DQOzはそういうことだから

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毒男と狼男と耳長とケンパス蛇と魔女のようです

 

('A`) < あべんばん

 

毒男です。鬼太郎の前にプリキュアに触れるのでお馴染みのクソブログですが今回も例によってぷぃきゅあの事をね、ちょっと話したいなって

と言うのも、今週のエピソードに分かりやすく食らっちゃいまして。医療ドキュメントみたいな内容の上に帝王切開に悩む母親と子育ての話題とか、マジで日曜日の朝なん?みたいな

その中で、小さい女の子が「自分に弟が出来る事でもう自分だけのお母さんじゃなくなってしまう」つって泣くシーンが有るんですよ。俺天下御免の次男坊なんですけど妹が産まれる時そんな感じの漠然とした不安に駆られてて、あぁ、あの気持ちってこういう事だったんだと、そして兄は俺が生を受けた時どういう胸中だったんだろうかと思って。シンプルに驚きでしたね。やっぱりアニメは色々な事を教えてくれます

 

と言うわけで鬼太郎の話しましょう。

今週からは遂に各アニメシリーズ最大の目玉の一つである「妖怪大戦争」編が始まります。最早別作品やろっていうくらい強キャラ補正された西洋妖怪達との死闘が繰り広げられていくゥ。個人的には何時だったか書いたようなビジュアル改変の波を感じると共に、キャラクターとしての鬼太郎達の魅力がより発揮されるのではという期待も込みで視聴していました。

いやーなんか、やっぱり今期凄いね

 

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冒頭、昨期のザンビアちゃんの系譜を継ぐ魔女っ娘アニエスたそが登場します。

何やら「ブリガドーン計画」なる計画(ある程度鬼太郎を知っていれば聞き覚えしかないワードではありますが)に必要という指輪を盗み出し、師匠だか上司だかのポジションっぽいアデスお姉様から逃げるアニエスたそ。名無しも顔を出します。ぶっちゃけお前抜きのフラットな状態で視聴してぇよ俺はよ

白毛の女性が多数の刃物を空中に浮遊させて金髪の魔女に向けてるシーンはどう見ても東方Projectでしたが、まぁ流石に考え過ぎでしょう。

 

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そんな頃、鬼太郎達が暮らすゲゲゲの森にはマレーシアでの住処を西洋妖怪にめちゃくちゃにされ故郷を追われたマレーシア妖怪達がやって来ます。難民好きやな今期

同じ妖怪のよしみで難民受け入れを決める鬼太郎ファミリーですが連夜の踊りや川への排泄行為(そういう妖怪)に、竹を食い荒らす(そういう妖怪)等様々な弊害が出始めます。クレームを入れに行くと「ダイバーシティ」「インクルージョン」「ポリティカルコネクトネス」と言った意識高めの単語を多用され逆に論破される始末。しれっと国際問題ぶち込んで来る辺り今期は徹底してるなーと。正直このくだり無しの、純粋なアクションバトル編に突入しても良いのにとは思いました。耳長達を見れたのは素直に楽しかったですが

 

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そんな中現れるアニエスと狼男。5期までの「初めから顔面が狼になってる」人狼タイプじゃなくて、「人間から狼に変身する」ガチ狼男タイプでした。然も満月を見ずして自由自在に姿を変えられるチート仕様。今までとは格段に戦力を増強されています。アニエスたそと指輪を取り戻しに来てる訳ですね

森にやって来てた難民の代表格は「耳長」っていう妖怪で、狼男に襲われマレーシアを離れる(つまり故郷を捨てる)時、同胞の「ケンパス蛇」が戦う為に残り玉砕していった事を思い出して己を奮い立たせます。今度こそはと仲間達を率い果敢に挑みますが、そんな死亡フラグバキバキの状態でどう見ても頑張ってデザインしましたよー、気合い入れてますよー、死ぬとしても見せ場作りますよーみたいな敵キャラに勝てる筈もなく、妖怪が倒された後現れる魂すらも握り潰すという激烈外道ファイトに屈します。

結界術で囚われていた鬼太郎ですがその惨状に怒りの指鉄砲を発射、鬼太郎ファミリーで応戦するも塗り壁は粉々にされ(然し一瞬で自己修復)、猫娘砂かけ婆も太刀打ち出来ず、目玉の親父に至っては「西洋妖怪の事はよく分からんのう」とか言い出す始末。前の戦争ん時はよう知ってたやろ

