('A`) < ばーばりあん
毒男だフォイ〜
生活に色々限界が来てて、プリキュアでガチ泣きしてしまいました。
鬼太郎のゲストは天邪鬼。漢字表記で「天邪鬼」でした。諸創作でお馴染みのひねくれた性格はそのまま、とんでもないフィジカルを有したシリーズ屈指の武闘派で、かなり厄介な敵です。
6期でも冒頭、封印を破ったぬらりひょん先生が「あの方は命令されるのを嫌いますから、好きに暴れてもらいましょう」的な事を言って去るシーンから強キャラ臭がプンプして来ます。
先週、先々週のやりたい放題を取り繕うかのように超ベーシックな「鬼太郎」のテンプレートをなぞった回だったと思います。封印されていた妖怪が復活→偶然出会ったねずみ男と悪巧み→人間が巻き込まれる→妖怪が暴れ事件に→呼ばれて飛び出て鬼太郎登場→妖怪バトル→倒す→親父さんが説教→めでたしめでたし的な。久しぶりにちゃんとした「鬼太郎」が観れてホッとしました。毎回これで良いんですよね
もう何人目か分からないメガネ出っ歯が冴えないテレビマンとして登場。上司に怒鳴られてる最中どう考えても話を聞いていないタイミングで相槌を打ってしまうすっとこどっこいのお調子者です。父母の外見的特徴を丁度50%ずつ受け継いだ奇跡的な顔の息子も父のテレビはそっちのけで動画コンテンツに夢中。
悩んでいた所に他人の不幸が大好きな天邪鬼とねずみ男が現れ、素人に悪戯を仕掛けてそれを見て笑おうという最悪な企画を持ち込みます。いうてテレビのドッキリてそういう事ですよね
カップルにカラーボールをぶつけたり、スキーに勤しむアベックを雪玉で潰したり、リア充を爆破したりと人死に待った無しの派手な演出が好評を博し番組はハネてしまいます。
普段ならとっくに炎上で炭化してそうな内容ですがなんか皆アホになってたのか占有率80.5%を記録(中国の年末番組か)、ゴラクシー賞も受賞し、学校でマネするクソガキまで湧く始末。めちゃイケでイジメの原因になるって批判されて中止になったやつありましたねー
回を重ねる度エスカレートして行く内容、当然問題になりそうな所ですが天邪鬼が被害者を脅してロクに抗議させないという、正にテレビというメディアに巣食う人々の横暴な体質を暴き出しているのかどうかはさて置いて酷い所業に、何故か彼等に警告しながらも、成功に味を占めたメガネ出っ歯が名声欲に囚われ煮え切らないのを二度ほど見逃していた仕事しねぇ鬼太郎が漸く介入。
「人と妖怪の揉め事に首を突っ込むのが大好きらしいな、俺はそんな奴が大嫌いだ」と至極真っ当に憤る天邪鬼が一度は文字通りバケモノじみたフィジカルを存分に活かしたヌルヌルアクション体術で圧倒するも、学校で番組のマネして遊んでたクソガキが他ならぬ息子だった事で覚醒したメガネ出っ歯とのコンビネーションで無事退治。見る人が最後には笑顔になれるほっこり番組(やたらほっこりを強調してました)を目指して再出発…という幕。ドッキリの被害者への補償は???
戦闘シーン始めアニメが凄く凝ってたと思います。枚数かけてたというか。普段枚数かけてないって事じゃなくて、なんか今週はよく動いてる気がしました。気がしただけ。脚組み猫娘も膝裏鬼太郎も見れて良かったです。小悪党っぷりに磨きのかかるねずみ男を冷たくあしらう感じもgoodでした。「だからどうしたというんだ」すこ
あと唐突にねじ込まれる燻製のくだりとか、ほんまいよいよ露骨に水木しげるファンを弄りに来てるというか。初見視聴者は「は?なんで燻製?」てなってたでしょうし。まぁ「あ、今鬼太郎やってるんだ。観てみよ」みたいな客はもう殆ど居ないんでしょうけど
来週は個人的に好きなエピソード「まぼろしの汽車」!
5期ではスーパーお茶目キャラだった吸血鬼ピーも確認できました。俺好きなんですよ、ピー様。見た目もキャラも。モンローも好き。エリート、ラ・セーヌと来たらピーですよね。いや素晴らしい。期待しちゃいますね
では
('A`) < せやっ