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毒男が『#RBB3rd』とネットラップを巡る旅のようてす 前編

 

('A`) < さらば、7×まとめ

 

毒男です。

更新遅れて申し訳ないです。アホみたいというか、アホの文量になっちゃって。その分熱と愛を込めました。粗熱と偏愛。

 

先ずは日記。小学生の頃から重宝していたSSまとめサイトの消滅に気付き、2021年ワーストの出来事が確定しました。あと11ヶ月弱残ってますが、確定です。ろくな挨拶も出来ずじまいで家族や親友を喪う辛さを久々に味わっています。

気付いたのは3日だったんですが(サイト消滅自体は恐らく去年)上手く言語に起こせなくて、先週、先々週のブログには書けてませんでした。でも時間をかけて呑み込んで、簡単な言葉で充分だったんだなと、今はそういう気持ちです。

7×まとめ、本当にありがとう。お世話になりました。

 

という訳でね、今週は7×を悼んでヘビロテしてたSSでも紹介しようかなと思ったんですがなんせ8割エロいのでまぁもうちょっと消化してから機会が有れば、くらいに留めときます。一つエロくないやつ共有しとくとスレタイ

 

(´・ω■`)ピピピッ……「戦闘力たったの5か…ゴミめ!」

 

から産まれた一連のシリーズはオヌヌメです。恐らくわりかし有名なので知ってたらすいません。SSって地の文が少ないシステムに慣れさえすれば小説より遥かに簡潔でテンポ良くスッと読めちゃうので、ラノベ漁って当たり外れ引くより効率よくオタクに訴求する萌えとかエロとか脳の汁なるものを摂取できる、という持論。じっくりラノベ選ぶのもそれはそれで格別なんですが

 

プリキュアはまた一段ギアが上がりましたね。クライマックスに向けてこう、山をグッと登っていくこの辺のエピソード、好きなんですよ。ヘタしいクライマックスより力入る。

前回キングの座に就いたグアイワルが大工姿でなんか建ててるっていう高度なギャグ。「自分の城を築くって物理的にかよ!」的な。あとは変身が解ける度にちゆちーの肩出しコーデにたすかるとか、特にピンクの病弱設定を重く用いて魔法少女業と社会生活とのバランスの不安定さを描く今期プリキュアらしい「敵と戦っていたらとっぷり暮れてしまい、めちゃくちゃ心配されて説教をくらう」という、或る意味リアルなシーン(まぁもっとリアル寄りなら警察呼べやなんですけどね。この世界の警察組織、モンスターとプリキュアの所為で相対的に頼りにならなそう。災難)では、捜索に出た結果、入れ違う形でのどかより遅い帰宅になったのどかママの「こんな時間だしちゃちゃっと焼きそばで」にすかさずパパが「じゃあ僕はスープを」とフォローする采配が光ってたとか細かいポイントはそんなとこです。焼きそばにスープ。道民かな

ラストではのどかとのCP…というには余りに爛れた因縁で推されるダルイゼンがピンチに陥り、かつて自身を産み出したのどかの身体に匿わせてくれと懇願。分かってたはずが駄目な計画が殆ど本能で拒絶されると「『自分だけ良ければそれで良いのか』ってお前言ったよな?」と糾弾。うーん、DV元カレ

ストレートにライバルであれ、まずい仲であれ、関係性が出来てる敵キャラって味方に寝返る、所謂「光堕ち」のフラグと隣り合わせじゃないですか。でもダルイゼンくんに関してはちょっとヘイト積立て過ぎてひゃっぺん光堕ちても修復できんくないかと。立場が悪役を脱したところでクズはクズというか。

今期はピンク青黄色揃ってからの4人目も素直に味方陣営から出たんで捻ってきそうな予感もします。ダルイゼンから助け求めてる時点でね。もうちょいマイルドな、同情の余地が残ってる付き合いしてたらのどかは手を払い除けるどころか恐らく進んで救いにいく→ダルイゼン「あれだけの仕打ちを働いた俺に…(キュン)」パターンを辿ってたんちゃうかな

 

軽いアイドリングの筈が完全にエンジンかかっちゃいましたがバイクだけに?ブンブン!こっからは暫し前口上が続きます。

本日はニコラップ隆盛期に彗星の如く現れ、綺羅星の如く輝き、実質の休止期間中も尚巨星の如く存在感を示し、ここ数年は局地的はカムバックでオーディエンスを沸かせている伝説のスター軍団、『RainyBlueBell』の3rdアルバム『THREE STARS』収録曲