 

そこに助け舟を出すのが我らがアニエスたそ。

銀の弾丸を鬼太郎に渡し、指鉄砲の先っちょに弾を取り付ける衝撃のスタイルで狼男を退けます。銀の弾が効く事くらいは知っとけ。アニエスはファミリーに保護を求め、狼男達は戦力を整え再度日本へ。そして遂にその容貌を露わにする大将バックベアード……

という所で話はまた来週。西洋妖怪一人であれだけボロボロにされてたのに次大丈夫なのか。目目連は出るのか。鬼太郎は洗脳されるのか。まなは絡むのか。乞うご期待ってな感じで

 

何がすげぇって、難民問題は終結を見なかったんですよね。領土を割譲して住み分ける事になるんですけど、それが正解ではないと鬼太郎は思っていて、マレーシアの妖怪達が命を散らした後もずっと後悔してました。その辺闇というか、解決策が見つけ難い話題なんだろうなと

 

因みに氷川きよしが市場制圧した新EDですが、めちゃくちゃ最高に良かったですね。あれ何番目まで有るんだろう。何番でも聴ける。

あと猫娘のタイツ姿を確認しました。良いですね。頬擦りしたい。そのまま踏まれたい。ビビビのビンタされたい。効果音の字幕出るの笑っちゃいましたねアレ。虫がダメだったり、今日は可愛い猫姉さんでした。

 

では

 

 

('A`) < のごんそなそわ

 

毒男がM.C.Zの曲を解説するようです 14

 

('A`) < BANが怖くてニコラッパーやってられっかよ

 

毒男です。久々にM to da C to da Zの曲が上がったので軽く宣伝など

 

http://www.nicovideo.jp/watch/sm33971265

 

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サムネは大阪名物くいだおれ太郎。今回のサムネは骨折れました。

 

なんか最近ネット眺めてたら1日が終わるみたいな、典型的なゴミの過ごし方バンバンしてて、夏休みの内に曲結構作ってる予定だったんですけどまぁラップもサボりにサボっちゃって

そうこうしてる内に大学始まるわ急にイメプが捗るわで益々時間取れなくなってきた中で(つまりそのくらい俺にとって『俺のニコラップ』は優先順位が低いんですが)これではいかんと、取り敢えずリハビリじゃないですけど約2ヶ月ぶりに自分の為だけにペンを取り、近頃有った嫌な事とかを詰め込んでわーって歌って動画にしたものがこれです。

 

ほぼ一日で作った割には頑張った方だと思いますね。俺ほんとラップ向いてないので録音めちゃくちゃ時間食うし、諸々の作業も素人以下のクオリティの物しか出せないのに手際も悪いっていう。役満。数え役満です。

テーマとしては先述の通り「ムカつく事」なんですけど、大体は主に自分と『自分が思ってるニコラップ』へのdisに集約されてます。常に自分を貶す事によって、誰かがマジで殺しに来た時への耐性を付けておくという高度なテクニックですね。こんなクレバーな動きを楽々こなしてしまう俺が怖い。悪い意味で

 

近い内にアンサー書こうかな

 

 

('A`) < 化け狸バンバンバン

 

毒男と画皮のようです

 

('A`) < ケロッケロッケロッ

 

毒男です。段々文字に触れるのも億劫になって来ましたが今週もブログなどね、書いていこうかなと

因みに最近全然ラップしてなくて、そっちの方は若干危機感有りますね

 

何回か言ってると思うんですけど、俺日曜日の朝はプリキュア→鬼太郎6期で観てるんですよね。それでちょっと気付いた事が有ったんで先ずそっから

この二作品って一応どっちも、基本構造としては黒幕が背後に居て(何処まで「鬼太郎」の全体像に名無しが絡んでるかはまだ明らかにはなってませんな)、一話完結型で色んな敵とか、サブキャラ達とのエピソードが展開されてく感じじゃないですか。

話が続くにつれ顕著になってるなぁと思うのは、プリキュアって大体主人公中心の話じゃないですか。野乃はなが色んな人を応援する、葛藤する、壁を乗り越えて成長するっていうのがメインな訳です。逆に鬼太郎は今徐々に空気になっていってて、これ主人公無しでも成り立つなっていう構成になってる。

