DQOzはそういうことだから

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毒男と初夏とナイスネイチャのようです

 

('A`) < かっくっせっな〜いさ〜

 

毒男です。

ナイスネイチャ号が大往生。ナイスネイチャという馬の存在に何度となく勇気をもらってきた人間の1人として感謝を送ります。ありがとう、ナイスネイチャ。俺の中でナイスネイチャは史上最高の名馬です。そして今後も、たくさんナイスネイチャの思い出に、記憶と心に刻まれているナイスネイチャの姿に助けてもらうことになるでしょう。よろしくお願いします。

一旦は、お疲れさまでした。

 

https://fromdqoz.hateblo.jp/entry/2022/05/01/214437

 

私は(端緒は結局ウマ娘な上にクソニコラップですが)この記事でも語ったように、気の遠くなるような競走、競争を勝ち抜いてきた中でも更に飛び抜けて強い馬、大舞台でトップを獲りきれる馬、幸運をモノにした馬のみが評価されるのが前提の世界で、彼等、彼女等が直向きに駆け抜け成し遂げたこと、残してきた蹄跡にこそ惹かれている人間なので、その顔役を長年張ってきたナイスネイチャには強い強い尊敬と、やっぱり感謝を捧げずにはいられません。産まれてきてくれてありがとう。生きてくれてありがとう。

ナイスネイチャが辿り着いたゴールはナイスネイチャにしか成し得ない、そして恐らく社会的な評価から見ても類稀に優れた、ポジティブな影響を与えてくれた、正に名馬としての、素晴らしい「勝利」だったんだと思います。

 

ズブい馬だったかも知れないけど、その分脚を残してたんです。35年分の末脚を。

 

同期の華トウカイテイオーを始め、流れ去っていく、旅立っていく数々の伝説を、ドラマを、幸福を、悲劇を見届け、見送りながら1日ずつ、1秒ずつ差し切っていったんです。文字通り、彼はナイスなネイチャを持っていたと自らの命で証明してくれたのです。

道すがら、ボーナスも咥えて帰ってきてくれました。特にここ数年の額の伸びが顕著だったバースデードネーションがもし今後も続くなら、“獲得賞金”は更に加算されていくはずです。愛されるという勝ち方の、一つの形が、何千何万という人々からナイスネイチャの名の下に届けられるでしょう。それは幾つものG1タイトルを手中に納めることとはまた別次元の偉業です。

レース勝ちまくるのが本懐だとしてもね。単純に人気の観点から見れば最新の重賞馬のがモテて持ち上げられて然るべきとも思うし。現在進行形の事業なんだから。ただそこに挑んだ者、そこに存在した者に、勝ち負けに収まらない何かを見出して、キャラクターを投影して愛着や執着を纏わりつかせるのもまた、確実に、あらゆるモノの楽しみ方として、しかも割と王道な楽しみとして、あるでしょ。やらずにはおれん訳ですよ。妖怪オタクでドラゴンズファンで雷電ユニバースでニコラッパーの俺が言うんだから。逆に客観性無ぇか。

「ブロンズコレクター」の看板を背負わされながら走り続けてきたナイスネイチャは、そんな個性派、名脇役、愛されキャラの競馬界における代表格といえる存在でした。大将でした。時代の、世界の何もかもが彼をそうさせていたと、今となっては感じます。業界の盛り上がり。数多の強豪がひしめく群雄割拠のレース。ルックス、ファッション、安定感、ネタの豊富さ、相当のキャリアを全うしてなお無事是名馬を体現する息の長い活躍。憧れるでしょう。そりゃ。

いや、すげーっすよ。1着。1番すごい。レースなら誰しも一等賞のみを求めて、しかし手に入るのはどうしたって一等賞のみとは限らない。だからすごい。でもナイスネイチャは、価値だってまた一等賞にのみ宿るとは限らないんだぞ!俺がいるぞ!と魅せてくれてるような、色んな思いをレペゼンしてくれてるような気がしちゃうんですよ。投げちゃうんですよ。影を。俺達の胸に渦巻いてる「ずっと応援してたあの馬」「とうとう届かなかったあの馬」「最後だったあの馬」さえもレペゼンしてくれてるような、救ってくれてるような気持ち。

勝手にね。傍観してる俺が勝手に。馬は産まれて育ってわーって走ってるだけなのかも知れないけど。競馬は改造した動物を虐待して見世物にしつつギャンブルとして消費する人間の業が凝り固まった異常で最悪な娯楽なのかも知れないけど。彼は競技者として抜群に優秀だから俺の世界にやってきてくれたんですけど。でもそうやってしか、俺の勝手でしか世界って見れないから。俺は俺の目と脳と心を通した世界しか認識できないから。俺はそれを他者に伝えるために、記録しておくためにそれを言葉にしようとしています。ナイスネイチャはそうなんです。

 

私そもそも今年春の厩務員のストライキが無碍に扱われたことで完全に冷めて今の競馬ちゃんと観なくなっちゃったので、元々の逆張りというか捻くれというかに拍車がかかってて、どーしてもベクトルがね。これって懐古主義かな? 少なくとも俺の趣味の問題ではありますね。まぁでも人間独りが抱えられる世界ってこんなもんだべ。この視点がもうひねてるっていうね。

 

みんないってしまうなあ。

 

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最近の絶景。も夏じゃんね

職場の組合のバレーボール大会に頭数で参加させられた帰りに撮りました。普段運動しない人が急にバレボールをやった時に受けるであろうダメージは一通り受けました。肉体にも精神にも。かるやろうや。かオセロ。麻雀。あの大会に毎月払ってる会費がいってると考えると悔しくて血涙が出ます。でも皆さんに気を遣っていただいて楽しかったです。

 

自分のことはぼちぼちです。がんばるぞい

 

では

 

('A`) < やっがってっハピエ〜ン