 

『I LOVE NETRAP』

 

についての感想と考察

です。

 

f:id:fromDQOz:20210125003807p:image

 

イラストは過去作より

RainyBlueBell、通称RBBについてはニコニコ大百科に詳しいです。ちゃんと項目が有るんですよ。

 

https://dic.nicovideo.jp/t/a/rainybluebell

 

なんなら「RBBニコカラ動画リンク」が存在しますからね。

一応此処でもサラッと触れておくと

 

RBBと同時代にブイブイ言わせたidealニコラッパーytrが首魁を務め、共にキャリアを重ねた10年選手をズラリと揃えた界隈のドリームレーベルSIXTH SENSE RECORDS所属、鼓膜を捉えて離さない特徴的なダミ声でデリバリされる歯切れ良いリリックと押韻重視のハードなスタイルが持ち味の雨天決行

 

ONE PIECE』の作者、尾田栄一郎氏がハマっているアーティストに挙げる等メジャーなメディアでも露出激増、新曲のMVはミリオン連発、中毒性の高いハイトーンボイスとフリーキー&テクニカルなラップのマリアージュで魅せるAO、又の名をトップハムハット狂

 

歌ってみたから颯爽と駆け上ったインターネットヒーロー、歌モノからガチガチのラップまでスキルフルにこなし英語を散らしたリリックにも定評(本職教員らしいです)、近年は大型MRを始めとする客演、カバー曲集発表、そしてRBBでのアクションと徐々に降臨頻度を上げその度に話題を攫っていく、人気実力共に掛け値なしのネットラップトップランカー「先生」ことill.bell

 

によるユニットです。

メンバーそれぞれに、長期に渡ってRBBの動画イラストを担当していた神絵師、路地子氏のデザインになるきゃいらしい少女のキャラクターがアバター的に当てがわれてまして、RBBの楽曲のジャケットはそのビジュアルをベースに描かれる場合が多いです。上のも同じく。

もう、スキルは前提としてMCとしてのキャラクターがミリキ半端ない訳ですよ。華。当事勢いのあったニコ動同人創作界隈、ネットラップ流入勢と新規勢、ゴリゴリHIPHOPとバキバキオタクが入り混じり実力派異能者が群れをなしていた頃のニコラップにあっても間違いなくトップタレントの一角でした。

ぼくらのKICK THE CAN CREWですよね。彼等の曲にくらって、彼等のスキルに痺れて、彼等の活躍に憧れて、彼等が結集しback again(祝ミリオン)すれば取り敢えずブチ上がるしかねぇという。

 

三人での初コラボは2008年で、14曲入りの1stフルアルバムが2009年、15曲入り2ndが2012年にdropされています(どちらもニコ動やようつべで検索かければフルで視聴可能。但し公式での音源配布は終了)。ニコニコ超パーティー出演、つまりあの幕張メッセに立ってパフォーマンスしたのも2012年。また翌年には、シーン黎明より安定した音楽性とトリッキーなスキル、オタク要素を押し出した楽曲で注目を集め、ニコラップでは紛う事なき主人公→覇者としてメジャーデビューも果たした界隈の盟主らっぷびとの個人レーベルRapstar Entertainment主催のインターネット周りに特化したライブフェス、ネットラップの祭典『World Wide Words』が初回(WWW2013)を迎え、RBBはday(昼の部)に参加しています。

イベントの前後に刻まれたメガトンパンチライン

 

“嘘みたいだろ 幕張Messe”

https://nico.ms/sm22446997?ref=other_cap_off

(RBBが自身のドラマティックな足跡を振り返った『 Re;Re;Refrain』の先生verseより)

 

→“Guess Who's Back 超パリストラ組”

https://nico.ms/sm21545137?ref=other_cap_off

(RBBと共に幕張メッセに立ったytrがWWWに寄せて制作され、以降毎年恒例となっていく演者によるMRシリーズ『WE ARE THE W.W.W』で放った強烈な一節)

 

の捻れた時系列が完成しますね。ここら辺以降各々の活動やリアルとの兼ね合いもあってか、ペースは若干落ち着き気味に。

元々ベル先生はピンでアクションを起こす事自体レアって期間がちょい長くて、オタクカルチャー成分とHIPHOP要素を掛け合わせた所謂AB-BOY系を代表するマッシュアップイカー兼ネットラップのフィールドでは一流のTMでありMCでもあるorz=3 a.k.a. 9zo0 a.k.a. orz総長 a.k.a. Qujorre氏(表記揺れ)による『秒速5センチメートル』の楽曲『想い出は遠くの日々』のアレンジに更にラップを乗せた『the way we were』