まぁ何処に着眼点を置いて、どう評価するかってのは人によって幾らでも変わっていくので敢えて比較すればそう映るなっていうアレです。「プリキュア」は少女達の成長物語である反面、「鬼太郎」は飽くまで妖怪とか人間社会全体に光を当ててるって言うか、既にある程度、主人公像が完成してる前提で展開されていく。

俺は正直、鬼太郎が成長していく所をもっともっと見たいですよ。せっかく墓場から誕生した時の描写も出てるんですから、お父さんとの何や彼やとか更に深く掘っていっても良いのになと

 

 

えー、

 

 

ね。

だから何だって事なんですけどね

 

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ゲストは画皮でした。

絵にまつわる怪異は古来より数多くてですね、今話の画皮を見ただけだと「絵から出て来て人の魂を喰らう妖怪」みたいな設定を思い浮かべた方か多いかなと思いますが

実はもそっとエグい子なんですよね。殺した人の皮に絵を描いて、それを被って人間に化けるから「画皮」と。なかなか恐ろしい

 

そして妖怪よりも恐ろしい人間を見せてくれるのが今期の鬼太郎であります。

男に捨てられたのがトラウマになっているシングルマザーを母に持ち、肌の露出や恋愛を禁止されている女子高生「ゆうな」が今回の主役です。イマドキのJKに恋愛禁止は辛過ぎる所でしょう、実際男の幼馴染に告られるとママンの言いつけを守りたい気持ちに苛まれ只管テンパります。

 

この内田って幼馴染がまた曲者で、告白した直後戸惑うゆうなの返事も聞かずにキスするんですよ。もうリビドーが溢れて止まらない。多分ですけどゆうなが色恋沙汰を避けてる間、内田も多分ゆうなの事しか見てなかったから告白出来た途端に欲望が爆発しちゃったんやろなとか勝手に想像してたり

 

そしてゆうなはひょんな事から(じじいのミス)画皮と出会ってしまい話が出てきな臭い方向に、いやまぁその前から十分ヤバいんですが

画皮が登場してゆうなと親交を結んだり画皮が若干本性表して内田の魂吸ったりってまだまだ序の口なんですよ。妖怪云々より狂気が出ちゃってるのが今期の人間達でね。

ゆうなママが絵に恋してるゆうなを見て「良いじゃない、絵は裏切らないからね」って言うんですよ。行く所まで行ったオタクみたいな発言を

 

しかもそのファンキーモンキーママがね、愛した男に裏切られたショックから立ち直れず恋なんてクソやぞって価値観を散々娘に吹き込み恋愛禁止を強いて来たAKBグループの最古参みたいなママが、すっげぇ軽いノリで再婚相手を見つけちゃうんですよ。間髪入れずこの追い討ち。「ゆうなも恋してみたら?」みたいな事をニコニコしながら言っちゃいます。

 

勿論ブチ切れて刃物をぶん回すゆうな。

 

勿論現れる鬼太郎。面白くなってきた所なのに

 

実は画皮の絵巻物は砂かけ婆の持ち物だったんですね。何て物を持ち歩いてるんだ

これを普段どういう風に使っているんでしょう。夢か。夢女子なのか。そう言えば花子回で腐女子が露見してたね。

 

で、親子のなんか絆みたいなのが見れた所で(もうそんなヤニ臭い芝居ではどうしようもないくらい関係性崩壊してるやろ)今回の鬼太郎唯一の見せ場であるバトルシーンだったんですが、大首状態の本性を露わにした画皮が

 

「ガヒ!ガヒ!」

 

っていうアニメのポケモンさながらの鳴き声で、僕はぶっちゃけアクション描写を楽しむ間も無く腹抱えて笑ってたら終わってましたね。ごめん

 

「誰かの言いなりになるより、たとえ辛くても自分で何が正しいかを判断しなければいけない」というテーマが申し訳程度に添えられまして、次はファン待望の西洋妖怪顔見せ編!!!

