DQOzはそういうことだから

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毒男と貧乏神と座敷童子のようです

 

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毒男でまんねん。

あけおめ

ことよろ

 

 

 

 

ますわか

 

 

という事でね、今年も趣味8人生2の割合でぼちぼち頑張って行きたい所存でございます。ブログ更新だけじゃなくて、然るべき医療施設に行けば病名つけて貰えたんじゃねレベルの怠け癖が炸裂してさっぱりだったDQOzの活動もズズイと進められたらな、と。半日シャワー室で気絶してたとか知らない内に領収書を食べちゃったとか、そういうのを減らしてね。

 

プリキュアでアイワーンに萌え狂い、怒涛の展開に胸が苦しくなり、もうアニメは全部プリキュアで良いんじゃねぇかと思いつつ新年一発目の鬼太郎。

 

取り憑いた家に貧困を齎す妖怪?貧乏神

 

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反対に幸運を授ける座敷童子(座敷童)

 

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そしてまなの同級生である綾ちゃん家族が織り成すエピソード。人生の至上命題たる「幸せとは」を問うお話です。設定こそ対照的な二体ですが「貧しいのは嫌だ」「お金が欲しい」「幸せになりたい」切なる願望が根っことなっている存在、という点では共通してますよね。座敷童の出る旅館に客が殺到!みたいな記事をテレビやら雑誌で見かけるにつけ今なお絶大な影響力に畏れるばかりです。

 

さて、特にこの手の「真の幸せは…」的な創作では専ら貧乏神age座敷童sageというか、貧乏神って別に悪い奴じゃないんだよって流れに持ってったり、逆に座敷童(福の神)って金持ちにはしてくれるけどその後ツケが…と繋いだり、そもそも座敷童の伝承って座敷童が出て行く(それまで裕福だった家に災が訪れる)話が殆どで、普段は声や気配で接触、若しくは子供にしか見えず、出て行く時だけ姿を表すって寧ろ不幸の兆しなのでは?と思わなくもないんですが、兎にも角にも一般に知られてる設定とは逆張りの演出で、お金は持ち過ぎてもダメ、貧乏でも幸せな家庭は有る、といった美徳に結論を落ち着かせるパターンが多い印象。

 

今回も御多聞に漏れず、綾ファミリーが経営する喫茶店に居座って貧乏たらしめ、冒頭に追い出される貧乏神が実はかつて悪どい商売で稼いでいた綾の両親を諫め、監視する為に憑いていたと後々判明(貧乏神age)。

そして金に目が眩んだ愚かな人間に閉じ込められて疑心暗鬼になったりやたら捻くれたりすぐ悲観に暮れたりする個体も居る中で純粋に誰かを幸せにしようと頑張るピュアさを保っていた地蔵タイプの6期座敷童が綾の「お菓子作りで皆を笑顔に」という夢に感銘を受け憑いて来たのをきっかけに綾ペアレンツの腐った性根が再発。「綾のため」と唆されるままに痩せこけるまで力を振るい続ける痛々しい姿がオーバー気味な金持ち表現と共に描かれます(座敷童sage)。

 

最終的には金の匂いに釣られて湧いたねずみ男が首を突っ込み屋敷を荒らし、キレた座敷童の暴走を止める形で貧乏神と最初の方にチョロっと顔を出していた主人公組が不法侵入、場がグシャアってなった所で金満ストレスに苛まれていた綾が、

ねずみ男を追っていた筈がいつの間に言いくるめられたのか共に綾ハウスを襲撃した新喜劇もびっくりのコテコテ借金取りが脅し用に持っていた、クッパ城のバーナーみたいな炎を吹くクソデカライターで部屋に直置きされていた札束へ“““火を放ち”””真の幸せは金銭ではないと訴えます。

 

異常行動のお陰でペアレンツの目は覚め、座敷童も幸福の供給過多を収め、両者は平和の内にお別れ。ねずみ男は「子年だからって調子こくな」とお冠の猫姐さんに制裁され、貧乏神は借金取りを新たなターゲットに据え、目玉親父が薄めのコメントで〆てめでたしめでたしと。

 

ありがちですけど、やっぱ王道はイイですよ。王の道ですからね。覇道よ。作画もかなり気合入ってて、所々(客の老夫婦のシワシワ具合など)引くくらい良かったです。綾、意外とデカいんですね。綾ママは若干エヴァみを感じる。

ペアレンツへの断罪が足りてねぇだろと思わなくもないですが、まなの友達補正ですかね。まぁ年明け初っ端から深いんだか浅いんだか微妙なダーク回ぶつけられても戸惑うだけですし(なお去年の火車)

あとまなが喫茶店で貧乏神の存在に勘付き、「見えない」綾に注意を向けさせ「信じさせる」事で視界に引き摺り出す場面、その影響か「見える」体質になった綾が座敷童と出逢い、同じ手法で親に紹介する場面が興味深かったです。夏目もあーいうのがやれたら幼少期孤立せずに済んだのかも知れませんね

 

そして新ED。なんとなく都会の掃除屋が活躍するバトルアニメっぽい影使いが素敵。

個人的には恐らく人間側の代表として唐突に挟まれるお馴染み女性総理大臣のシリアス顔カットが面白かったです。此処までキャラ立ちするとは。ぶっ飛んだ妖怪達との戦いを経て胆力は充分鍛えられたでしょうし、ぬらりひょん軍との絡みも楽しみ。

 

来週は一反木綿がメロドラマでメインを張る模様。鬼太郎の周りって割と恋多き、隅に置けないキャラクター揃いなんですよね。

某オカルト正月番組では「一反木綿の映像」が提供され、農業用のビニールカバーが上昇気流に乗せられてるだけだのUMAだの喧々轟々でしたが、そーゆー犬も喰わない議論をも「一反木綿」という概念の内に併呑してのらりくらりと空を往く一反木綿さんが私は好きです。予告Vに一瞬5期の猫娘の眼が映ってた気がしたので、雪女回のようなハチャメチャラブストーリーを期待(どうして5期猫娘→雪女なのかは当該記事を参照してね)

 

 

んじゃ、今年もよろぴく

 

 

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