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毒男がM.C.Zの曲を解説するようです43

 

('A`) < スッパマン

 

毒男です。

1週間ぶりのプリキュア。悪役がめちゃ悪役してて、何だこいつら悪役だったのかとなりました。ゴーストゲームは前作の初期EDを入れると部屋に閉じ込められてデジモンの独特な歌声を聞かされるカラオケの話。チョイ役のヨウコモンがかっこよかったし然も多分cv.千葉進歩だったと思うんですよね。こういう細部で「おっ」てなれるネタが好きです

 

何度目の、いや何度でも久しぶりにM.C.Zが関わった曲が上がったのでご紹介。曲紹介記事43まで行ってたんですね。期間置いて数字で見ると凄いですね。

 

f:id:fromDQOz:20211114222112p:image

 

https://nico.ms/sm39623510?ref=other_cap_off

 

ネットを主な住処とし、飛び抜けた押韻スキルを有するMC3人(俺は比較的そっちが得意ってくらい)×近年シーンでの知名度をぐっと上げている鉄板トラックメイカーが同音ライム──発音したらほぼ100%同じに聞こえるライムを4回以上踏むのを1セットとする或る意味究極にストロングスタイルなラップとワイルドなトラックの融合によって一部界隈を爆発的に熱狂させた『証人喚問』以来のガッツリ共作。

 

https://nico.ms/sm35755185?ref=other_cap_off

 

↑証人喚問はこれね

SIXさん発信の企画では「共作」の意義を高める為に変則的なルールを設けて皆で挑むっていうのが恒例になってまして、俺からお誘いしたシャバいremix以外は殆ど尽くそうなってます。テーマ縛り、文字数縛り、絵文字縛り。絵文字縛り? 今回は自分のverseの冒頭と末尾のラインを予め他2人に作詞してもらいます。自分のverseなのに。更にボーナスステージでは他2人のverseから任意で1行ずつ拝借しまして、それを冒頭と末尾に配置して作詞します。手前で書いてて訳わからん。実際に聴いてみてください。

 

予定調和(3MC+1TMプレイ)
・1名のverseについて、他2名が「冒頭のライン」及び「末尾のライン」を作詞
・verseの担当者は指定された「冒頭のライン」から始まり、「末尾のライン」で終われるように内容を沿わせて作詞
・3名分のリリックが完成した時点でBPMのみを決め「自分が作詞した部分(他の人のverseの為に自分が書いたラインと、自分の担当したverse)」を録音
・トラックメイカーはアカペラが揃ってからビートを作成、曲として成立させる
・トラックメイカー? ビートメイカー?

 

書き出してみると1周目はこんな感じです。

こういう制約の上でプレイしてるのに皆さん素のスキルがぶっ壊れときてるのでついてく俺は毎回ヒィヒィ。ほんと参っちゃうワ。

今回特徴的なのはトラックメイカーであるところのWorld Technique先生に兇悪な役割が課されている所ですね。最終的に曲として予定されたかのように調和するかどうかは先生にかかっていると言っても過言ではない恐ろしい仕様になっています。アカペラが揃ってからビートを合わせてもらおうという。結果はお聴きの通りです。先生が居なかったら僕たち死んでましたね。先ずMIXお願いしてますし。特に2verse目が顕著なんですが俺メロディ入れてるんですよ。歌ってる。そこにも完璧にハメてくれて。寧ろ俺のブレが気になるくらいで。おったまげました。

裏話としては、指定されたラインに沿って作詞したverseって一旦全部一人で録って、それを聴いてから他の人が指定した部分を録ってるんですよね。具体的に言うと俺が先ず『プランターでできる手軽な家庭菜園(作:SIXさん) みたいには行かん度し難えサイエンス 成長過程さえ〜ライマー紛いのアルバイターもむしゃぶりたくって終始 黙ってたよまぐわいながら(作:ぺーたさん)』まで通して録音して、それを聴いた上で、本人のテイクをなるべく自然に再現する形で『プランターでできる手軽な家庭菜園』をSIXさんが、『黙ってたよまぐわいながら』をぺーたさんが改めて録って差し替えてるんです。各々バラバラに録ると流れが噛み合わなかったり変な被り方してグチャる可能性が有ったので。そういう擦り合わせ一切無しで、微妙な仕上がりになってももう化学反応として楽しもうって案も出たんですが、一応今回は完成度を優先して甘めに。なので『プランター…』『黙ってたよ…』のとこ、俺のフローを御二方なりになぞってるんですよ。SIXさんの発音潰して詰めた感じとか、ぺーたさんのギリオフビートになってないくらいの崩したリズムからのラスト巻き舌とか、ちょっといつもとニュアンスが違ってて新鮮じゃないですか? マニア的にはそんな楽しみ方もできるかなと。但し俺だけはリアルで録音可能だったタイミングの問題で完全に自分のノリで録ってます。失礼しました。

あと『俺はパプリカじゃなくてカラーピーマン』ってラインはこの企画の全容を練る段階で俺が案として出した例です。半ばネタだったんですがSIXさんがマジでこれで考え始めたので慌ててピンクドラゴンミリピードのラインに変えてもらいました。今思えば何か違ったんだろうか。結局こっちも普通に取り入れられてますし。SIXさんは知らない語彙を題に振られてもそれを自分になぞらえてボースティンに使うっていう技術が一般的なラッパーと比べ物にならないくらい秀でてます。知らない語彙を題に振られるラッパーはそうそう居ないっていう話はしてません。

 

曲自体は2月時点で形になってたんですが…さぁ動画、ってとこからさっぱり進まなくなりまして。つまり俺が止めてたって事ですね。失礼しました。その分って訳じゃないですけど、普通に聴く分には単なる掛け合いっぽくもあるverseの境での表現や立ち絵のバリエーション等力を入れた部分は多々有ります。ちょっと入れ過ぎたかも知れませんね。今の、なんというか、社会的な立場とかに省みると。まぁでも良かったです。そらもう僕の人生、主観でプレイしてる人生に於いてはやる事なす事全て貴重ですからね。

 

いっつも書いてますがここ周縁でエタってるのも含めて進行中の企画多分まだ3つとか4つとか有ったと思うんで、また、いずれ、ね。宜しくお付き合いくださると幸いです。

では

 

('A`) < ミラクルボイン像