 

ビジュアルだけ先に発表されてますが、今回の西洋妖怪達は外見上だけでも改変が凄まじい事になってて、鬼太郎におけるこの流れのある種の集大成みたいになるんじゃないかと何か一人で盛り上がってます。五期のザンビアちゃんも相当衝撃受けましたけどね

この分で行けばバックベアード大将の二次創作として有名なベア子が本編に殴り込むのも時間の問題ではないでしょうか。クッパ姫か

 

 

はい、じゃあこんな感じで

 

 

('A`) <いざっすす〜め〜

毒男とくびれ鬼のようです

 

('A`) < aieeeeeeeeeeee

 

毒男です。まぁするのは鬼太郎の話なんですけど、取り敢えず今週のプリキュア凄かったですよね。

もうプリキュアそういう感じなんだ、みたいな。正直ジェンダーに関しての描写やら演出ってオタク向けというか、大きなお友達に阿ってる部分が割りかし有るんじゃねぇかっていう歪んだ見方してたんですけど、なんだろう、今期通してのね。

人間的に如何ともし難い悩み、妬みから、それでも皆が幸せに暮らせる世界を…っていう願いまで、ギュッと詰まってる。各話各話で女児アニメ分を振りまきつつ、エグいくらいの不穏要素がね。どう転んでもハッピーエンドに成り得ない感じが悲壮感漂ってますよね。俺はもう暖めた蜂蜜くらい甘いハッピーエンドが観たいんですけど、プリキュアって意外とそうならないじゃないですか。

 

ああいうアニメに入れ込んだ思い出が基盤になった場合、どういうオタクに育つんでしょうね。僕達はある程度「知ってる」訳ですから、百合にしろ薔薇にしろ、ワーギャー叫びつつも言ってみれば免疫がついてる上で楽しんでますけど、初めて夢中になったアニメがあれになった子供達の将来が気になる。

 

同じ事鬼太郎にも言えますわね。最近のアニメ怖いよ

 

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今週の敵はくびれ鬼でした。敵というか、敵なんだけどね。うーん

くびれ鬼は「縊鬼(いつき)」とも言って、掻い摘んで話すと人を首吊り自殺させる霊(鬼)です。元々そうするのも色々理由が有るんですけど、とにかく力としては人間に取り憑いて、首を括りたい気持ちにさせるという恐ろしいものでありまして、自殺先進国となった現代日本においては悪趣味ですが非常に映える存在ですね。

アニメ鬼太郎には度々登場してその陰湿な能力を遺憾無く発揮してきましたが、今回はなんとスタイルを大幅にアップデートしまして呪いの「アプリ」を介し人々を追い詰める2018年版くびれ鬼として出現。声はNARUTO大蛇丸等でお馴染みくじらさん。怖すぎやろ

 

手軽に、少なくとも一見は匿名性を保持したまま悪意を発信出来てしまうスマホという便利な道具にのめり込む現代人は格好の餌食な訳ですね。

人間の悪意ってのは尽きません。闇とか黒いとかって言うよりはもっと汚くて気色悪い、正に「呪い」なんですよ。ネットは少し掘ればそういうので溢れてますから、くびれ鬼にしてみれば付け入る隙だらけの、桃源郷なんでしょう。

 

で、パターンとしては偶然なのか狙ってかまなが襲われてね。まなの同級生モブが揃いも揃ってめちゃくちゃ嫌な感じだったり(そうまはあのままフェードアウトで良かったのに)、気合の入ったホラー演出だったり、戦闘シーンは猫娘と鬼太郎のバディファイトが激アツだったり、所詮アプリの有無に関わらず人間の穢れは無くならないっていうアニメ鬼太郎の根底に在る社会に対しての一刺しも有りと

アニオリ回のお手本みたいな、出来た展開ではあったんですが、

 

「名無し」ですよ。問題は

問題というかね、シーズン通してのボス格で、まなとの絡みも注目される方ですが、今回は殆どくびれ鬼回っていうか名無し回だったんですよ。個人的にはもうちょいくびれ鬼が活躍するシーンが欲しかったな〜〜〜と思っちゃいますね。

呪いのアプリにも名無しのマークこと逆五芒星が刻まれてて、首吊ってしまった人達の元に現れてdopeなflowで浪曲めいたラップをかますのも名無し。スマホ画面から伸びてた縮れ毛は縊鬼のものだったとして、「すーまほばっかり見ていると 今に呪いがついてくる」っていう不気味過ぎる、これこれこれ!みたいな呪詛の文句を虚ろに唱える人間達の額にはやっぱり逆五芒星。ネットが闇の世界だと指摘するのもコイツです。