 

https://nico.ms/sm10176114?ref=other_cap_off

 

の投稿(2010年)を以てソロ活動には一旦の区切りをつけてらっしゃるんですよね(ニコ動上で確認可能な分では2013年に『けつばん』で解禁)。音源自体は先生の1stアルバム『bellz monologue』が初出。

 

https://nico.ms/sm9393039?ref=other_cap_off

 

同年に発売されたネットラップ発のコンセプトアルバム、ニコラップではらっぷびとへの提供楽曲を筆頭とするウルトラポップサウンドとしっとり聴かせる美麗なピアノをスペシャリテに提げCoro名義での東方projectの楽曲アレンジでも知られるK's(kokorobeats、ココロビーツさんですね)と北海道は札幌に腰を据えつつ全国のシーンに太いかしたビートやMV制作で携わるJazadocumentという現在でもアンダーオーバーメジャーローカルを股にかけ活躍著しいトラックメイカー/プロデューサー2名が交互にビートを書き、ネット周りから多彩なラッパー陣がfeat.する『NET WORKS vol.1(vol.2は???)』には雨天決行×AOの組み合わせ、RainyBlue名義での楽曲『サヨナラノベル』が収録されたりしました。残念ながら廃盤状態なので未所持の民はXFDで面影を偲びましょう

 

https://youtu.be/lqmXFN4oSB8

 

これ公式なんですかね。一応#ORGMENTのオンラインショップで導線引かれてたんで信用したんですが(オリガミエンターテイメント。らっぷびと、K's、2人と同じく初期ネットラップからのサバイバーでバイブスとユーモアを活かしきるタイトなラップを武器に今や一大ブームとなっているフリースタイルバトルやインドネシア発祥のダンスミュージック「Funkot」等多岐に渡るジャンルで爪痕を残し力強くドメインを切り拓くネットラップの織田信長『抹 a.k.a. ナンブヒトシ』が中核となって2013年に設立されたレーベル)。ワンチャン賭けて再販希望しとくのも一興かも知れません。偶に通知届いてびっくりします

 

http://orgment.cart.fc2.com/ca7/58/

 

“I remember”というフレーズを繰り返すhook、四季の情景を描写しつつ時の経過を綴る掛け合いパートが耳に残るナンバーで、RBBとしての日々とこれからの未来を言祝ぐ内容。同名義でのデモEP『R.B.D』収録作でもあります。激レアだそうな。

時を戻しまして『WE ARE THE W.W.W2014』ではトップハムハット狂の『雨はあがり心晴れる リフレインで鐘を鳴らそう』とのラインからLet's勘繰りコミュニケーションしちゃうリスナーも。

 

https://nico.ms/sm24188119?ref=other_cap_off

 

根強い待望論が渦巻く中で僕の狭い見識で遡る限りでは、これまた往時のニコラップ・歌ってみたでアイドル的人気を博しムーブメントを築いたタイツォンとアリレムの天下獲りタッグALTOLITSが発足直後の、

先述のytrとスロットジャンキーという共通項を持つ関西の雄、司芭扶が回胴遊戯をテーマに激熱のラップを繰り広げる2MCクルーにして2021年1月現在YouTube登録者23万人を抱えるパチスロ系動画チャンネルSEVEN'S TVの構成員でもある東西回胴連、

トップハムハット狂がエレクトロスウィング巧者DYES IWASAKIの織りなす時にポップ、時にダーク、時に暖かく時に激しいサウンドを縦横無尽にのたうち回りキレッキレのキラーチューンを量産する異形の二人組、3年間の休息を挟み昨年、互いの道が交わるかのように旅を再開したFAKE TYPE.

