DQOzはそういうことだから

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毒男と土転びのようです

 

('A`) < あまままっままままま!

 

毒男やほんで。

 

プリキュア、良かったですよね。観星中の銀河におなりなさい。

鬼太郎はいよいよ、最大のライバルであるぬらりひょん様との抗争編に突入して行きます。

地獄にて「誰が四将を逃したのか」という話をする親子と閻魔。大王は「わからん」「獄卒達の噂によると赤い顔の妖怪がウロチョロしてたらしい。それしかわからん」と相変わらずの無能っぷりを披露。浄玻璃の鏡も何故か役に立たず。地獄に関してガバガバ過ぎる。赤い顔つったらお前も怪しいな

 

因みに此処の会話で親父さんが例に挙げてた「赤い顔の妖怪」、「猩々」と「赤頭」ともう一体誰だったか聞き逃しちゃったので知ってる方いらしたら情報お願いします。

(追記/「二顔之相」らしいです。妖怪関連の蒐集、考察とイラストに定評のある氷厘亭氷泉先生が、様々な百鬼夜行絵巻的な画によく顔を出す「赤くて」丸いお化けを分別する際、便宜上付けたオリジナルネームがそのまま採用されてしまった模様です。「赤い顔の妖怪」で調べると氏の個人サイトが検索上位に来ていたらしく、散々ネットがどうこう言っといてリテラシーェ…と言いたくなりますが、がしゃどくろも畑怨霊も元を正せば…とも 詳細→ http://akakutemarukkoi.yu-nagi.com/2gan.htm )

 

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ゲストには土転びニキが登場。シリーズとしてはよくあるパターンのゴルフ場開発に怒り工事現場を襲撃します。土砂崩れみたいな煙起きてて笑っちゃいました。自分の糞等で丁寧に肥やし、300年かけ居心地良く育てて来た住処、ドングリの森を壊され大層御立腹です。原作でも活躍したヒゲ生え土転びニキはめちゃくちゃ強くて技も多彩で振る舞いも妖怪っぽくて私の憧れですね。

 

鬼太郎withタイツが麗しい猫娘が説得に向かうのと同時期、お待ちかねのぬらりひょん様は高級料亭にて人間と談合。珍しく金で転ばなかった綺麗な権力者風の男ですが帰りの車が謎に爆発し重傷を負います。ジョーカーみたい。

ぬらりひょん様、カッコいいですね。「清濁併せ呑めない政治家は馬鹿です」という丁寧でエグい台詞にダイナマイトでのド派手で陰湿な攻撃。水木御大のイラストデザインに漫画版のキャラクターという感じでしょうか。運転手を始め雑務はアニメでお馴染みの使いっ走り、朱の盆が努める盤石の布陣。まぁネタバレもクソも言わずもがなですが「赤い顔」はコイツです。小物臭と不気味さの両立したボイスがハマってますね。

 

鬼太郎の方は暴走の痕跡から騒動の主犯を特定、直後に現れイケイケな頑固職人口調で開発者側の非をまくし立てる土転びにタジタジ。親父とは元から知り合いだったようです。「お前が倅の鬼太郎ダナ」って何かカッコいい。

結局キレちまった土ニキとは交渉決裂(此処で割れたドングリをアップで映して決裂を暗喩する弩級の演出)、バトルが始まります。ミルタンクのように巨大な体躯を丸めて勢い良く転がるのが基本技なんですが、それに入る為に頭を引っ込める動作がめっちゃ好き。痰を吐きかけ相手を拘束し(本当によく痰を吐くアニメだ)轢き潰す戦法で一時は主人公最高火力組を圧倒。

 

鬼太郎も負けじと得意の起死回生、ちゃんちゃんこで自在に伸びるヒゲを巧みに誘い出し、自分にしか解けない「鬼太郎結び」で絡げてしまいます。「おろっ?おろっ?」って困惑する土転びかわいい。

バランサーとして機能していたらしいヒゲが封じられ立っている事もままならない土転びと討議の末、開発を辞めさせるよう人間を諭すという条件付きでなんとか手打ちに持ち込みます。ヒゲは再度ちゃんちゃんこによる誘導で解放、痰は別の特殊な痰(結局痰なんだよな)で消化。約束に義理堅い土ニキイケメン。

 

肝心の説得は、対人スキルがお終いな鬼太郎&ファミリーにしかデレない猫娘と、自身の生活の為に働き続けるしかない土木作業員達が噛み合う筈も無く難航。もとい難破。施工そのものに関するクレームを現場に入れちゃう辺り鬼太郎の足りてない部分ですよね。

一方ぬら様は水面下で差配し「豊富な資金力で準絶滅危惧種の昆虫を見つけさせ(仕組みは知らねぇ)森林保護の観点から工事中止に持ち込む」という激烈スマートな、逆に妖怪らしさゼロの手法で問題を片付けてしまう辣腕を発揮。格の違いってヤツですね。

これには土転びもニッコリ。恩を売られたぬらりんを持ち上げ、折衝面で不甲斐ない正義マン共を詰ります。狼狽える鬼太郎の「あぅん…」かわいい。

 

セリフや展開に原作要素てんこもりの美味しい回でしたね。ラストシーンではぬらりひょんが「人妖の共存など不可能。鬼太郎君は甘いんですよ」と新鮮な呼び方で不穏をブチ込み幕。片や鬼太公は土転びの元へ伝令しに参じていた朱の盆の存在すら知らなかった様子でした。「ぬらりひょん」の名前には流石に多少衝撃を受けていましたが、大丈夫なのか。

今回は態とってより、お互い土転びの為にやってたアクションが偶然バッティングした感じにも見えましたが、妖怪側の信頼度を下げる搦め手でジワジワ行くのでしょうか。結構楽しみっていうか、ぶっちゃけ僕はぬらりひょんに勝って欲しいですね。過去イチ応援出来るラスボス。ただ早速「ぬらりひょんが暗躍している」情報がもたらされたって事は案外あっさり終わるのかなって危惧が…

 

 

そして新EDには恐らくオエオエオー以来のまねきケチャが帰還。ちっこくデフォルメされたキャラクター達がカワユス。まなの狐の窓もえっち。まぁお前わざわざソレ通さんでも妖怪見えるんやけどな

 

 

では

 

 

('A`) < ばっくばっくばっく