じゃあ結局は名無しが黒幕としてくびれ鬼を操ってたのかって言うと、其処の説明は無いんですよ。妖怪学校の時辺りに名無しが妖怪を暴れさせているみたいな話は有ったかと記憶してますけど、取り敢えず彼奴が暗躍してる感を出しつつくびれ鬼も出しとけみたいなね、んな事ァねぇんだろうけど、くびれ鬼単体がもっと押し出されてたらどういうエピソードになってたかなとは想像させてく れ ま す よ ね

あと弱かったし。指鉄砲出ませんでしたからね。精神に干渉する妖怪なんだから鬼太郎とバトラせるならそういう所で戦わせて貰わないと。今期なんてゴリゴリの武闘派なんだし。猫娘も完全に筆頭戦力ですからね。縛るならもっとこう、激しくせんかいと。邪な意図剥き出しで書いてますが

 

オリジナル回観ると特に思いますけど、今期の世界観は重過ぎてニチアサのアニメ「鬼太郎」で処理し切れてない感じがしてます。作風というか、ゲスト妖怪と被害に遭う人間の絡みに重きを置いてる時は主人公が空気な話もそこそこ多いし、現代社会の暗部に切り込むのも通底してるものでは有るんですが

俺は何せあの五期直撃世代なので、キャラクターとしての鬼太郎や妖怪、或いは人間に入れ込んでるんですよね。そこの扱いがちょっと満足行かない。各話ごとにifの夢小説描きたいですね。薄い本厚くなっちゃう。まなにダル絡みしてたかりんもみやびも結局放置ですからね。モブかわモブかわ

 

まぁ観てるだけならなんぼでも好き勝手言えるんでね、だからこそ止まらないっていうか。正にくびれ鬼の思う壺ってか

コレはもう五期の事を鬼太郎じゃないとかボロカス言う人達と側から見りゃさして変わらない行為なんでアレなんですけど、普通に一つのアニメとしてはそういう風に見てます。プリキュアに触れた際も先述しましたが、これが「初めての鬼太郎」になった子供達の鬼太郎観、妖怪観はどうなっていくのかが心配でもあり、興味深くもあります。

 

 

別に落ちてないですけど何書きたいか分からなくなって来たのでこの辺で

 

('A`) < yeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeees

 

毒男と石妖と海坊主のようです

 

('A`) < えーい

 

毒男です。今週も鬼太郎の事をね、チョロチョロ書いていこうかなと

今回はストーリーの筋立てとしては割と原作に忠実なエピソードでした。有るんですよ、この話。なのでアニメが初見のキッズ達にとっては若干急に見えたり「!??」となりそうな演出も何箇所か散見されました。

 

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敵妖怪は「石妖」。建材用の石を切り出す場所に現れる女性の妖怪ですね。男性労働者にマッサージをしてくれるんですがコレに身を委ねると気付かぬ内に眠ってしまい、起きたら背中が石で引っ掻いたような傷だらけになっているという。石が変化した妖怪なのでしょう。

アニメではその設定を活かし、男性を誑かしてその気にさせ、按摩で眠らせた所で金品を持ち去るというケチな峰不二子みたいな妖怪になっていました。めっちゃ美人だしスタイルも良いという事で、ねずみ男の結婚相手「石山妖子」としてファミリーの前に初めて現れた時は、子泣き爺は分かり易くテンションが上がり鬼太郎でさえ頬を染めるという有様。妖怪アンテナはどうした

 

ターゲットとなったねずみ男との結婚式は恙無く執り行われます。兄貴分を取られ嫉妬に震える猫娘(笑)

因みに留守番しながら二人で祝杯を挙げていた一反木綿と塗り壁の会話がめっちゃ良い奴ら感出ててほっこりしました。

 

「人間と妖怪が上手く行くのか?」

ねずみ男は人間と妖怪のハーフ、半妖怪だ。彼自身が上手くいった例なのだから今回もそうだと信じよう」

「そうだね」

 

みたいなね。大分訛りがキツかったのでちゃんと聞き取れたか微妙ですが多分こんな感じの事を言ってました。

 

式を終えた二人はハネムーン、そしてあからさまにあからさまな旅館でお泊り。風呂入って、布団敷いて、「こういうの初めてで…」とか何とか童貞丸出しで(ホントかよ)キョドってる所へ早々に「マッサージ」を施され(俺はむしろ其処でもう朝アニメの一線を超えておっぱじめて欲しかったなと思ってるんですが)ねずみ男は恙無く無一文に転がり落ちます。

そこで失意のねずみを叱咤する猫姐さんが最高でしたね。俺も姐さんに叱られてぇ

 