とのスリーマンライブRE:TLIVEでシークレットゲストとして先生が顕現し電撃復活を果たしたのが2015年。こんだけ情報並べるとまるでラッパーライブラリだなぁ(私はかのE.P.をこそ全国流通キボンヌです)

勢いそのまま(?)渾身の2nd『教育現場』を提げて祭典にも2年ぶりにカムバック。

 

https://nico.ms/sm26857499?ref=other_cap_off

 

合わせてbellz monologueのリマスタリング版が再販されましたが、此方も目ぼしいショップの在庫は尽きてますね。ちなこの年の11月に上がったバリバリのメジャー昇格組歌い手れをるとの共作『脳内革命ガール』歌ってみたはnicoで300万再生、つべで800万再生を記録しています。ぐうレジェンド

 

https://nico.ms/sm27643036?ref=other_cap_off

 

2016年にはytrの1stアルバム『夢現狂詩曲』が一曲『虜』でytr×ALTOLITS×RBBというクラスタからしたらクレジット視認した時点で卒倒モンのモンスターが爆誕

 

https://nico.ms/sm29406110?ref=other_cap_off

 

2017年の雨天決行1stアルバム『栄華之夢』では『YABEE PARTY』、2018年トップハムハット狂1stアルバム『BLUE NOTE -青脳音-』では『Do it right』にて、仲間達のリリースラッシュに華を添えました。

 

https://sp.ch.nicovideo.jp/ameten/blomaga/ar1093768

 

https://www.tophamhatkyo.com/

 

『Do』のトリを飾るハム狂verseのラストでは他二名の1stのタイトルで華麗に踏んだ後“大変長らくお待たせしました Listen! 100% これが『BLUE NOTE』”で〆というキメっぷり。因みに『bellz monologue』は(もしかしたらボーナストラックのサビを除いて)ほぼオールソロですが『教育現場』では『私立ネップ高校3年2組』でRBBメンバーに先述のタイツォン、アリレム、ytr、司芭扶、らっぷびとに抹まで含むアベンジャーズ布陣が高校生なりきりに興じる、先生曰く「学級崩壊」な奇跡のマイクリレーが聴けます。このブログをここまで読んでる酔狂を極めし読者にはハム狂の小粋なセルフサンプリングにニンマリできる筈。

 

ライブでも2017年夏にSIXTH SENSE RECORDSプレゼンツ第六感紀行、2019年夏にK's率いる東方アレンジ中心の同人サークル魂音泉10周年記念ツアー#TOSX、2019年冬に歌い手メインのイベントnana語り×OTO語りetc(記憶漏れ保険)と露出をぐんと増やし、OTO語りの3ヶ月前にはTINY PLANETS(K's & AO)が2018年に手掛けた2ndアルバム『VENUS』から『STAR BURST』のMVがニコつべに投下され動画でも凱旋。

 

https://nico.ms/sm35704121?ref=other_cap_off

 

コメントのホーム具合よ

コロナ禍に揺れた2020年5月には『Shigure』が投稿され、ハム狂が四季になぞらえて紡ぐEP(この企画や『青脳音』の『Next Season』で反則級のメロディサンプリングがヘッズの号泣を誘った例のラインが『サヨナラノベル』に重なって時の流れにグッとくるんだこれが)の第三弾『Watery Autumoon』での『かくれんぼ』を経て、今回の3rdアルバムと。

 

 

はい、

 

えっと、RBBについてサラッと触れてきましたね。サラッと。いちリスナー目線で薄く歴史を拾ってみました。拾っただけで数千字かかる燃費の悪さ。然しこうして羅列してみると意外とコンスタントに公式からの供給ありますね。体感すっごい長く全裸待機してた記憶になってます。まぁ人気故ですかね。結構な頻度で「RBB帰ってこないかな〜」→「いやいやないでしょ」つってたし、印象がね。あの頃はまさか3rdがくるとは…

 

ではいよいよ、漸く、遂に『I LOVE NETRAP』について。3rdのintroから数えて3曲目です。

 

本アルバムは毎週末一曲ずつ個別にMVが上がるウィークリーリリース形式で発表されてまして、I LOVE NETRAP略してILNの公開は1/16。1週間以上前なんですね。因みについ先程、毒の効いた際どい内容で一旦伏せられていたトラック04が再投稿された所です。

この微妙なタイムラグについては第一に

 

長ったらしく語った割にそこまで熱狂的なファンではないんですよね。私

 

というのも、RBBともなるとほんまガチで入れ込んでる方々、3rd発表された瞬間TLで悶えてた方とか激情を持て余して鼻しゃくりあげながら通話かけてきた子とかいて、そういう人らと違って僕は捻くれきって寧ろ真っ正面の、今時珍しいくらい直情な逆張りキッズなので、RBB?はいはい強い強いみたいな、参りましたみたいな(参っとんのかい)、曲がりなりプレイヤーとしてもね、どうせRBBと比べ俺らはパンの耳ですよと、卑屈な態度でチラッチラッしてる訳です。これはもう、性。サガの問題。

