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毒男がM.C.Zの曲を解説するようです 51

 

('A`) < なめーん

 

毒男わよ

プリキュア。あまねちゃんに2人のイケ兄がいました。キスマイの宮田くんが声当ててたのってあの2人なんですかね。だとしたら凄くね?

拓海が男子プリキュアなのかタキシード仮面ポジでオフィシャルのプリキュアではないのか分かりませんが参戦する事がほぼ確定になりましたね。主人公過ぎてびっくりしました。お前自室にゲーミングチェア使ってんのな。

 

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https://nico.ms/sm40470502?ref=other_cap_off

 

はい、先々週かな?の続きの曲紹介です。中身についてちょろっと触れていこうかなと。

先陣を斬るのはホストのハトカネコverse。Dragon Ashを研究したという丁寧な音合わせとメロディラインが聴き心地○。そしてリリック。ハトカネコさんの詞ってすっごいオリジナルなんですよね。音響優先だからなのか、マジでハトカネコブランドでしかない、誤解を恐れず言えば変な文章。なんか不思議な国のアリスとか読んでる感覚になります。オリジナリティを脱色せずに書けるって物凄い才能なんですよ。んで聴き心地はスムース。異能ですよね。

 

続いて早くもラスボス、島の邪神SIXさん。ファジーで柔らかなテーマとトラックに合わせてか普段の韻!韻!こんなに韻!あんなに韻!殺傷力高めのセルフボースト!な攻めっ気がやや抑えられまして、主に自らの半生ってんですか、振り返りと現在、そして将来の展望について述懐しておられます。デリバリーも優しめ。萌え〜。

でこう書くとなんか丸くなってる、エモーショナルに振ってるのかなって思われる(此処先に読んでまだ聴いてない人が万が一居らっしゃったらの話)かも知れませんが

ご安心ください。SIXさんは「韻そのもの」ですので、虹の実の果汁を25mプールに1滴垂らすだけでプール内の水が全て芳醇なジュースになるようにSIXさんが触れた文章は韻ゴリムチになってしまうんですね。別に殺意満々で抜刀してる訳じゃないんですが、舐めて指出すと持ってかれます。然もきっちりギミック付き。どういうギミックかは……まぁネタバレ防止でいきましょうか。因みにM.C.Zは忘れてたそうです。

 

からのDeaDenD氏。ネットライム勢だ!

元々SIXさんはネットライムで猛威を振るった生ける災厄ですし、アクティブな押韻島メンの内数人はネットライムでも精力的に腕を磨いています。DeaDenDさんはその逆パターンで、ネットライムで鳴らした勇名を提げて楽曲でも活動の幅を広げて行こうという一環での参加となりました。

いやイカつくないですか?  ライミングを第一義とする、強い芯が通ってるラップで、丁寧に世界観の描写を貫いてる。オールドスクールな乗せ方と動画も相まってファンタジーみが強調されてて、ストーリーが視えてきます。ネットライムで培われた韻の地肩の上にちゃんと表現が乗っかってる魅力的なverse。連打で畳みかけるとこがすき。パワーですね。引力。

 

んで真打にpetaさんですね。

もう、たらたら書かなくてもいいですよね。たらたら書きますけど。この曲のベストverseって事でOKだと思います。所謂「韻が硬い(音響面での一致率が高い)、長い」とかいう陳腐な次元での評価が逆に申し訳なくなる程、表現として秀逸。

クラスの冴えないやつテリングから、それでも好きなものに居場所を見出して今が在るっていう、内容自体はハッキリ言ってまぁ、あるあるですよ。ニコラップ新しい順に20曲再生したら14曲はこんなんですよ。でもそのお題で此処まで踏んで、尚且つ此処まで鮮やかに描ききれるかのと。共感を超えて、感動しますよね。はぁ〜〜〜〜、こんな風に出来るんだ……って。凡庸以下を這っていた俺の灰春までもが救済されるような。さぁエモくしてくださいってトラックで遺憾無くスキルを発揮し、哀愁と清々しさを残しつつレペゼンせかちゃんくるーで〆る。カーーーッ。très bien

韻踏む為に文章が破綻してる訳でも、文章の意味を通す為に韻を妥協してる訳でもなく、異様に高いレベルで融合させてるんですよね。二兎を獲って、然も絶品の一皿に昇華してる。邪魔するどころか、寧ろ寄せては返す押韻が産む反響によってその情感の味わいまで折り重なっていくかのような、ハイクオリティなライム群。宝石。

 