で、色々ありーの、「純情を弄んだ事にお怒りの塗り壁が鬼太郎の攻撃を防ぐ為石になった石妖を粉々に押し潰すも、逆に空飛ぶ石塊となって復活した彼女に腹をブチ抜かれる」という鬼太郎シリーズにおける塗り壁名場面の一つが見事に再現されるという。よくやってくれたと言いたいです。

 

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恐らくTV前のキッズの度肝を抜いたのは勝負処での唐突な海坊主でしょう。漫画読んでない勢は急な海坊主(急坊主)に耐性無いでしょうから少し戸惑ったんじゃないでしょうか。脈絡無く強キャラが出て来て何か全部収まるっていうのは鬼太郎に限らずバトル漫画ではよく有るパターンです。個人的には牛鬼の迦楼羅様も割といきなり出て来るなっていう印象です。

そんな急坊主さんはデザインが衝撃でした。可愛らしい目。タコみたいな口。ディグダみたいなフォルム。あそこだけ別作品でしたね。駄菓子のパッケージに居そう。それかコロコロの表紙とか

 

そしてそんな急坊主の親方にあっさり捕縛された石妖を、助けてやってくれと頼み込むねずみ男。話中何度も石妖に肩入れするんですよ。惚れた弱みとは言いますが、その女々しさは正直男としてどうなんだと……親方も親方で「(石妖を)ペットとして飼ってみる」とか口走ってましたが。改めて声に出して読まれてるのを聞くとそこそこ問題発言ですね。

何とか救われた石妖は最後の最後、身を呈して守ってくれたねずみに色気を覗かせるという大人な展開でした。「ねずみ男結婚回」はネズキタなのか、ネズ猫なのかと思わせておいてのド直球ネズ石だったという。

猫娘ツンデレな所も相変わらずでしたが、案外ねずみ男の言うように兄貴分つーか、そこそこ深い友人関係なのかなと、そういう所も匂わせる良い回でしたね。毎度思うけど一回こっきりのゲストには勿体ないキャラしてるしまたいつか再登場して欲しい。好きではないですけどね。俺は塗り壁くらい純情を大切にするタイプなので

 

再登場って言うと電池組のプロデューサーとか河童をこき使ってた会社の社長が石妖のカモ役として出て来てましたね。あいつら全然懲りてねぇっていうか、アレだけ痛い目見ても尚即物的な生き方を貫いてる人間、ホント恐ろしい。

ねずみ男もそうでしたけど騙されて尚石妖の事が好きで忘れられないという描写は何か現実の詐欺事件とかでも実際に有りそうな感じで、そういうの胸糞悪いなと思うんですけど、もし妖怪にやられたらって考えたらまぁ普通に許しちゃいますよね。

と言うか妖怪だったらもう何されても大丈夫です。身体裏返されても大丈夫ですね。命的な意味で言うと大丈夫じゃないですけど全体的に言えば大丈夫です

 

あと中盤のCM入る前に出てくるアイキャッチ、何故か目玉おやじと鬼太郎ファミリーのイラストでしたね。石妖も海坊主も、ちゃんと御大が描いた妖怪画が有る筈なんですが。コンプラかかったのかな。石妖も海坊主もえっちですもんね

 

なんか纏まらなくなって来たのでこの辺で

 

 

('A`) <あぶぶふべばなま

 

毒男とRAP48のようです

 

('A`) < かぼちゃ〜

 

毒男です。今回は或るとんでもない大型マイクリレーに参加させて頂いたのでその事を。実質「毒男M.C.Zの曲を解説するようです13」ですね

 

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http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33832153?ss_id=4fa88255-8ab3-4cfd-b79e-54b244cbe3e3&ss_pos=1&cp_in=wt_tg

 

かつてニコラップが今より圧倒的にプレイヤー人口もリスナー人口も多く、新規古参ガチ勢エンジョイ勢ゴリゴリのヒップホッパーから歌い手紛いまで入り乱れて凄い勢いでワチャワチャやっていた頃、そんなニコラップの、ある意味象徴のようなマイクリレーが出現しました。

その名も「RAP48」。読んで字の如くニコニコ動画を中心に様々な媒体で活動するラッパー総勢48人がマイクを繋ぐ超大型企画です。雪猫さんというニコラッパーの思いつきツイートが元になって産まれてしまった第一弾。