加えて今んとこ公開がYouTube(トップハムハット狂のチャンネル)のみなんですよ。ご存じの通り僕は何処で間違えたか筋金入りのニコラップラバーなので、実は「RBBの新譜!?ふおおおおお…お、お…ぉ…俺はニコ動に上がるまでは聴くまいっ!ニコ動に上がらない場合はもう知らん!」という心意気で禁RBBを決め込んでまして、現にI LOVE NETRAP以外は一音節、一ブレスたりとも聴いてません。なんならShigureもまだ聴けてないんですが

 

03が兎に角やばい

 

兎にも角にもやばいと周囲のレコメンドを受け、タイトルに惹かれたのもあって、辛抱堪らず2日前くらいに聴いちゃったんですよ。

案の定というか、ふおぉってなって。そりゃなりますよ。内容熱い!あっあっサンプリング!ここも!と。で、いてもたってもいらんなくなって、折角だしブログにお気持ち残しとくかと(結局迎合しちゃう辺り愛嬌ありますよね)

 

調べてみたらなんと先駆者がおらっしゃるじゃないですか

 

https://note.com/shukegame/n/n793328840e31

 

現時点で余談とノイズ塗れの雑記より遥かにシンプルに分かり易く纏まってて先生のTwitterでも紹介されてるし、つーかライナーノーツ準備してるらしいので正統に楽しみたければそっちを読みましょう。

因みにこのブログは本人には届かないで欲しいです。限界なので。承認欲求よか自己満足寄りなので。推し⇄オタク間の認知の、ね、あるじゃん。

僕は先述の通りいくないプライドを拗らせてまして、僕自身をやる事やってないしやりたい事もやれてないのに高望みな嫉妬だけは一丁前という意味では埃もとい誇り高い人間だと評価してるんですが、そういうのをもう全部書いちゃうという点で相対的に矜恃に欠けてるようでして。言わずもがな御三方と距離が近い訳でもないベーシック底辺のアンダー500軍根性を晒したまま、別段抵抗無くこういった話題にも手を出せます。やったね。

 

現在進行形のアルバムから1曲のみ取り出して論う試みについては、おいおいアルバムは一枚で作品だろ!!!introからoutroまで通してなんぼだろ!!!!!というお叱りも幻聴されますが

 

まぁ

それはもう

いいじゃないですか。

そもそも週刊で1トラックずつリリースするっていうRBB側の発表の手法が、普通のアルバムじゃ有り得ないすからね。お気に入りのアーティストのアルバムを入手して、手元に置いて、常に再生できる状態で、自主的に週1曲のペースで頭から聴く事あります?

この「また来週〜!」システムにはネット上で(多くの場合アマチュアによって)展開されるラップミュージック=ネットラップぽい、更に言えばニコラップっぽいノリをこじつけられます。音源そのもの、動画そのものが単発の完結した作品として受容される風土。ボカロ曲、歌ってみたと通底してる部分です。

まぁ、そうでなくたって一貫したコンセプトを守ってる、曲と曲の繋がりにちゃんと意味を持たせてる、ストーリー立てできてる、通して聴いて初めて真に味が沁みる盤…なんて、ねぇ。今日日なかなかお目にかかれませんから。俺の浅く狭いディグ力では尚更。

「アルバム」という型の意義が問い直されて久しいですよね。後乗せサクサク!デラックス版上等!捨て曲持ってけドロボー!実質シングル集だしどれかバズれば儲けもんだ!みたいなんが大抵じゃないです? 聴く方も聴く方でプレイヤーに落とすかストリーミングでシャッフルでしょ。まさかの選曲でぶちあがって。その後の選曲でずっこけてね。

てかそっちが先か。聴き方が手軽になって、作り方もそれに合わせて手軽になってったのかな。

 

ネットラップぽいといえば、一般に世のMV=ミュージックビデオ=プロモーションビデオであって、概要欄を開けばアルバムの販売サイト、各種サービスへのリンクや近々のリリースライブ情報が載ってる訳ですが、現状#RBB3rdでそのムーブは見られません。Twitterとようつべのチャンネルは貼ってあるんでフォロワー増加に伴う利潤は発生し得るでしょうが基本はフリーにダウンしてロードしてどうぞってなもんで。

