('A`) <超パリストラ組
毒男です。鬼太郎を知った風に語るキモい人になりつつある私ですがこのブログはそもそもDQOzの活動報告を主に、と始めたものでして
タイミングはアレですが夕方にソロのニコラップ上げたので軽く解説でも
サムネはMr.ゲームアンドウォッチ
うらるを上手く貼れた試しがないんですけど、此処から飛んで聴こうって特殊な人先ず居ないし別に良いかって思ってます
今年もネットラップから羽ばたいたアーティストや人気現役ネットラッパー達が一堂に会する祭典という触れ込みでworld wide words(WWW)が開催されます。やったね。幼気なネップキッズであるところの私は大喜びです。
更になんか公式のホームページとは別に「WWW.jp」なるサイトまで出来てですね、色んな人がEP出したとか、この人のアルバム売ってるとか、イベントそのものの情報以外にもネットラップ関連の諸々を紹介してる。
其処の一企画で、指定のフリートラックでラップするとサイト内のラジオで取り上げて貰えるっていうのが有ってですね。「ヤルキストのネットラップディグディグ(略してヤルディグ)」って言うんですけど ネーミングセンスの権化ですよね
http://worldwidewords.jp/article/54
「ヤルキスト」は某巨大掲示板に脈々と受け継がれるラップミュージックを作るスレ(スレ名とか活動場所自体は確か度々変わってるんですけど総称は2ch crewとああ某とか濁した意味が)を主として古くからネットラップシーンで活動、現在は広島に軸を据えアーティストとして大活躍中のみるきー氏と仮トン氏の2MCクルーです。party people's actionのみるきーさんのverseほんますこ
兎に角みるきーさん制作のフリートラックに、アソレソレソレってなもんで色んなラッパーが乗っかっています。こういうのは周りで囃し立てるより自分で突っ込んだ方が話が早い場合が多いので俺もアソレソレソレと。
なので内容は大体wwwの事か、後は適当にボースティン。トラック提供のフリートラックって基本的に16小節で1verse→8小節か16小節で1hookを2、3回繰り返すんですが、M.C.Zは隙有らば一人マイクリレーして性癖を満たそうという集団(個人)なので一人8小節で4人のマイクリレー仕立てにしてやりました。してやりましたよ、俺は。
皆一様にレベル高いし、短いバージョンつくってTwitterに上げたりしてる中ゴリゴリフル尺使ってニコ動限定公開だし、歌詞無しで聴いても何言ってるか分かんないだろうしで、そもそも気付いて貰えるかも謎ですが取り敢えず上げたもん勝ちみたいなノリなんですよね、こんなもんは
ぶっちゃけ今年もう無いんじゃねぇかと7割くらい思ってたのでビックリしましたね。去年メジャーからアルバム出したネットラップ出身のアーティストがWWWの「イベントとしてなってない」点を自分のブログで痛烈にdisってちょっとした騒動になったりしたので
然も今回は何か「テーマ」が有るらしいです。
「ネットラップの再定義」だとか何とか
ぶっちゃけプロモーションにしろデモ配布にしろ、ネットに音源を上げる行為自体は今日日当たり前になってるんですよね。メジャーインディー問わず、ようつべ見れば一目瞭然。その上で「コレがインターネット上のラップ、『ネットラップ』だ」とはっきりさせ、然もですよ
「魅力あるコンテンツ」として成り立たせなければならない、と。あんなサイト迄作ってわざわざ再定義するつってるんですから
ネットラップにとって提供されてるフリートラックの存在(トラックだけじゃなくてアニソンのインストとかボカロのカラオケとかも入って来ます、特にニコラップ)は欠かせない重大要素なのは間違い無いと思います。加えて最も簡単な定義は「自分はネットラッパーだ」と言ってラップしてる、或いは「コレはネットラップだ」と思って曲を投下してるかどうか、に尽きると思いますね。だからどれだけ投稿期間が空いてもネットラッパーを自称してる人は自明にネットラッパーなんです。その点敷居低くて良いな、と思うんですけど
大体ネットに曲落として配信で稼いでるけどネットラップのネの字も知らないって人とか、ネットラップに愛着が有るけど今はネットラッパーじゃない人は一定数居ますから。上にも下にも。
