('A`) < ちゃりーす
毒男です。
テイオーの長い休日、3話でした。普通に会話してたら背景からライバルのマネージャーがぬっと現れる演出がよかったです。観返してしまいました。「ノーカット一発でホールインワン決める」シーンも、やっぱ燃えますよね。ああいうの。スポーツが描いた筋書きの無いドラマを再現した文字通り「再現ドラマ」ではあるんだけど、燃えるもんは燃える。ドラマでも燃える。ドラマだからこそより燃える演出ができたりもする。フィクションのパワーですね。んでそれも丸ごとドラマの中の話。これはすごいですよ。「ノーカット一発でホールインワン決める」シーンは、実際はノーカット一発ではないショットで構成されてるんですからね。
単調?なラップを揶揄する言葉に「お経みたい」ってありますよね。でもお経って自分の思想や伝えたいことをプレゼンしてみんなの印象に残す為に敢えてリズム作ってループさせて、練りに練ってまとめた文章を乗せて、時には木魚やお鈴で作ったビートでグルーヴを補助して、更に派によっては節回しつけたり、踊らせたりしてる訳ですよ。
これラップですよね。表現手法としての。韻踏んでる時もあるし。なんで韻踏むって、これもグルーヴのためですよね。で、なんでグルーヴが要るかって印象に残すためですよ。韻自体のおもろさに取り憑かれて、グルーヴのための韻ってよりは韻のための韻、おもろい韻を踏むぞ〜のための韻もすっかりラップのメインな要素ではありますが、元々はそうだった、はずです。似た音響や特徴的な音階を繰り返すことで頭に刻まれる。それが音楽ってもんですよね。
しかもお経はそういった努力とファン(信者)の支持によって、ウン千年もの永きにわたって形を残し、世界中で聴かれて、なんなら一斉に歌われてる。クラシックですよ。つまり。バンガーです。
そんな曲ラップにあります? 「お経みたい〜」って他人様を貶す目的で使ってきたラッパーの何人がそんなヒット飛ばしてるんでしょうか。単調なお経っぽいフローの是非はそれはそれとして、もっとリスペクト持つべきだと思いますね。お経に。帰依しろとは言ってないですよ。
同じくラップを揶揄する言葉で「隣の部屋でママが寝てるのか?」みたいなのを何回か聴きます。これは録音や発声がまだ板についてなくてボソボソになりがちな初心者アマチュアが多いネットラップだからなのかも知れませんが、もし実際隣の部屋でママが寝てるのにラップやってたらそれはそれでリスペクトに値するガッツですよね。ボソボソの是非はそれはそれとして。こういう愚にもつかない、だからどうしたというような表現にだからどうしたというような冷や水ぶっかける思索をよくやります。楽しくてやってるんでしょうか。自分でもよくわかってないや
そうめん。
では
('A`) < ちょりーん