収まるべき形に収まってるんでしょうが、もっとメンバーが商売し易い立場、時世であればなぁと愚にもつかない妄想を働かせつつ、やっぱタダで聴けちゃうってのは如何とも定義し難い、具体的にはただでさえ愛着を持って居ついてる層の絶対数が少ないのに大真面目に定義しようって人間が輪をかけて不足している「ネットラップ」というジャンル?畑?に於いて分かり易く大きい特徴、にして強みにしてネックな気がします。まだ1行も触れてなくて書いてる自分でも衝撃なんですが本題の『I LOVE NETRAP』から拝借すれば“あなどれません “Free”100%”ですよ。ネットラップなんて語彙に擦りもしないアーティストの手によるフリーダウンロードの音源なんぼほどあるねんって話なんで、フリー=ネットラップではないにしても。ネットラップ=フリー、はあるでしょ。善かれ悪しかれ。

必然、注意すべきなのが「タダだからクオリティは察してね!」「金取ってる訳じゃないし好きにやらしてね!」「労力かけてんだぞ対価発生するに決まってるだろ!」と「タダでこんなヤベェ曲聴けんのかよ!」「金払わせろ!」「えー対価取んの?」のバランスです。ラップミュージック、というか音楽の裾野が広がり、ハードソフト両面での環境の発展もあってズブの素人がスマホ一台でプロも真っ青の才能やクオリティを提示し、ともすれば稼ぎに繋げてしまえる時代に入ってからは殊更、クリエイター、消費者共にセンシティブな対応が要求されるケースは少なくない筈なんですが、大概欠けてますよね。みんな。ビジネスにしても友達付き合いにしてもフランクと言えば聞こえは良いものの、要するに雑なネットネットしいコミュニケーションの延長線上でクルー組んでも長続きせんとかマイクリレーが予定通りいかなくて企画倒れとかトラックの売買が値段設定だの払う払わないだので揉めるとかイベント運営がやたらトラブるとか祭典でさえギャラがどうのみたいな波風が絶えn過言でした。これはもう各個の人間性の問題ですもんね。結局あんたがワックでしょっていうアレなんで。ネップに限りませんが。ネットラップをネップって略すのダサいですか?うるせえ

 

そもネットってのは手軽に無料の(少なくとも目に見えて金が動いている様を確認し辛い)サービスをやり取りさせたら人類史上最強のツールでしてすーぐ話が散らかる

まぁ仕方ないですよね。仕方ないんです。私含め神様じゃないんだから。どーせ趣味半分だし。クソデカ主語問題を回避する唯一の手段は主語を表記しない事だ

 

重ねて申し上げますが何時もの冗長度合、脱線具合が児戯に映るレベルの迷走、寧ろ俺が走った跡が道にならぁみたいな舐め腐った心意気でFLICK THE 文章してますので、親愛なる読者様におかれましては計画的な斜め読みを心掛けてくださいませ。斜に構えて書いたもんは斜め読みして丁度です。妄言を浮かんだ順に並べてるだけなんで。それこそ「Free」ですからね。このブログ。

 

ひと笑い取った所で本筋に返りまして、さっそく…文面だけでも早速、聴いていきましょう。

 

https://youtu.be/4FYN2MNkgZk

 

 

 

 

 

いやジャケット担当コトヤマ先生ですやん。

 

『だがしかし』の人ですやん。かなんわぁ。

なんとコトヤマさん、ネットラップ割とガッツリ好きらしいです。以前「ビール飲みながらふと聴きたくなったニコラップが消えてたりするのが〜」とか呟いてて衝撃でした。

 

んで曲。

シンプルにええ。

シンプルにええよ。DJタイムでかかったら飛沫撒き散らしながらhook合唱全被せしたいですよね。ネットラップヘッズ効抜のクラブバンガーに育ちそう。ネットラップヘッズってまだ居るの?

いよいよ君達、そして読者様との約束の地、曲中から掘り起こせたサンプリングや熱いリリックをねっとり舐め回すパートへと筆を運びたい所なんですが

 

此処までで既に1万字オーバー、全体が2万字に達しそうな勢いで項目が膨らんでしまい文量がちゃんちゃらおかしいので、内容についての詳しいあれこれは次回に持ち越したいと思います。

 

 

 

まった来週〜〜〜〜〜!

 

 

 

('A`) < 後半へ 続く