DQOzはそういうことだから

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毒男がM.C.Zの曲を解説するようです 47

 

('A`) < うーーーーー

 

毒男でした。今は?

プリキュアはラスボス浄化しての黒幕戦でしたが驚く程あっさり終わりました。枚数自体は節約しつつ一枚絵のパワーで黙らせるような戦闘描写から始まり、モンスターを操っていた悪役が自らクリーチャー化、かくなる上は…を挟んで爆破装置的なサムシングに飛び込んでいくやつと、健気なまでに悪役ムーブに徹するバトラーさんが尽く完封されます。ちょっと可哀想なくらいでしたね。

今期は徹底的にシリアス過ぎる感じにはしなかった印象です。笑える要素がいーい具合に配されてて。そこのバランス、センスが凄かった。必殺技出す時現れてた謎のジンベエザメが謎に倒されるシーンとか、バトラーに吹っ飛ばされた海底をビームで照らすみのりんとか、何より戻ってきてからの合体技がギャグそのもの。ピンクの象とジンベエザメが群れをなして突進した後でっかいキュアオアシスが躍り狂いながら「ハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイハイ」と敵を処理するという。彼処だけイラスト素材渡されたAC部が作ったのかな。ネーミングもしっかりは覚えてないんですけどなんかスーパーハイパーミラクルなんたらかんたら的な、コロコロで読んだやつ。コロコロ語彙。次回に向けてローラに究極の選択が迫られる場面でさえ居合わせたまなつが寝袋着たまま、と特に気合入れて散りばめてたなと。

「今一番大切な事の為に動く」という正義に支配されてて、勢いとギャグがそこそこの強度で罷り通るトロプリワールドではクソ真面目に世界滅ぼしたろって奴のがちゃんと損してるというか、バカに見えるんですよね。で、破壊の魔女やバトラーになんか感情移入しちゃいかねない、闇堕ちした経緯みたいなのは説明しないという。「そういう奴だから」というね。或る意味変に捻らず、悪役らしい悪役でしたね。絵本の悪役。で最終的には絵本らしく、別に重大な犠牲も出ないしね。

次でおしまいなのかな。予告がネタ満載な上に音ハメまでしててトロプリ集大成感。そしてローラが選ぶのは本来の目的であった女王の座を取っての別れか、それとも……

 

ゴーストゲームは遂にアンゴラモンが進化。にしてもフェレスモンが強すぎてヤバかったんですがなんか引いてくれました。若干無理が有るようにも見えたんですが結果ギリ話が通じる奴みたいになってまぁこれはこれで。しれっと出て来ましたがただ暴れてるだけじゃなくて人間族に明確な悪意を持って害をなすデジモンって結構珍しいパターンだなと思って、どうなるんだろうって感じでしたが

 

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https://nico.ms/sm39623510?ref=other_cap_off

 

よく考えたら予定調和の2verse目触れてねぇなと思ったのでウン週ぶりに。

 

https://fromdqoz.hateblo.jp/entry/2021/11/14/231143

 

1verse目については上記参照。

 

2verse目は

「変態ルールに律儀に則って書いた他2人の1verse目のどっかから1文ずつ任意で抜き出して、それを自分のverseの頭とケツに置いて上手く繋がるように作詞する」

ボーナスステージです。取り敢えず全員、小節はバラバラですが1verse書いて、つまり当初のお題は一応完遂した段階で、あとはこれ曲にするだけって意味では素材は揃いましたけどどうします?ってとこで既になんか、雰囲気的に、

いやぁ、もうちょいやるっしょ

ってなってまして。まぁ、良かったんじゃないかなと思います。やっぱね、2verseくらいね。有ると、ほら。収まりが宜しい。

僕は文頭にはぺーたさんverseから「悪質な嫌がらせ この圧がピッタシやわ」を、文末にはSIXさんverseから「ほらもっと廻せよ、ダイヤルをドMに。」を頂戴しました。

SIXさんからの茶目っ気たっぷりでSなお題に対してM.C.ZがMになっちゃいつつ頑張るみたいなノリを割とやってて、より詳しく説明すると俺が裏垢のTwitterのプロフにマゾって胸張って明記するくらいにはMなので相対的にSIXさんがS、SIXとM.C.Z、S&M.みたいな内輪ノリが有って、其処を踏まえて「ドM」を使ってくれてるんじゃねーかなと思って、先にここ着地にしようってのは決めました。で、文脈を作るにあたってうまくドMオチ、ヒリヒリしてんのが気持ちいいんだよっていう〆に持ってけそうな所っていうのでぺーたさんの多分「このイかれたゲームのセルフ無茶振りっぷりがむしろ気持ちいいぜ」つってる強キャラなラインを拝借しました。ただ今思うと引用する部分では意味上の距離を作って、それを如何に自分の作詞で埋めて上手く繋げるかってのがテーマなんじゃねともなりますね。まぁ基本僕が書くって事はドMが書くって事なんでね。あと当時は1verse目との兼ね合いで短めにまとめる予定だったんですよ。実際聴いてもらえたら分かる通りまとまってはないです。アレも入れたいコレも入れたいが始まっちゃって。

ぺーたさんの引用からスタートしてるんで内容も少しかじって朝の縁語から飛ばしてスムージー、に入れる果物系、からのワニナシに絡めてアボカド。今度は「アボカド」と「アホかと」の韻で繋げる方向に曲げて、無名で冴えないラッパーとしての卑屈なポジショントークというか、ポジションボースト。当時自分の中で強くなってた(まぁ今もそう思ってますが)思想のプレゼンをねじ入れたくなりまして。こうやってverseは伸びていくよ。

で、厳しい縛りを設けたプレイ=滝行を朝飯前のシャワーに例えるアイディアをまたまたお借りして打たせ湯、高温高圧で丁度イイ❤︎俺は、そんな環境下で結びついた炭素原子であるダイヤモンドのようにハードに輝いてるMCだぜ、ほらもっと振り切ってこうぜドMな方に。っていう。電気椅子低周波治療に例えてるパートも入れたかったんですが尺なり韻なり諸々の理由で断念。

「ダイヤモンドMC」と「ダイヤルをドMに。」はハッキリ言ってしまうとパーフェクトだと思います。踏めてますし、リリックとしてもきっちり落とせてるし、ラストが引用っていう形式に対しての模範回答じゃないかなと。僕の中では。100点に近い97点。キマってます。もっともっと自然に繋げられたり、あーこのラインで落とすのかっていう妙味まで出せたらより理想な訳ですが。

翻って「悪質な嫌がらせ この圧がピッタシやわ」を受けるラインはまぁ、苦しいですね。だいぶ悩んだ覚えが有ります。音合わせるので精一杯というか。フルーツの話に持ち込みたかったので筋は何とか通ってるかな。

 

今までこれ系の記事ではザックリ作ったきっかけだったり思い出語るのが主で具体的にどこそこのリリックについてどうこうってそんなに多くなかったと記憶してるんですが、SIXさんのメルマガでたまーにやってる曲紹介が割と細かいオマージュ元とか書いてくださってて、やっぱこういうの楽しいよなと。ちょっと気持ち内容面に振っての解説に挑戦してみました。人格によってはリリック結構練ったり、ほぼ撮って出しだったり、色々ありますんで、どういうつもり…どういうつもり? どういう魂胆で言葉を選んだのか、という視点で改めて過去曲を振り返るのもおもろいかも知れません。

 

では

 

('A`) < うまだっち!