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毒男の限界妖怪図鑑のようです20

 

('A`) < まいんちゃん

 

毒男やけんね。

多くのモノグサ達がそうであるように、1日中ぼーっとしてりゃそれで良かった小学生時代の夏休みの中盤に戻してくれと願ってやまない僕ですが、よくよく考えたら今でも別に、やろうと思えばぐうたら出来るんですよね。

何が問題かって、それをやると現実的にやっとかなきゃいけない諸々を先延ばしにしたり犠牲にしてしまう訳で。それでもぐうたらしちゃうってのは、オブラートに包んで言えば病気なんですね。最近はその負債で回らない首がいよいよ締まってきて、んほおおおって感じです。何が言いたいかっつーと就活は早めにやっといた方が楽

 

プリキュア、先生が助かって良かったですね。ヒーリングアニマルが阿修羅みたいになる新技も炸裂しまして。

すこ中ジャーナルがプリキュアの活躍を伝えているという事実。益子頑張ってるな。シンドイーネは愛が重くてしんどいですね。でも救いはあって欲しいなぁ。ビョーゲンズ以外の生物の為にビョーゲンズには不利というか、恐らくは望ましくない環境に押し込められてるのが現状だと把握してるんで、彼らの戦いが少数派閥による体制への反駁に見えてしまって。

捻くれた見方なんですけどね。どーしてもね。向こうの陣営にも同情しちゃうんですよ。動機がはっきりしてる分。ただこれはシリーズ通して或る程度共通してる事じゃないかと思いますよ。敵幹部が被迫害民族出身というやたら重いバックボーンが掘られてた前作の宇宙プリキュアなんかは顕著だったかと

そろそろキングビョーゲン様も活発になってくる頃合の筈なので、展開に期待ですね。会話を聞いてる限り部下に対して放任なのか無頓着なのか、印象としては結構冷たい感じで、復活したらえぐい事してきそうですが、案外元は人間が原因的な、なんか未開のジャングルに凸って病原菌拾ってきた的なパターンなのかも知れません。

 

ラブライブ!は相変わらず凄い完成度です。毎週毎回よくもまあこんな綺麗に仕上げますねって感じです。和牛。

少なくとも映像としてはCGとの調和が取れた(ストーリーとしてはスクールアイドル達が何かしら一皮むけたタイミングでインド映画くらい急に歌い出し、同時にイメージなのかスタンド能力なのかド派手なステージが生えてくる場合が多いので)ライブシーンはアニメ表現の進化を感じさせます。流石にあんまり数は追えてないんですが、最近のアニメはすごいですね。でも昔のアニメは昔のアニメですごいし。うーん、すごい。

個人的には本編扱いのゲームの方がそこそこ不穏なので、癒しです。21章はよ

 

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図鑑企画。「せ」の「銭貸し妖怪」です。

 

銭を貸す妖怪ですね。

出身もとい出没地は「徳島県三好市山城町上名柿野山神籠岩(多分ひもろぎいわ)奥の四つ辻」まで割れています。四つ辻は昔から境界の属性が強く、怪異と縁深いゾーンの一つです。

環境に恵まれたと言いましょうか、銭貸しくんの地元では妖怪にまつわる伝承が豊富でして、彼?自身も「四国の秘境 山城・大歩危妖怪村」という村おこしの企画で取り上げられてます。

 

https://oobokeyoukaimura.localinfo.jp/

 

↑公式サイト

 

節分の夜に銭の入った袋をかついで通り、会えば金を借してくれます。来年の節分に返さないと恐ろしい目に遭うのだとか。えらい俗世に染まってますが挙動の謎さ加減はかなり妖怪妖怪してると思います。

人間to人間の遣り取りでさえ洒落怖な話が絶えないのに、妖怪相手にやらかしたらウシジマくんも真っ青の結末が待っているんだろうな…

 

と思いきや。

 

この妖怪さん意外と融通が効きまして

さる男が銭を借りたものの期限までに返す都合がつかず、弱りに弱って知恵者に相談した所「腹におわん、尻に錠前を乗せて道に寝転がってろ」とアドバイスを受けたんですね。しかも腹と尻に同時に、見えるように物を置く為に仰向けに寝てから両足を上げ尻を浮かせる姿勢が求められます。デブだったら詰んでましたね。

魔除の類を筆頭に、人外対策として人の一般的な感覚では測れない儀式を行う例には枚挙に暇がないとはいえ、往来でこんなご機嫌な格好してモラル的に大丈夫なのかさぞかし不安になったでしょうがぶっつけ本番、兎に角言われた通りやってみると

なんと妖怪はその姿を一瞥するや、すごすご引き退っていったのです。めでたしめでたし

 

 

 

どういう事か説明しますと

腹におわん→「はらわん」

尻に錠前→「けつじょう(お上による取り決めをこう呼んだらしい。決定?決上?)」

で、『金は「払わん」という旨の「けつじょう」が出た』と解釈され渋々去ったと。幾ら因業な金貸しでもお上の決定には逆らえないという皮肉なエピソードであると。

 

 

 

 

 

いやいやいやいや

ギャグかい。

ギャグかい。

妖怪ぞ?

妖怪がお上の威光に屈するの? めちゃくちゃ人の一般的な感覚に通じてるやん。

つかよくやけくそモノボケのみでそこまで察せたな。俺なら暫く考えてから「煽られてる」と判断して通常よりキツめにいってましたね。それか恐怖でイかれたのかなとか

 

とまあ、実はオチのついた話なんですね。まさかのえびぞうタイプだったの?

 

もしかしたら金貸し妖怪は落語でお馴染みの「大晦日に於ける掛け取り攻防戦」よろしく、ひ弱なヒトが絞り出したトンチを解した上で華を持たせる、洒落の分かるヤツなのかも知れません。若しくは単にドン引きして関わるのを止めたか

やり手なのか、ぬけてるのか、この掴み所の無さはやはり妖怪。ですね

 

 

イラストは袋じゃなくて瓶っぽい意匠になっています。なんでかは描いた時の俺に聞いてください。

 

では

 

('A`) < ちゃんまいん