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毒男と百鬼夜行のようです15

 

('A`) < はいはい

 

毒男メーン

プリキュアは先週のあすか先輩に続きさんごちゃんが将来について考える話。この子はまだ卒業先なんですけどね。日常回や季節イベントのループを抜けて敵含め皆が今後を見据え、段々シリーズとしての終わりに向かってく感じがしてきました。

試しにチャレンジしてみた女優だかモデルだかのオーディションで緊張してるライバルにもメイクしてあげるさんごちゃん優しすぎてちょっと泣いてしまいました。そうです、最近疲れてます。一緒にオーディションに臨む筈だったローラの「あて所に尋ねあたりません」でも涙出るほど笑いました。身体が水を出したがってるんですかね。

さんごちゃんが性格面での裏方適正を再確認、先週のパイセンよろしく将来的な成功の機会を一旦蹴って今大切な仲間の元へ駆けつけヤラネーダ退治という流れでした。ヌメリー先生の「あっそ」が最高。ヌメリー先生に呆れられたいわね。因みに全員で変身バンクをこなすと「今日も元気だ!トロピカルージュ!プリキュア!」みたいな名乗り口上が聞けるんですが今回は成プリ(プリキュアに成る事)のタイミングがバラバラだった為多分無かったです。その代わり(?)ヤラネーダが「ヤラネーダ!」つってんのに対してまなつが「やらせねーだ!」って言ってました。

全体にはおーそうかそうか良かったなーって感じだったんですが、「さんごちゃんがメイクしてあげたけどオーディションには落ちたモブ」の描写なんだったんだ?とは思いましたね。後でそのモブ子達がまた出てくんのかなと思ったんですが。まぁそういう世界なんだよっていう事なんだろうか。

 

デジモンはまさかのクロックモン再登場。しかもピンチを助けられて改心するというまさかの展開。加えて博士ポジのデジモンが現れ改めて現実世界とデジタルワールドについての設定を改めて説明する振り返りというか回収みたいなエピソードでした。1話では訳の分からん敵だったクロックモンともちゃんとコミュニケーション取れるんだぞという。押しに弱くてしばしば損な役回りを買ってしまう宙のキャラが自発的に助けたい、争いを収めたいっていうベクトルに出力されてすげぇヒーローらしい振る舞いしてくれるとこが燃えますね。相変わらず偶に扱い酷いけど

ただ、クロックモンまでしっかり救済しといてじゃあ益々先週のシスタモン シエルに無理矢理付き合わされてメタルファントモンに吸収されたモブが放置されてるのは一体なんなんだ?と。あれ死神に吸われてんだから死?存在ごと抹消?ですよね。今後は普通に死描写も入れてくるのかと思ってたんですけどシスタモン シエルが特にイカレのサイコ女でアイツらだけが殺しの業を背負い続けるんですかね。別に人じゃないとかじゃないですからね。デジモン殺しも同罪というか、寧ろ人よりキュートな分重いまである。

確かにシエルって原案では暗殺者の設定なんですけど、今後仮に丁寧なやさしい世界展開が続いたとしてもこういう引っかかりがネチネチ痛んで俺もネチネチして楽しめなくなってしまうんだネチね。困ったもんネチ。まぁ先週の謎の幕引きと今週解禁された情報を合わせてあのシエル達を唐突に呑み込んだ穴もそう時間を待たずして再度触れられると思いますので、そん時どこまで言及、若しくは表現がされるかですね。今んとこシエルは嫌いです。幸せなモブを視る為にアニメとかを視てるので

ポイントで見てくとこんだけホログラムが発達した世界でも紙の本の図書館がそこそこデカい規模で残ってて、しかもデジモン達が人間の研究の為に利用してるっていう世界観が面白いと思いました。あと門限に厳しい寮長がかわいかったです。寮長をビビらせたくて仕方ないジェリーモンもかわいい。

 

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絵巻はこんな感じ。マスクやハンバーガーで時代性を担保しています。中央から右にかけて描かれてる鳥の頭と入れ歯のお化けは小さい頃から何となく組み合わせで描いてきた個人的にお気に入りのセットアップです。琵琶の妖怪と琴の妖怪、みたいな。

 

今日はもう一つトピックが有りまして

 

https://nico.ms/sm39704713?ref=other_cap_off

 

僕がSIXさん達と作ってきた曲をパロディ?オマージュ?してくれた動画を見つけたのでご紹介。ひとりぼっちサイファーさんという、今年からニコラップタグで活動されてる方です。日刊SIXよりemojirap infinity、ワールド先生との共作である証人喚問、予定調和と、つまりM.C.Z、ぺーた、SIX連名の作品から複数の引用を踏まえつつ一致率の高い押韻が光る渋いラップですね。トラックは勿論ワールド先生。既にSIXさんが粗方食い尽くしている「ショウニンカンモン」も果敢に踏んでいます。すごい。逆にもう行くとしたらSIXさんかなっていう境地なんで。

この方、アニメけものフレンズ2に端を発する目も当てられない大炎上の爆心地を担ったニコニコ動画が嫌いで、聴いてもらったら分かるんですが僕達(というか実質アップロードしてるの僕なんで的としては僕)に対しても「ラップするにしてもニコニコ動画じゃなくてよくね!?」ってスタンスで来はったんですよ。多分。という事は俺がエミネムのインストで愚痴ったやつとか聴かれてるんですかね。気が気ではないですけども。未だにアレがM.C.Z単品作の再生数トップなの忸怩たるアレ