更に極論、誰も見ねえだろうし書いとくと、ネットラップ再定義するんなら最早イベントとか出ちゃダメ、って言うかイベント打つならネットラップの看板は提げない方が良いんじゃね、とは思いますけどね。
ネットのダサくてクソ狭いコミュニティで完結してこそネットラップなんじゃないんでしょうか。いやネットラップをそう言ってしまうのはアレですね
ニコ動で完結してこそのニコラップじゃないのかよ。って事です
なまじラップしてみたとかでバズったりすると歌い手みたいにヒョッと売れちゃうパターンも有ったんでしょうが、今はもうラップするだけじゃ目新しくも何とも無いですしねぇ。
マトモにラッパーとして成り上がりたいなら、ネットラップをレペゼンするのは足枷に成りかねない。音楽としてのハードルは低いから俺みたいな素人が横溢してるし、意識とか民度もクソだし(まぁコレに関しては別に何処でもある程度そうなんだろうけど、それでもネットの良くない所ってとことん陰湿だからね)。普通にラップしてりゃ良いのにフィールド迄背負うかね、と。もうネットラップってだけじゃ色は出ないし、旨味無いよ。再定義するなら一趣味として規模を縮小する他無いんじゃねぇかとか……まぁコレは自分が住み良いように周りの環境が変わってくれないかな、みたいな三年寝太郎くらいの願望なんですけど
二極化がエグい訳ですよ。ネットラップでヤバイヤバイ言われてる内に大成して今やゴリゴリ業界で殴り合ってる人と、完全なる趣味でやってる人。前者は偶にポコッとようつべなんかにPV上げて何万再生、ちょっと良い感じのツイートすれば数百数千ふぁぼでしょ。後者はニコラップタグで動画上げたら友達が500再生くらいしてくれて、痛いツイートしたら2ちゃんの過疎スレで叩かれるっていう。
特にネット上で発展したコンテンツって金が絡めば遅かれ早かれそうなる訳なんで(秒でそうなったのがバーチャルYouTuber)別にそれがどうとかは思わないですが、極端にカテゴリーを振れば漏れる例も出て来る。特にネットラップには社会に出るでも動画サイトに籠るでもない中間層がいっぱい居て、寧ろ現状その人達が「ネットラップの代表」みたいになってますからね。ある意味正しいんですけど。実際すっげぇ「ネットラップぽい」し
でもあの人達のラップ、暫く聴いてないですねぇ。
そもそも俺ニコラッパーなんでここら辺何言っても芯のほっそいスカスカな事しか言えないんですが
単純にヤバい人とかやる気有る人が外の世界に出たくなるのも、売り込みたくなるのも分かるので……て言うか、もしかしたら本来は其処が正しいラップのモチベーションなのかも知れない。どっちかと言うと。
ライブ出たり、アルバム売ったり、ネットは名を売る場、腕試しの場であって、イケると判断した時点で音楽の世界へ羽ばたいて行くと。その場合、特別ネットラップに思い入れでも無い限りその人達をネットラップ出身と言えるかどうかは微妙なラインでしょ。今のDAOKOとニコ動で曲上げてた「だをこ」は結局違う。
逆に自分の音楽売れるくらいになってまだニコ動に上げてたらそれはそれで頭おかしいんですけどね。いや、売れよっていう
だからこそWWWは「ネットラップ出身、ネットラップに関わりのある人気者が集まる場」として異彩を放ってて欲しいんですよ。「WWWなら誰が来てもおかしくない」って「フェス感」を手離さないで欲しい。曲がりなりにもイベントとして客から4千円取ってるんだし
二極化の頂上に位置してて欲しい。遠い存在で居て欲しい。こっち来ないで欲しい。
具体的には去年運営をこき下ろした電波少女も呼んで欲しいし、ぼくりり来て欲しいし、ジメサギ見たいし、raq見たいし、☆イニ☆が見たいんですよ。年一のお祭りならそれくらい大盤振る舞いしてよ、と。「ネットラップ」に其処までの引力は無いか?
でも隔月とかでやってるネップイベントが大集合〜!みたいなのだと何か印象としての「祭典感」は失われて行きます。正直
っていうのが何でも好き勝手言える無責任な立場からの思いです。まぁもう日付は決まってる事ですし。冒頭でも言いましたが幼気なキッズなので、祭典は超楽しみだし、こういう企画とか打ってくれたらめちゃくちゃ乗っかるし
要はそれはそれ、これはこれ
という事でね。はい
('A`) <あまあまちゅあだが