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毒男はアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』6期の神回を決めたいようです〜ネズキタ回編〜

 

('A`) < おねがいまっそーぅ

 

毒男ニキ〜www

超会議のシベリア鉄道、ゴールした瞬間ちょっと感動しちゃいました。プリキュアはまさかの新幹部でウケましたね。本当に面白いアニメだなぁ

 

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ブログは相も変わらず鬼太郎の話という事で。

今回は水木しげるが産んだ世界のトリックスター天下御免の半妖怪、不潔の擬人化にして鬼太郎の最高で最低な相棒である「ねずみ男」が活躍したエピソードを挙げてみようかなと

 

思ってたんですが、俺はねずみ男を好き過ぎるが故にガッツリ活躍して名台詞を吐いてても、ちょこっとの出番でクズムーブしてても「ねずみ男かわいいな〜持ってったな〜」てなってまうので

特に、特段に、ねずみ男の美味しい部分である、主人公たる鬼太郎との絡み、鬼太郎クラスタ界隈で言うとこの「ネズキタ」が捗った、所謂「ネズキタ回」を振り返ってみようかなと。やっぱよりねずみの旨味が出ますからね、ネズキタは。本人の言葉を借りるなら、鬼太郎在る所、ねずみ男在り(66話)。

 

原作での登場時から6期に至るまで、絶妙な腐れ縁で(5期は完全にデキてたけど)繋がってきた二人の歪な絆が垣間見えた、キタクラ発狂の5選は此方っ

 

 

5位

第13話「欲望の金剛石! 輪入道の罠」(2018年6月24日放送回)

 

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http://fromdqoz.hateblo.jp/entry/2018/06/24/103706

 

6期が魅せてくれたベーシックなネズキタ回。

擦り寄ったり逆ギレしたり、意地を張りながらも助けを求めたりとお調子者のねずみ男 & ねずみのあこぎな商売に眉を顰めつつもなんだかんだピンチには駆けつける塩デレ鬼太郎のケンカップルなネズキタが尊いです。成功を手にしても「ワインは小便の原料に過ぎない」と断じるねずみのダンディズム、ダイヤモンド妖怪の暴れっぷり、ねじ込まれる孤児難民問題など、ストーリーにも見どころ満載です。

 

4位

第62話「地獄の四将 黒坊主の罠」(2019年6月30日放送回)

 

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http://fromdqoz.hateblo.jp/entry/2019/06/30/105654

 

ダイヤモンド妖怪回の強化版というか、地獄の四将編と絡む形でネズキタが展開されます。初っ端から喧嘩しててかわいい。鬼太郎が「絶交」を持ち出せる相手ってねずみ男くらいなんじゃないでしょうか。半妖怪という出自に対するコンプレックスとも自負とも言い難い想いが爆発するねずみ、息を呑む鬼太郎。ステキでした。かつてねずみ男の声を当てていた千葉繁さん演じる黒坊主とのダーティワークも魅力たっぷり。

石動が鬼太郎の「ねずみ男に対する甘さ」を指摘するニヤニヤ回でもありました。でも「クソ半妖」呼ばわりは絶対に許さねぇからな

 

3位

第34話「帝王バックベアード」(2018年11月25日放送回)

 

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http://fromdqoz.hateblo.jp/entry/2018/11/25/154317

 

西洋妖怪編からランクイン。

アニエスと鬼太郎の関係が進展する回ではあるんですが、それと同じくらいネズキタがバチボコかましてました。いち早く正しい状況判断を下しながらもファミリーに総スカンをくらいカーミラに囚われたねずみ男が、「仲間は助ける。ねずみ男も、アニエスもだ」と宣う鬼太郎の強い覚悟に触発され戦闘面で大活躍します。

圧倒的強さを誇った西洋妖怪軍団に一矢報いる二人の勇姿を見逃すな。

 

2位

第49話「名無しと真名」(2019年3月31日放送回)

 

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http://fromdqoz.hateblo.jp/entry/2019/03/31/124911

 