 

そこで改めて「確かに俺なんでニコニコ動画なんだろうなー」と考えてみました。変ですよね。今日日ネットを使ってラップするにしても所謂「ネットラップ」をやるにしてもニコニコ動画のみに固執するのって決して賢明ではない。俺は「ようつべにMV上げてるアーティストこそニコニコにも上げてくれたっていいのに」って思ってますが、動画を投稿して沢山の方に視聴して貰う、そしてマーケティングに繋げたり、或いは動画自体で収益を得るという点で今やユーザーの量も(母数が多い、幅が広いという意味では質も)転がってるチャンスのデカさもニコ動とは比ぶべくもないレベルで肥大化してしまったYouTuブンブンを筆頭に考える事は当然も当然というか、義務教育さえブッチしているゆたぼんでも分かってる事ですよね。

じゃあなんでニコニコ動画なのか。

先ず、一つはそもそもニコラップがやりてぇんじゃって事ですよね。ニコニコ動画の前に、ニコラップ。まぁでもその延長線を辿ってくとやっぱりニコニコ動画なんですが。YouTubeやサンクラに先んじて?ニコニコ動画がプラットフォームとして隆盛していたあの頃にくらった記憶。残り火が風前でチラチラしてるのを眺めていたい、当時のラップもオタクコンテンツも中途半端に好きで、どうしようかなー何か無いかなーとフラフラしていた俺を唯一口を開けて待っていてくれた、ニコラップというジャンルと心中してやるよという。ノスタルジー。懐古主義。今ニコニコで活動してる人ってどんなジャンルであれ結構、結局、そこなんじゃないですかね。しがらみ。情。愛着。そして少なからず人生狂わされた憎しみ。誰かYOASOBIさんとAdoさんに聞いといてください。あとはなんだろう、権利の云々とか検索が馴染むとか?

そういった圧倒的な思い入れを前提として、ですよ。2021にあってそういった愛憎に囚われてニコラップタグに辿り着き剰え生活の一部にめり込ませている少数且つ一定のスキモノ共の需要を見込んで、更に消極的な言い方をすれば此処なら仮にスベっても顰蹙買ってもそんな痛手にはならないだろう、という打算の下引き籠もってる節は有るかも知れませんね。承認欲求の妥協点。趣味ですから…の一線。実際誘われたMRがYouTubeに上がった時なんかわらわら如何にもHIPHOPヘッズっぽい(つまりそんなゴリゴリのヘッズではないであろう)アカウントが集まってきてバカ叩かれたとか有ったんでね。真面目にやれとか。うっせばーか。ばーか。

まぁ他のプラットフォーム使ってれば、昔聴いてた層も含めてアマチュア感だったりフリーにしてはハイクオリティだったりオタクネタだったりニコラップ(ネットラップ)的サムシングを求めてる人や場と新規に巡り逢える事もあんのかな〜とも思います。魂音泉の転載が本家のより先にバズってたり、『Amazing!!』のFUNKY鬚HANKのverseがまとめ動画みたいなんで紹介されてYouTubeの多分やっぱり転載がミリオン達成したりを見てるとね。特に共作シリーズに関しては、近年のニコラップにしてはそこそこの伸びが出てますし。ニッチな韻好きに刺さる形はしてますから。釣り針は確りしてる。漁場も割と豊か。リスナー側のディグ力の低さを責める文脈でブログでも散々書いてきましたがSIXさんやぺーたさんのヤバさが評価されないのは(人類側の)損失ですし、ぶっちゃけその辺のちゃんとしたラッパーによる韻硬いでっしゃろーアンセムを蹴散らして何処かの貴方に響かすだけの威力は十分、秘めてるんじゃないかなとは自負してます。あんま言わない方が良い。果たしてそれが儲かるかは……儲かる?

 

 

じゃあニコラップのまま売れて〜〜〜〜〜になっちゃいますね。

売れるもんなら。宝くじつーか捨てられた馬券を拾うようなもんですけど。は〜〜〜ニコラップのまま売れて〜〜〜〜〜

 

っていうマインドにこの曲がさせてくれました。100パー意図には沿ってないですけど。申し訳ねぇ。こうやって側から見たら何のアクションもせずにただ趣味を言い訳にして死んでいくのかなー、と最近は思っています。どうしようかね。うーん。イラストか動画か、もっと専門的にやれてたら…ってのもありますし。家族や仲間の「アンタ絵下手やからね」とか「才能無いよ」とか「バイトしないで」とか全無視できてたらね。あー

という訳で(?)、曲と動画は素晴らしいです。こんだけやってもらえると感動も一入。個人的には高速カットイン再現が熱い。ひとりぼっちサイファーさんありがとうございました。

 

https://nico.ms/sm36779894?ref=other_cap_off

 

フォローしてくれた作品繋がりでこっちもどうぞ。ネタにされるってこう、不思議な感動が有りますね。

 

てなとこで。30分で結論は出ないよ!アニメじゃないんだから!

 

('A`) < 逃げの一手に終始した証人喚問…