('A`) < しょ しょ しょじょじ
毒男です。
今週の鬼太郎は原作でも圧倒的な構成とキャラクターの濃さを誇るスペクタクル巨編、「八百八狸と妖怪獣」の話で御座います
平成狸合戦ぽんぽこの生みの親、高畑勲監督逝去の際に四国を治める狸の皆様は描いておりまして、今回はそれにて換えさせて頂きたいと思います。
ぶっちゃけこの話はほんと、内容が濃過ぎて一回のブログで語れるようなもんじゃないんですよね。実際今期の鬼太郎で初めて1話完結じゃなかったし。
僕が是非ともオススメしたいのは今からでも原作漫画版の「妖怪獣」の話を読んでからこの回に臨んで貰うルート。
何だろう、本当、アニメ化によって失われる物ってやっぱ無視出来ない気がするんですよ。水木御大の漫画や絵から立ち上るモノは、どう足掻いたって色の付いた動画やCGでは表現し得ない訳で、勿論アニメはそれを補って余り有る利点を持ってますが、出来ればこの話は漫画の方にも触れて欲しい。マジで変な世界に引きずり込まれます。
アニメで流れたエピソードは決して大げさで無いです。寧ろテレビサイズに縮小され、テレビ向きに配慮されています。そして今回ならではの脚色も多く見られました。猫娘とまなちゃんは今日もグンバツに可愛かったです。
例えば刑部だぬきですが、本来はまなちゃんでなく鬼太郎に呪いのキスをします。朝9時からショタに獣が濃厚な接吻をお見舞いするのは流石に全国の少年少女の性癖がこま結びになってしまうという事で、コンプライアンス的な問題でしょうね。苦肉の策としてJC、人質に慣れているまなちゃんが犠牲になりました。俺は一体何を言っているんだ
この話に出てくる「化け狸」は所謂「ぶんぶく茶釜」的な、キャラクターとして確立された可愛らしい狸とはぶっとく一線を画すそれはそれは恐ろしい妖怪でして、親玉とされる刑部だぬきは強力な呪術と蛟龍(妖怪獣)を操る正に最強クラスの敵。妖怪獣も露骨にシン・ゴジラムーブをかましつつ東京都を破壊と混沌の渦に叩き落とす大活躍。雷の時もそうでしたけど、ギャグかよってくらい暴れさせますよね。今期のこういう回。
鬼太郎が迂闊に要石に触ってしまい、呪いで石になった所で幕。続きは来週です。早々に狸側に就き沢城ボイスの鬼太郎から顔面下駄とかいうご褒美を貰っていたねずみ男の活躍は、そして原作でのあんな演出やこんな展開が果たしてニチアサのお茶の間を席巻してしまうのか、ナマズは出るのか、今から楽しみですね。
あとおやじさんの声、ちょっと平素より低い気がしましたね。野沢さん風邪かな
はい
('A`) < ほい