俺のとこはまぁ、頑張りました

でいつもは流すとこなんですがちょっと珍しい経緯ではあったので書いとくか

これ最初は歌詞提供って認識でやったんですよ。ラップで参加するつもりはなくて。書いて渡すまでが仕事で、録るのはのはまた別なハトカネコさんと繋がりのある方が……っていう。で確かハトさんの案で、俺が普段M.C.Zでやってる複数人の掛け合いを想定したverseを書いて、それを本当に(M.C.Zでも本当に掛け合いはしてますよ。一人多役なだけで)複数人で掛け合いするプランが出発点だったんです。面白いかもと思ったんですがまぁ、諸事情で多少の変更を挟みまして。二人用の詞をおろして、一方はハトさん、もう一方は俺が当てる方法に落ち着きました。仮録のつもりで提出した一人二役が割とデキ良くてこのまま行こうかってなったりもしつつ、折角なんでね。俺が録ったとこをなぞってもらう形で、ハトさん病み上がりだったんですけど頑張っていただきました。頑張ったつったらハトさんですね。割とオフビートだったり発音詰めたり被ってたり、二人なのにM.C.Zのガチャガチャ感を抑えられてない箇所もなんとか綺麗に纏まってたんじゃねーか、ソロではなかなか出せない、スイッチし合う妙も染みてるんじゃないかな、と思ってます。声質が違うって素晴らしいですよね。

どうやって声質とか人格にバリエーションつけるってのがほんっと、悩みどころなもんで。源が俺一人だからこそ馴染ませられる、頭の中の図面通りに組み立てられる面も有るんでしょうが、それはもうM.C.Z単のプロジェクトで散々やってますから。歌モノっぽい方をやってもらったのでハトさんならではの節回しというかタメが加えられてて、自前の詞なのに新鮮でした。

デリバリー。ハトさんと、って決めた後で改めて仮録より若干声のトーンを落として録りました。曲の流れ的にも明らかですが中〜高音域寄りの方が続いたので、映えるかなと。今回はトラックの温度?にも添わして合わせるべきやったかもですね。映えるどころか浮いてる感が否めません。手探りです。ズブのシロなんで。トーンの減り張りはSIXさんとやらしてもらう時もちょっと考えたりします。因みに今回Rapgloss remixのイントロよりは大分スムーズでした。らっごぉーすは作詞部分から共作だったし

常に輪をかけてややこしさが爆裂してる名義は、歌詞提供用としてネットライムやらやってる時にちょろっと使った名義から「白音」と「七尾」を取っています。ラップしてる人格は……ユニット名をでっち上げて表記は避けましたが強いて決めるならMC81records解散おめでとう!になるのかな。ウィスパー風。

内容は……他のメンバーのverseを倍希釈したような、やつです。14曲のあるあるニコラップの内1曲は俺のです。どうですかね。味、してますかね。自分なりのリアルを自分なりのフィクションに捏ね直してね、おもろいかな〜ってやってるんですよ。言いたい、歌いたいをね。抱えてるんです。僕も。

勿論先述通り掛け合い、マトモに脚韻キメるのはマスターの面々がやり尽くしてくれてるので韻は散らして、ギミック、展開してく箇所はhook使いでもいけそうなメロディ。お馴染みの病気で触れたいネタ選んで捨てて並べてやっぱ捨てたのも並べて(このパートはこのメロこの大粒フローでこうハメてえだろって欲等含めて)ありえん長くなってしまって、使えるとこ使ってもらえれば〜つってフワッと渡したら頭からケツまで全編使ってもらえました。

そんで構成上トリに。位置こそラスボスになっちまってはわわ…ですが、ホストを巻き込んでの変則掛け合いとメロでなんとかお茶濁せてる、人によっちゃお口にめしましたら幸いですって具合に仕上がってるのではないかと。音源にしてくれてんのはハトさんなんで、つまりハトさんのワークだね。ありがとうございます。

 

曲調も方向性決めも進行も緩かったんですがきっちり動画まで漕ぎ着けて、いっせーので書いたにしては不思議とノリが共有されてて、ちゃんとエモさと完成度が保たれたのは包んでくれるトラックの功績であり、演者の腕であり、何よりハトカネコさんが築いてきた縁の為せる業。縁の集大成、にして通過点。どんな曲でもそうですけど、特別ステキなポッセカットが出来上がったんじゃないでしょうか。リアルの色々で参加を見送った、ある意味最もリアルなゴオウインさんによるRe:Re:フェイントに想いを馳せつつ、是非お楽しみください。

 

 

書きだすと冗長。では

 

 

('A`) < Automation(Reunion)熱過ぎるニコ動に上がったら叫んでたわ実家で