名無し編のラスト。1話から無礼を働いた不穏分子「名無し」の正体が明かされる回です。

まなの母は猫娘に殺られ、猫娘はまなに殺られ、まなは名無しに取り込まれ、親父は安否不明。鬼太郎にとって絶望でしかない状況にあって、然しその状況を打破できるのはお前だけなんだと叱咤激励するねずみ男という、愛が深過ぎる殺伐ネズキタが界隈をひっくり返しました。

具体的には馬乗りになって首を締め、激しい罵声を浴びせます。正直ネズキタ成分は冒頭のこのシーンが殆どです。このシーンが余りに濃い。薄い本が広辞苑になっちゃうよ。んで実際ハッスルする鬼太郎な

 

1位

第95話「妖怪大同盟」(2020年3月15日放送回)

 

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http://fromdqoz.hateblo.jp/entry/2020/03/15/163929

 

ベストネズキタ回は猫娘回と同じく最終盤の一編。

ぬらりひょん&べアードの妖怪大同盟が宣戦布告を仕掛け、血で血を洗う戦争が勃発。高飛びしようと画策するねずみ。全て解っていながら引き止めるでもなく「お前なら何処でも暮らせるだろうから」と、寂しさを悟られないよう(俺の濁った目にはそう映ったんですぅ)敢えて淡々と応じる鬼太郎。

鬼太郎から誘ってのラーメン屋でお別れ→総理との直談判を前にして「ついていくぜ、相棒」の流れは計り知れない絆を感じさせるものでした。後に控える展開の衝撃度を差し引いても、ネズキタ勢は必見だと思います。

 

 

以上、並べてみるとやはり各シリーズ、ラスボス達との戦いに於いて要所要所でねずみが鬼太郎の精神的、物理的な助けになってるんですよね。

無論、ねずみ男の悪知恵や儲け話が事件の契機となる回や最終回での演説なんかも「ねずみ男の名場面」ランキングには食い込んでくるでしょうが、ジャンルを絞って濃密で直接的なネズキタが楽しめた話5選、ということでこういったラインナップになりました。最終回含め、徹底して戦争を嫌う態度を取っていたのが印象に残りましたね。20話や74話でも確認出来ます。

 

あとは冒頭引用した66話が結構蜜月なネズキタ。背中流しっこしたのは58話。ねずみ単体で言うと主役級で頑張る24話や38話辺りがなかなか酷い目に遭っててオススメです。まさかの決着だった39話も個人的には好き。

自業自得若しくは理不尽に割りを食うオチ担当みたいな扱いに甘んじる話も多々ありましたが、彼の姿、一挙手一投足には一筋縄では行かない欲望塗れの人生を楽しく乗りこなす為のヒントが刻まれています。もう全話観ろ

 

 

さて、来週は『鬼太郎』の真骨頂、妖怪達の本気で視聴者を恐怖のずんどこに叩き落とすホラー回特集を考えています。

猫、ねずみと来たんだから他のファミリーについても…と色々振り返ってみたんですが、複数候補から5選する程各メンバーがメインを張った回が無いんですよね。塗り壁が63話、一反木綿が88話、ジジババがイチャコラする82話、あとはオジジが無双する5話、オジジが終始黙ってる90話、オババがFXで大金を貯めてたお陰で鬼太郎が助かる58話とか、そんくらい。

ファミリー総出の戦闘がバリかっこいい回は有るんですけどね。妖怪城(3話)、妖怪獣(12話)なんかイイですよ。木綿切りと砂塵扇。ねずみ男メインの24話でも皆でワチャワチャしてます。雁首揃えて色ボケてあられもない痴態を晒す72話も笑えてオススメ。

 

オババは煩いけどユーモア溢れる、頼れる保護者。オジジは酒にだらしないがやる時はやる鬼太郎の良き友、兼助っ人。一反木綿も登場自体は多いんでダジャレやナンパなキャラは定着しましたが、塗り壁はマジで出番少なかったですよね。ちょこちょこ現れては愚直に壁役をこなすスーパー仕事人でした。皆ナイスなキャラでしたよね。好きよ。ほんま

 

 

兎にも角にもホラー回、お楽しみに。深夜33時アニメの扉が開く

では

 

 

('A`) < めっちゃもてたーい