 

故郷を焼いた妖に対する復讐心だけでもっていた闘志が、お株を奪う(?)ライダーキックでガッツリ負かされた事で多少吹っ切れたのか、喪った妹(だった気がする)の姿も過ぎりやや軟化した石動くんは狐を追う鬼太郎にすんなり仲間と鵺の魂を渡します。あれ、狢は?化け火は?目一つ坊は?ラ・セーヌは?

 

この時点でメインキャラ達の中では既に戦争起こして云々の計画がだいぶおざなりなんですが、軍はもう引っ込められないレベルまで来ちゃってたらしく例の女性総理が攻撃指示出すか出さないかでかなり詰められている所に

ねずみ男が屁で官邸のセキュリティを突破してカチ込んで来ます。総理と顔見知りで笑う。黒坊主回だったかに大臣のポストを巡って交わした問題発言をネタにユスリをかまし開戦までの時間を稼ぎます。

「もう戦争なんてまっぴらだかんな」という台詞の重みが桁違いですよね。恐らく苦労して来たんでしょう。さらっと「鬼太郎が止める」つってんのが正妻極まれり

 

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他方、鏡爺から情報を得て同じく現場へ向かおうとしていた猫娘とまなの元にアニエスたそ再臨。アデル姉さんも。

地獄へ乗り込むのに黄泉比良坂や霊界バスを使うと勘付かれるってんで、海外の地獄を経由して遠回りする際に助っ人として駆けつけました。こういう時の仲介もこなす鏡爺つええ

まなは猫娘に一緒に行くと言って聞かず、猫娘も鬼太郎が黙って自分の為に危険を冒していた事に腹立ってたので同じ轍は踏むまいとOKした訳ですが、当たり前みたいな顔で死者の国にズカズカ入ってくの冷静に考えて冷静じゃないですよね。因みに外国と日本の地獄が繋がってるって思いついたのもまなです。何者だよ


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鬼童伊吹丸くんも登場。

まなと猫娘の取り計らいで一時的に再釈放され、以前復讐の何や彼やで気にかけていた石動の前に現れます。「どんな感じでした?」的なノリで無神経に話しかけた結果

 

「自分でも出なかった答えを人に振るんじゃねぇ!」

 

とド正論をぶつけられる始末。それでも足掻いて藻搔いて答えを見つけるまで行動し続ける事しか出来ないと激情を吐露し(今更ちゃんとカッコつけても遅いけど)ドン底な運命から立ち上がろうとする鬼道衆の生き残りに力を貸します。

 

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魂の使役とかじゃなく多分ガッツリ憑依。伊吹丸×石動。ヤバ。

 

 

そして金色の体毛に包まれた巨大な妖狐の正体を示した玉藻前とのラストバトル。

魔女姉妹が力の供給源を断ち、イブ石が切り落としても尚動き回る尻尾の相手をしている間に、なんか覚醒した鬼太郎が仲間の魂にも支えられつつ人間ロケットで眉間正面から身体をブチ抜くエグい勝ち方で四将編最後にして最大の敵を屠ります。

 

鬼太郎、キャプテンマーベルかな?ってくらい強かったですね。

石動があんだけ苦しんだ末にチート手にしてどっこいくらいの実力なのに鬼太ちゃんはちょっと精神面整理しただけでバカ強くなるの流石に主人公だなぁと。玉藻様もイイとこまで行ってたんですけど向こうの補正がキツかったですね。

 

で、閻魔もしれっと復活したらしく特別措置で皆蘇生させて貰い、鬼太郎が珍しくファミリーにストレートに「これからも共に頑張ってこう」つって一件落着と。素直じゃないネズミがかわいい。ディープにチューしようとするババアもかわいい。だから狢達わい

あと勝手に責任を背負っていたお仕置きとして泣き猫娘に引っ叩かれてました。まぁ独断で突っ走ったんだからそういう怒りもちゃんと受け止めるまでが仕事ちゅーか、流れですよね。嗚呼、羨ましい

 

石動くんはマジで納得行かん事に特にお咎めも無く、許しを得て現世に止まった伊吹丸の霊と共に「答え」を探す旅へ。うしおととらかな。まぁ人間と妖怪の確執は6期の大テーマですし石動くん自身の問題の解決も先送りというか、一旦寝かせるというか。

事情を聞き鬼道衆の墓参りに来ていたまなと再会した際は「次こそ鬼太郎を倒してやるからな」とか何とか吐いてました。最後まで笑わせてくれるキャラでしたね。このままアニエスポジションに収まるのでしょうか。妖怪への憎悪がぶり返してたらそれはそれでオモロいんですが

 

うろちょろツッコミながら書いといてアレですが、演出も構成もうまーく纏まってて「ほえ〜」ってなれる素晴らしいエピソードでした。

尺足らずの所為で最終回みたいなエンディングになってましたが、次からは遂に漫画版、そして何よりアニメシリーズを通じての宿敵、ラスボス、ライバルである「ぬらりひょん」が顕現なさるそうです。

 

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バリかっこいい

ポスターの字、恐らく横列のドット字が人間側→妖怪への悪口で縦列の筆っぽい文字が妖怪側→人間への不満なんですよね。人と妖の対立構造を煽りまくるつもりなのが滲み出てる。

 

「最終章」と銘打たれた以上どれだけ続くのかな、どんな風に転ぶのかなっていう期待と不安で満ち満ちております。キービジュアルは妖怪画寄りでしたけどベアード様みたいにピンチに陥ったら変身して奴良リクオに成る可能性も微レ存ですからね。6期はやるよ。やりおるよ。

 

てか「最終章」て。ぶっちゃけ2020年もやってて欲しい。

 

 

 

では

 

 

('A`) < あーはん?