 

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm13561780?ss_id=a8597105-9d02-4c95-a422-af8df3878ff4&ss_pos=7&cp_in=wt_tg 

 

其処からなんとシリーズ化し第二弾

 

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm19021577?ss_id=a8597105-9d02-4c95-a422-af8df3878ff4&ss_pos=2&cp_in=wt_tg

 

第三弾

 

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm16416217?ss_id=a8597105-9d02-4c95-a422-af8df3878ff4&ss_pos=3&cp_in=wt_tg

 

第四弾が道半ばで企画倒れになってから数年を置いて今回の第「五」弾。毒男率いるDQOz所属のニコラッパーmic checkerz(M.C.Z)は、その第五弾に参加させて頂いた訳なんですが

 

2011年の第一弾を聴いた時俺は勿論ただの純朴て無垢なイチリスナーで、学業の合間に親のPCでニコ動を漁る退廃的な生活を送っていました。単純に曲として凄い、ヤバいっていうのに加えて、ノリでこんな事出来ちゃうんだっていうのが面白すぎて、ずっと笑ってた記憶が有ります。48人て。

あと流れてくるコメントが一々面白かった。あの時はホント勢い有って、色んな意味で面白い人がいっぱい居たんですよね。ニコラップタグに

 

代わる代わるラップで自己主張してく規模感とか、しれっと紛れてる超大物とか、48人居るからこそ映えるネタ全振りのverseとか、圧倒されるだけじゃなくて俺もこういう楽しいニコラップやってみたいなと思わせてくれたし、確実に今のM.C.Zの芸風に繋がってる重大な要素です。

マイクリレーならではのワクワク感とニコラップ臭いネタっぽさが出てれば良いなっていう気持ちが一人マイクリレーの根っこには有ります。それがウケるかどうかはまぁ、それはそれって感じですが

 

今回も、今回だからこそ其処は全面に押し出して行きました。即ち「mic checkerz」での参戦です。「M.C.Zの誰」じゃなくて「M.C.Z」。

8小節内にM.C.Zの色んなメンバーが詰め込まれてるっていうトリッキーを履き違えたみたいなやり口ですね。この手法何回かやってるんですけど必然的に人様との企画で放り込む事が多いので、MIXに関しての意思疎通が上手く行かなかったり、そもそも企画自体流れてしまったり、まぁなかなか自分の理想の通りとはいきませんで(当たり前っちゃ当たり前なんですけど)

今度のヤツは割とその辺の趣向を汲んで貰えた気がして本当に有り難かったです。特に動画は1小節ずつ代わる代わるラップしてる感じが凄く良く出ててグッと来ました。

 

ある程度俺の設定が理解して貰えて、初めてこういうのも可能になってくると思うので、ホント続けてみるもんだなぁと

 

 

中身の話をすると、リリック書いた当時自分の中でキてた曲や古からのニコラップのあれこれ、そして俺が活動していく上でのスタンスも出来るだけ詰め込みました。詰め込みすぎて何が何だか分からなくなってます。自分でも此処の元ネタ何だっけ?ってなる。まぁこの曲に限った話じゃないですが


更に数少ない読者様だけにこっそりネタバレしちゃうと、

「crewのラッパーが一人一小節ずつ踏んでいって最後にcrew名で落とす」っていう方式は伝説のHIPHOPイベント、B-BOY PARK開催に寄せて作られた「we are the wild」ってマイクリレーで俺の大好きな大所帯クルーFUNKY GRAMMAR UNITが16小節という限られた時間の中で全員がラップする為に捻り出した苦肉の策のオマージュです。nucorapさんじゃないですがB-BOY PARK並みのクラシックだろって事で。

 

テーマ的に真面目な人が多いだろうなと思ったのでふざけ倒しました。ネタ枠として機能してたらそれ程幸せな事はないですし、その中から何か伝わるものが有れば身に余る光栄です。本当、この界隈の人間にすら殆ど共感されないでしょうけど、夢だったので。夢の一つが叶っちゃいました。

 

あ、そういや俺ね、お呼びかかったのがかなり後の方だったんですよ。既に殆どメンバーが決まった状態で乗るトラックも(先に参加してた人は三つから選べる所を俺は)決まってて、勝手に勘繰った所では頭数を合わせる為の第二第三候補だったんじゃねぇかなと。勿論その候補で名前が上がるってのが何よりも嬉しく、また有り難い事なんですよ。俺が収まりたいのはその席ですから。収まりたくて収まれるポジションじゃないですし

どの曲もそうですけど、タイミングの問題ですよね。その時その時の。この企画の発足が2016年だったら俺は間に合わなかったし、2018年だったら俺以外の、俺よりカッコいい人に話を持ちかけてたんじゃないかなと。そういう気分で居なきゃマイクリレーのお誘いなんておいそれと受けられないのです。小心者なので

 

ぶっちゃけ今のニコラップでこの動画がどこまで好意的に取られて、どんだけ伸びるかは分からないです。人が居ない。リスナーが居ない。

それでもRAP48が帰って来て、しかも俺が混じってるっていうのが兎に角熱いんですよ。個人的に。あの時出逢って、衝撃を受けて、諦めた音楽に今俺は居るんだなっていう実感がありありと湧いて来て、感慨深かった。第四弾ポシャったのが顕著ですけど、こういうアホみたいな規模の企画を完成まで持ってくのマジとんでもない労力とストレスが溜まるんだろうなーって。乗っかる僕達は好き勝手言うし、いざ世に出たら出たでそれよりもっと好き勝手言う人達が待ち構えてる。

そんな状況でまさかこの夢が叶うとは思ってなかったです。間違いなく走馬灯に食い込んで来るでしょう。RAP48に参加出来るなんて、良い人生でした。死ぬの?

 

いつかやりたいですよね。M.C.Z48

ウチ今30人ちょいしか居ないんですけど、どうしても足りなかったら10ウン人くらい客演お願いしても良いし(それだけで普通にマイクリレーとして成り立ってる)。諸々の許可取れたら今回のトラックも手元に残ってるのでremixみたいなのやっても面白いな、とか。

かかるコストを計算するともうそれだけで疲れて来るんですけど、そもそも20分弱俺のラップしか流れないって新手の拷問でしかないし俺さえ聴きたいとは思わないし、誰得もいいとこなんですよね。まぁどの道M.C.Z全員参加のマイクリレーはやりたいと思ってるので、いずれ何かの形に出来たらとは考えてます。果たして俺はその時までラップやってるかな

 

言いたい内容ダラダラ書いただけで三千文字くらい来ちゃったんですが、まぁ、なんでしょう、惰性でやってる活動なんでね。暫くはこの余韻で元気にやれると思います。でもマイクリレーに出てるだけで満足してたら自称新人としてはアレなんでね

これからもぬるぬる頑張っていきたいです。うん

 

 

 

うん

 

 

 

('A`) < うん

 

 

毒男がM.C.Zの曲を解説するようです 12

 

('A`) < wave

 

毒男です。今日はM.C.Zの曲が上がったのでそろりそろそろと触れていきたいなと。それはもう、優しく。焦らすように触れていきたい気分ですね。こんな夜は

 

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http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33833682?ss_id=3a328fb3-6f2d-4e06-baef-cd0ff44376e2&ss_pos=5&cp_in=wt_tg

 

 

当ブログでは以前Rapglossのremixをブチ込んだ時熱くお話しした韻の大神ことSIXさんとの合作です。

以前やった「絵文字でラップの歌詞(リリック)を書く」といういかれポンチ企画の発展系、「相手の指定した絵文字を順に配置して、その順番に沿ってリリックを書く」という頭のネジを全て抜いて素揚げしたものを肴に一杯やりだすレベルで頭おかしいルールに則り互いに数十小節ずつラップしてます。しかもビートも変態。もう、なんだろう、バカ。バーカ。

 

因みにその元になった音源はTwitterにしか上がってなくて何となく嫌なので、近いうちに同じような境遇の動画まとめてニコ動に上げようかなと思ってます。

そもそものemojirapは、絵文字で表現する事を前提としてた訳ですけど基本は自由なんですね。でも今回のemojirap squareは「予め決まった絵文字(しかも相手の指定)」を使って「決まった順番(これも相手の指定)」で、というキツいルールが有るので作詞にかなり難航しました。トラックもなかなか良いのが無くて、 SIXさんが持ってきたド変態トラックに合わせる形で元々魔のおかゆ一人が蹴る予定だった所にオバケラヂヲをねじ入れて何とか形を作りました。本当、二度とやりたくないですね。楽しかったけど

 

 

 

 

はい

 

 

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